家庭食としても外食としても人気のカレー。子供から大人まで年齢問わず愛されるカレーは、レトルトでもたくさんの数があります。
いろんな種類のカレーがありますが、体にいいカレーってどんなものがあるのでしょうか?
カレーは脂質が高く太りやすいとされていますが、できれば体にいいカレーを食べたいですよね。
この記事では管理栄養士監修のもと、体にいいカレーを紹介していきます。数多くある中から10選ピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。
【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
管理栄養士おすすめの体にいいカレー10選
それでは早速体にいいカレーを見ていきましょう。管理栄養士が実際に使用しているカレーも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
体にいいカレー①:ミッションこだわりカレー/ノンオイルきのこカレー
ミッションこだわりカレーのノンオイルきのこカレーは、脂質ゼロでカロリーも低い健康カレーです。
動物性原料を使わず、玉ねぎや人参などの野菜とリンゴをソテーして独自にブレンドしたカレー粉やスパイスで味付けしているのが特徴
ノンオイル製法でも美味しく仕上げたカレーは、脂質が多い食事による生活習慣病の予防やダイエットにも効果的です。
原材料
野菜・果実(人参、玉葱、りんご、生姜、にんにく)、きのこ(平茸、マッシュルーム)、トマトペースト、澱粉、砂糖、小麦粉、カレー粉、食塩、香辛料、蛋白加水分解物/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・大豆・りんごを含む)
こんな方におすすめ
- 脂分が気になる方
- 塩分が気になる方
- ヘルシーにカレーが食べたい方
体にいいカレー②:ZENB/まるごと野菜のスパイスカレー
ZENBのまるごと野菜のスパイスカレーは、野菜のへた・わた・種・さやなど、普段は食べられていない部分もまるごと使用しているので、野菜の旨みと栄養が凝縮されています。
一般的なレトルトカレーと比べて、低糖質でありながら、1日に必要とされる野菜量の1食分(128g)が摂取できるのが嬉しいポイント。
塩分は25%オフで、食物繊維やビタミンE、ポリフェノールも豊富に含まれているので、高血圧や便秘の方にもおすすめです。
原材料
グリルパプリカ(イタリア製造)、オニオンソテー、かぼちゃ、こめ油、マッシュルームソテーペースト、かぼちゃ粉、カレー粉、みそ(大豆を含む)、パプリカ粉、枝豆粉(大豆を含む)、食塩、にんにく、唐辛子、こしょう
こんな方におすすめ
- ヴィーガンの方
- ヘルシーなカレーが食べたい方
- 糖質が気になる方
体にいいカレー③:オールインワンスパイスカレー/カスリメティ香る チキンの本格スパイスカレー
カスリメティ香る チキンの本格スパイスカレーは、ただのカレースパイスではなく、塩や乾燥玉ねぎ、にんにく、しょうがなども入っているこだわりカレースパイスです。
カロリーは46~69kcalと低く、脂質も0.1gとほとんど含まれていません。なので量をたくさん食べたいという方にもおすすめですね。
原材料
玉ねぎ、塩、にんにく、しょうが、コリアンダー、クミン、 カイエンペッパー、オールスパイス、シナモン、カルダモン、胡椒、クローブ、ローリ エ、フェンネル、花椒、マスタード、スターアニス、その他香辛料
こんな方におすすめ
- 自分で手造りしたい方
- 本格的なカレーが食べたい方
- 無添加にこだわる方
体にいいカレー④:創健社/植物素材の本格カレー (フレークタイプ)
創健社の植物素材の本格カレーは、ラードや牛脂、動物性のブイヨン・エキスなど動物性原料は一切使用せず、植物性素材のみで香り高くコクのある味に仕上げたカレールウです。
おいしさにこだわりながら脂質を30%カットされているので、普段から脂質の摂取量が多い方は注目。
25種類以上のオリジナルブレンドスパイスと直火焙煎した国内産小麦粉、有機べに花油などを使用しています。
原材料
小麦粉(北海道)、植物油脂[有機べに花油(オーストラリア)、パーム油(マレーシア)]、砂糖(北海道)、調味料[酵母エキス(国内産他海外)、粉末醤油(アメリカ他海外、国内産)、麦芽エキス(イギリス)]、カレー粉(インド他海外)、食塩(メキシコ)、香辛料[オニオンパウダー(アメリカ)、ガーリックパウダー(中国)、唐辛子(中国)]、りんご果汁(長野、山梨)、トマトパウダー(イタリア)、(原材料の一部に大豆を含む)
