「読書をしているけどなんだか頭に入らない」
「昨日読んだ本の内容が忘れている」
このような経験は誰しもあると思います。せっかく読書したのに頭に入らないのはもったいないですよね。
この記事では年間300冊以上本を読む読書家であるS.Tさん監修のもと、読書しているのに頭に入らない原因、効率よく読書をする方法を解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 読書しても頭に入らない原因
- 読書した内容を頭に入れる方法
- 効率よく読書をするために読むべき本
【監修者】S.T
年間300冊以上本を読む読書家。
得意ジャンルはビジネス・文学・歴史。
暇なときはKindle Unlimitedで本を読み漁っている。
おすすめ本は「バビロン大富豪の教え」
【経歴・実績】
2016年 京都大学 理学部卒
2016~年 大手化学メーカーに就職・勤務
2021~年 趣味の読書を中心にWebメディアにて情報発信
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
読書しても頭に入らない原因
なぜ読書をしても頭に入らないのでしょうか。また頭に入る時もあれば入らない時もあるなど波がある人もいますよね。
ここでは読書をしても頭に入らない原因をご紹介します。頭が入らないのにはちゃんと理由があるので、これをしっかりと理解することで、読書をした時にちゃんと頭に入るようになっていきます。いくつか原因はありますが、
- 何のために読んでいるのか明確じゃない
- 脳が起きていない
- アウトプットしていない
この3つが原因の可能性が高いです。
何のために読んでいるのか明確じゃない
まず読書をする時に何のために読んでいるのか明確でないと頭に入りにくくなります。
人は目的がしっかりとしていないと、物事に集中しにくくなるという特徴があります。
例えば勉強をする時でも、「勉強をしよう」 という漠然な考え方よりも、「数学を勉強しよう」「数学の中でも因数分解を勉強しよう」と明確にしたほうが、何をやるべきかがはっきりとします。
一方勉強をしようというだけであれば、一体何の勉強すればいいのか分からない状態になってしまいます。
このように目的を明確化することはとても大切です。
本を読むときでも、「読書をしよう」という漠然な目的ではなく、「面白いところを探そう」「 仕事に役立つところを探す
」といったように目的をしっかりと見つけましょう。
脳が起きていない
続いて脳が起きていないという状況です。
脳が起きていないというのは寝起きというわけではなく、脳が働くエネルギーを活用できていない、もしくはエネルギー自体がないという状態です。
脳が働くにはブドウ糖やビタミン、カフェインといった栄養素や成分が効果的です。
これらの栄養素が欠如していると、頭がぼーっとしてしまい、記憶力が悪くなったり、情報を整理する能力が落ちてしまいます。
あとは単純に睡眠不足でも脳の効率が低下するので、睡眠の質が悪いなども脳が起きていない理由の一つになります。
アウトプットしていない
三つ目がアウトプットをしていないということです。
本を読んだだけではほとんどの人が頭に入りません。
うまく本を読んで頭に入れている人は必ずアウトプットをしています。
人が成長していくにはこのアウトプットが欠かせません。そしてこれは読書に限った話ではありません。
スポーツでも 新しく得た知識を実際に実践することで強くなっていきますよね。
家でプロのプレーを見ているだけで、自動的に上手くなるということはありえません。
読書も同じで本を読んだだけでは、その場では理解したつもりでも、実際に行動に移して行わないと身につく可能性は低いでしょう。
読書した内容を頭に入れる方法
ではどうすれば読書した内容を頭に入れることができるのでしょうか。頭に入れるためにはいくつかありますが、
- アウトプット前提で読む
- 重要なところだけ読む
- 線を引きながら読む
まずはこの3つを押さえておきましょう。
アウトプット前提で読む
まずはアウトプット前提で読むということです。
頭に入らない原因でもお伝えしましたが、アウトプットをしないことには頭に入りません。
これは読書だけでなく、どんなことにでも当てはまります。
例えば料理でも料理の本を読んだだけで料理が上手くなる事はありません。実際に料理をして上手くなっていきますよね。そして同じ料理を何回もやることで、頭に染み付いて行きます。
