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【管理栄養士監修】チョコパイって体に悪い?毎日食べるリスクや依存性について解説

ふわふわのケーキと滑らかなクリームを、甘いチョコレートで包んだ大人気チョコ菓子のチョコパイ。

誰しも一度は食べたことがあるかと思いますが、そんなチョコパイは体に悪いのかどうか気になる方も多いと思います。

この記事では管理栄養士監修のもと、チョコパイが体悪いのかどうか、毎日食べても大丈夫なのかなど解説していきます。

結論:チョコパイは体に悪い!食べすぎには要注意

先に結論からお伝えするとチョコパイは体に悪いと言えるでしょう。

体に悪いと言える理由は以下の3つ。

理由

  1. 小麦粉が使われている
  2. 砂糖がたくさん使われている
  3. ショートニングなど体に悪い油が使われている
  4. 脂質が高く太りやすい

これらの理由で体に悪いと言えます。まずは原材料をチェックしてみましょう。

原材料

小麦粉(国内製造)ショートニング砂糖、水あめ、植物油脂、カカオマス、液卵、乳糖、全粉乳、脱脂粉乳、ホエイパウダー、ココアバター、乳等を主要原料とする食品、洋酒、食塩、クリームパウダー、でん粉、脱脂濃縮乳、還元水あめ、乾燥卵白、卵黄、乳たんぱく/ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、加工でん粉、香料、増粘剤(セルロース、カラギーナン)

原材料は使われている材料が多い順に記載されています。特に体悪いと考えられる原材料は赤字にしました。それらの原材料がどのように体に悪いのか見ていきましょう。

小麦粉が使われている

チョコパイの主原料は小麦粉になります。小麦粉は白い悪魔と呼ばれる原材料の1つで、血糖値を急上昇させて体に大きな負荷をかけてしまいます。

また小麦粉はグルテンといって消化のしにくい成分もあるため、消化不良や、腸内環境が悪くなることにより便秘や下痢などにも繋がります。

そのため小麦粉がたくさん使われているチョコパイは体に悪いと言えるわけです。

▼小麦粉が体に悪い理由についてはコチラの記事で詳しく解説しています

砂糖がたくさん使われている

チョコパイにはチョコやケーキ、クリーム部分に砂糖が使われています。あの甘さはこの砂糖が生み出しているものです。

砂糖が体に悪いということは誰しも聞いたことがあるかと思いますが、その情報の通りで様々な病気を引き起こすことが分かっています。

砂糖は肥満、糖尿病、心臓病の原因になります。他にも虫歯であったり、血糖値を乱高下させる働きがあり、老化を招くことにもなります。

さらには肥満や虫歯のリスクも高まるので、チョコパイは体に悪いと言えるのです。

▼砂糖が体に悪い理由についてはコチラの記事で詳しく解説しています

▼砂糖が体に砂糖についてはコチラの記事で詳しく解説しています

ショートニングなど体に悪い油が使われている

3つ目がショートニングなど体に悪い油が使われているということです。ショートニングとはいわゆるトランス脂肪酸のことで、心筋梗塞や冠動脈疾患のリスクが高まるという研究結果がでています。

日本人はそもそもこのトランス脂肪酸の摂取量が少ないので、外国人の方に比べて疾患のリスクは低いとされています。

それでもトランス脂肪酸が体に悪いことは明確なので、摂取量はできるだけ少なく抑えておく方が賢明です。

関連記事【管理栄養士監修】ショートニングとは?体に悪い理由は?発ガン性などの危険性について解説

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脂質が高く太りやすい

チョコパイの成分表を見てみましょう。

成分表

栄養成分表示 1個(標準31g)当り:
エネルギー157kcal
たんぱく質1.7g
脂質9.4g
炭水化物16.2g
食塩相当量0.12g

手のひらサイズのチョコパイですが、1つだけで9.4gもの脂質が含まれています。

成人は40~60gの脂質量が目安とされているので、1つ食べるだけで4~6分の1程度の脂質を摂取することになってしまうのです。

加えて糖質も高いため、脂質と糖質が組み合わさることで脂肪に代わりやすくなります。

肥満のリスクが高くなり、肥満になることで様々な病気のリスクを高めるという悪循環が生まれてしまうのです。

チョコパイを毎日食べるとどうなる?

先ほどもお伝えした内容ではありますが、毎日食べることで考えられるのは肥満のリスクが上がるでしょう。

砂糖と小麦、ショートニングは肥満のリスクを高める要因となります。

毎日食べることは避けることを、管理栄養士としてもおすすめします。

どうしても食べたいなら1週間に1個程度に抑えておこう

チョコパイが食べた過ぎてどうしようもできない。頭がおかしくなりそうというレベルでどうしても食べたい方もなかにはいるかと思います。

そんな方は多くても1週間に1個程度のご褒美にしておきましょう。

他のお菓子をまったく摂取しないという前提であれば、食生活を守った上で1日1個までにするようにしましょう。

小さなチョコパイの選択もあり

通常サイズだと正直カロリーが気になる量です。なので肥満のことを気にするのであれば小さなチョコパイがおすすめです。

小さなチョコパイの成分表は以下の通りです。

栄養成分表示 1個(標準14.3g)当り:
エネルギー74kcal
たんぱく質0.8g
脂質4.6g
炭水化物7.3g
食塩相当量0.052g

通常サイズの約半分のカロリーや脂質量となります。小さいことで物足りなさを感じるかもしれませんが、食べすぎないように注意しましょう。

チョコパイに依存性はある?

チョコパイの依存性についてですが、チョコパイ自体にあるというよりかは、「小麦粉」に依存性があるとされています。

そのため小麦粉を使用しているチョコパイは依存性があるといっても過言ではありません。

小麦粉を使用している菓子類はかなりたくさんあるので、チョコパイ以外も例外ではないです。

▼参考記事

小麦中毒は危ない?気になる症状や改善方法を詳しく解説!

おいしいお菓子にはリスクがある!とにかく食べすぎは要注意

これはチョコパイだけにいえることではありませんが、おいしいお菓子は、大概糖質や脂質が高く太りやすい物が多いです。

そのためとにかく食べすぎには注意することが大切です。

またお菓子をただ食べていれば太ることは当然。適切な運動量と、通常の食事の摂取量の調節などが重要です。

適切な運動ができていれば、お菓子の量は何もしない時よりも増やしてもそこまでリスクは高くなりません。


今回はチョコパイが体に悪いのかどうかについて解説しました。

チョコパイに限りませんが、多くのお菓子はそのほとんどが体に悪いと言えます。

ただし我慢しすぎるのも精神的にはよくありません。基本的な運動や食生活を守ることができていれば、たまに食べる程度ではそこまで影響はないと考えて良いでしょう。

あまり深く考えすぎず、とにかく毎日食べることや食べすぎることをしないようにしましょう。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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