こんな方におすすめ
- 化学調味料不使用を求める方
- ヴィ―ガンの方
- ヘルシーなカレーを食べたい方
体にいいカレー⑤:ムソー/国産野菜カレー甘口
ムソーの国産野菜カレー甘口は、国産のたまねぎ、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにくを国産の小麦粉と厳選スパイスでじっくり煮込んだカレーです。
コクを出すためにフォンドボーとポークエキス、ポークオイルを使用していますが、増粘剤は不使用で、からだにやさしいまろやかな辛さに仕上げています。
カロリーは209kcalと低く、脂質も10gと控えめです。
原材料
野菜(たまねぎ、じゃがいも、にんじん、しょうが、にんにく)、
小麦粉、フォンドボー(牛肉を含む)、ポークエキス、ポークオイル、
フルーツチャツネ(バナナを含む)、紅花油、砂糖、ココナッツミルク、
トマトペースト、カレー粉、食塩、にんじんペースト、香辛料、酵母エキス
こんな方におすすめ
- 子供のいる方
- 甘口が好きな方
- シンプルなカレーが好きな方
体にいいカレー⑥:エスビー/1日分の緑黄色野菜のカレー
エスビーの1日分の緑黄色野菜のカレーは、緑黄色野菜たっぷりのまろやかな味わいのカレーです。たっぷり12種の緑黄色野菜入りで1日分120g相当が摂れます。
緑黄色野菜にはβ-カロテンやビタミンC、葉酸などの抗酸化物質やビタミン類が豊富に含まれており、目や皮膚の健康や免疫力の向上に役立ちます。
カロリーは1食(180g)当たり137kcalと低く、脂質も5.4gと控えめです。栄養価が高いのがポイントなので、健康を意識している人にはかなりおすすめですね。
原材料
野菜(人参(国産)、かぼちゃ、いんげん、赤ピーマン)、濃縮人参汁、ソテー・ド・オニオン、牛脂、小麦粉、トマトペースト、食塩、カレー粉、チキンブイヨンパウダー、砂糖、香辛料、野菜・果実ペースト(還元澱粉糖化物、プルーン、デキストリン、ピーマン、大根、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、黄ピーマン、白菜、トマトピューレー、玉ねぎ、ブルーベリー、パイナップル、かぼちゃ、食塩、人参、セロリ、オリーブ油)、野菜搾汁(セロリ、パセリ、クレソン、キャベツ、ほうれん草、みつば、ラディッシュ、濃縮レモン果汁)、野菜ペースト(なたね油、大豆油、玉ねぎ、かぼちゃ、ほうれん草、人参、やまいも、モロヘイヤ、脱脂大豆)/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
こんな方におすすめ
- 野菜を取りたい方
- 簡単調理を求める方
- 中辛カレーが好きな方
体にいいカレー⑦:バリインダ―/インドチキンバターマサラカレー
バリインダ―のインドチキンバターマサラカレーは、本格的なインドカレーがレトルトで手軽に楽しめます。
化学調味料・小麦粉・肉エキスを一切使用せず、玉ねぎをとことん炒めてトマトをふんだんに加えた自然な味付けです。
このカレーに含まれる鶏肉はたんぱく質やビタミンB群が豊富で、筋肉や皮膚の生成に必要な栄養素です。
たんぱく質もしっかり摂りつつ、香辛料の消化促進や発汗作用で、体内の老廃物を排出したり、新陳代謝を高めたりします。
原材料
鶏肉、玉ねぎ、トマトピューレ、香辛料、カシューナッツ、バター、植物油脂(菜種)、ヨーグルト、脱脂粉乳、水あめ、食塩
こんな方におすすめ
- 本格的なインドカレーが食べたい方
- 素材がシンプルなものを好む方
- 化学調味料不使用を求める方
体にいいカレー⑧:バリインダー/インドじゃがいもとほうれん草カレー
バリインダーのインドじゃがいもとほうれん草カレーは、本格的なインドカレーがレトルトで手軽に楽しめます。
化学調味料・小麦粉・肉エキス不使用なので、添加物をkにしるかた
バターとカシューナッツで甘味とコクを出し、特製ガラムマサラとその他の香辛料で辛味のきいた風味豊かなカレーに仕上げています。
カレーに含まれるじゃがいもはビタミンCやカリウムが豊富で、血圧の調整や疲労回復にも効果が期待できますよ。
原材料
野菜(玉ねぎ、ほうれん草、じゃがいも)、カシューナッツ、香辛料、バター、植物油脂(菜種)、ヨーグルト、脱脂粉乳、トマトケチャップ、水あめ、食塩
こんな方におすすめ
- 本格インドカレーが食べたい方
- シンプルな素材を求める方