これは読書でも同じで、本で学んだことを実際に仕事や勉強などで活かすことで、少しずつ覚えていきます。容量の良し悪しはありますが、誰でも最初から頭に入るということはありません。
そしてアウトプットを前提で本を読む場合は、誰かに教えたり、ブログに書いて発信するといった方法がおすすめです。もしくは Twitter で発信するというのも一つの手ですね。
誰かに伝えるためにはしっかりと本の内容を理解していないといけません。
発信する際は間違ったことを言うと恥ずかしさを感じる場合があるので、本を読むモチベーションが高まります。
重要なところだけ読む
続いて重要なところだけ読むということです。
ほとんどの方は200ページ、300ページと結構な今日がありますよね。しかしそのうち重要な内容が書いてあるページは、実際には1割から2割程度だと思います。
最初は難しいですが、読書を重ねていくと重要なポイントというのが見えてきます。
自分が必要でないと感じる部分は思い切って飛ばすようにしましょう。
必要だと思うところをピンポイントで読むことで、頭に入りやすくなります。
全ての内容を取り入れないようにすることはとても大切です。まずは目次を見て、必要そうな所にチェックを入れて、チェックを入れたところから読むようにしましょう。
線を引きながら読む
3つ目が線を引きながら読むということです。線を引かない方が良いという情報も聞いたことがあるかもしれませんが、絶対に線を引きながら読んだ方が頭に入ります。
ただしただただ線を引けばいいというわけではなく、重要なところにだけ線を入れていきます。
効率よく読書をしたい方に読んでほしい本3選
そのためには効率よく読むための知識を得る必要があります。個人的に読書を効率よくするためにオススメの本をご紹介します。
これらの本を読んで読書の効率を上げた人はかなり多くいるので、まだ読んだことない人がいればぜひ読んでみてくださいね。
アウトプット大全
特にオススメなのがこのアウトプット大全です。
数多くのビジネスマンや学生に大好評で、この本を読んでから、読書はもちろん様々なことに対して、なんでも取り入れる力が身についたという声がかなり多いです。
タイトルの通りアウトプットに関する本で、アウトプットしなければ記憶として定着することはない。そして自分の成長はアウトプットの量に比例するといった内容が書かれています。
私もこの本を読んでから、アウトプットにかける時間を今までよりも多くするようにしました。
その結果本の内容が頭に入りやすくなることはもちろん、周りの人が自分の話をよく聞いてくれるようになったり、要点をまとめることがかなり上手くなったと感じています。
インプット大全
2冊目がアウトプット大全の次に発売されたインプット大全です。アウトプット大全が大切とはお伝えしましたが、実際のところインプットなしにはアウトプットできません。
このインプット大全には、よりアウトプットの効率を高めるために最適なインプット方法が書かれています。
もしいつもなんとなくで本を読んでいる方はぜひ読んでほしい一冊です。
残念ながらなんとなくで本を読むのはNG行為の1つ。 ぜひこのインプット大全を読んで、最高のインプット術を手に入れましょう。
知識を操る超読書術
めっちゃ音が知識を操る超読書術です。この本は読書に関する基本的なことを知ることができます。
アウトプット大全とインプット大全は、読書のことに関しても書かれていますが、全体的に成長に関することが書かれています。
一方この知識を操る超読書術は、読書というテーマに絞って書かれています。
速読や拾い読みなど、効率的に本を読むための情報が書かれているので、読書量を増やしたいという方にとってはかなりおすすめの本となります。
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今買おうとしている本が無料で読めるチャンスでもあるので、まずは買おうとしている本が対象になっているかチェックしてみましょう!
今回は読書をしても頭に入らないという方に向けて、原因や解決方法をご紹介しました。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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