- 化学調味料不使用を求める方
体にいいカレー⑨:平田牧場/三元豚 特製 カレー
平田牧場の三元豚特製カレーは、平田牧場の三元豚を使用しており、豚肉の旨みと柔らかさが際立つカレーです。
十数種類のスパイスとりんごを使用し、フルーティーな甘さに生クリームのコクを加え、オーソドックスで本格的な味わいに仕上げています。
スパイスは消化促進や発汗作用があり、体内の老廃物を排出したり、新陳代謝を高めたりなどの副効果も。
原材料
豚肉(国産)、野菜(たまねぎ、にんにく)、りんごピューレー、小麦粉、砂糖、豚脂、チキンエキス、カレー粉、ビーフエキス、ポークブイヨン、ポークコラーゲンペプチド、クリーム(乳製品)、なたね油、でん粉、食塩、トマトケチャップ、チャツネ、ドライトマトエキス、おろししょうが、香辛料、酵母エキスパウダー/カラメル色素、(一部に乳成分・小麦・牛肉・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
こんな方におすすめ
- 添加物を抑えたカレーを求める方
- 国産にこだわる方
- ポークカレーが好きな方
体にいいカレー⑩:キヨトク/「ガラム」監修 職人仕込みのポークビンダル 180g×3食【甘さ辛さ酸味のバランスにこだわった高級カレーレトルト
高級カレーレトルトは、福岡で行列が絶えない名店「ガラム」の店主が監修した、本格的なインドカレーがレトルトで手軽に楽しめる商品です。
化学調味料や着色料・保存料は一切使用せず、素材本来の贅沢な味わいを楽しめます。
りんご酢にマリネした豚肩ロースをふんだんに使い、甘さと辛さと酸味の細かいバランスにこだわり、クローブとシナモンがほのかに香る風味豊かなカレーに仕上げています。
原材料
豚肉(デンマーク産)、ソテーオニオン、菜種油、トマトピューレ、リンゴ酢、おろしにんにく、おろししょうが、香辛料、きび砂糖、塩、(一部に豚肉・りんごを含む)
こんな方におすすめ
- 無添加にこだわる方
- フルーティーなカレーが好きな方
- 本格的なカレーが食べたい方
体にいいカレーの特徴とは?
ここまでおすすめのカレーについて紹介しました。ですが今回紹介したカレー以外にも、体にいいカレーはたくさんあります。
私自身すべてのカレーを把握しているわけではありません。なのでどこか店頭や通販でおいしそうなカレーを見つけた時に、自分で体にいいかどうかを判断できるようになっておくのがおすすめです。
ここでは体にいいカレーの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
体にいい特徴
- 脂質が少ないもの
- 糖質が少ないもの
- 素材がシンプルなもの
脂質が少ないもの
体にいいカレーを選ぶポイントとして脂質が少ないものがおすすめです。
カレールーには油脂が多く含まれており、一般的にはペーストタイプの方が油や添加物が少なく、体に優しいと言われています。
油脂が多いと、胃腸に負担をかけたり、コレステロールや中性脂肪を上げたりする可能性があります。
また、カロリーも高くなり、脂質が少ないカレールーは、油分を控えめにしたり、植物性油脂やオリーブオイルなどの健康的な油を使ったりしています。
糖質が少ないもの
体にいいカレーを選ぶポイントで糖質が少ないものがおすすめです。
カレールーには小麦粉や砂糖などの糖質が多く含まれています。
糖質は血糖値を上げる原因となり、糖尿病や肥満などのリスクを高めるので、できるだけ低いものがおすすめです。
糖質が少ないカレールーは、小麦粉や砂糖を使わずにとろみや甘みを出したり、低GI食品や低糖質食品を使ったりしています。
これにより、血糖値の上昇を抑えることができます。
素材がシンプルなもの
体にいいカレーを選ぶポイントで、素材がシンプルなものがおすすめです。
市販のカレールーには、油や小麦粉、牛乳などのほかに、合成添加物も多く使用されています。
これらは、胃もたれや血糖値スパイク、アレルギーなどの健康リスクを高める可能性があります。
添加物が少なく素材がシンプルなものは、化学調味料を一切使用せず、自然な食材やスパイスで味付けされています。
これにより、カレー本来の香りや旨みを楽しめるだけでなく体にも優しいカレーが食べられます。
今回は体にいいカレーについて解説しました。
世の中にはたくさんのカレーがあり、どれを選んでいいかわからないという方も多いかもしれませんが、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動