「傘を持って帰るの忘れた」
「携帯・スマホを持ってくるのを忘れてた」
「昨日読んだ本の内容を忘れてしまった」
なんて経験誰でも1度はあるのではないでしょうか。しかし1度ならず2度3度と繰り返してしまう人もいると思います。
反対に1度忘れてしまったことを繰り返さない人もいます。今回はその違いや、物忘れをする原因。さらには改善方法までお伝えします。
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
忘れる原因は?人はすぐに忘れるのが普通
まずは忘れる原因ですが、そもそも人間はいろんなことを忘れるような仕組みになっています。
記憶の話になるとよく出てくる「エビングハウスの忘却曲線」をご紹介します。これは、勉強した20分後に42%忘れ、1時間後には56%、さらに、1日後には74%忘れるというものです。
人によって差はありますが大体このような記憶力になります。なので忘れてしまうのは必然的なのです。
ですが、いろんなことを覚えてる人とそうではない人がいますよね。その違いを次にご紹介します。
物忘れをしない人が実践している!物忘れを防ぐ方法
物忘れをする人と、物忘れをしない人の違いは、「物忘れをしないように対策をうっているかどうか」です。
物忘れをしない人は、自分が忘れるポイントを自分で把握しており、それをカバーする対策を打っている方がほとんどです。
ここでは物忘れをしない人が実際にやっている方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください
➀自分は物忘れをしやすいと認識する
まずは自分が物忘れをしやすいと認識することが大切です。
この記事にたどりついた方は、すでに物忘れを改善したい、自分は物忘れをしやすいとわかっている方が多いと思うので、大きな問題はないと思います。
誰か職場の人や友人で物忘れをしやすいという人がいる場合は、まずは「認識することが大切だよ」と教えてあげましょう。
読んでいる方も改めて再認識しましょう。
➁1度忘れてしまったことに対策をうつ
ここが物忘れをしない人のキーポイントになります。
「失敗なくして成功なし」という言葉があるように、まずは物忘れをしないと、どこでなにを忘れがちなのかということがわかりません。
例えば、「毎朝スマホを持っていくのを忘れやすい」という問題があれば、忘れないようにするにはどうすればいいのかを考えるのが、物忘れをしないようにする基本です。
「出る時間にアラームが鳴るように設定しておく」
「絶対に履く靴の上に置いておく」
といった対策をとることで、確実に忘れなくすることができるでしょう。
➂スマホ・スマートウォッチのアラーム機能を使う
先ほどもチラッと紹介しましたが、アラーム機能を使うのはかなり効果的です。
スマートフォンやスマートウォッチにはほとんどついている機能で、
このように出かけるタイミングの時にアラームを鳴らすように設定します。
こうすることでほとんどの物忘れを減らすことができます。スマホを持っている方が多いと思うので、積極的にアラーム機能を使っていきましょう。
④メモを取る
「買い物に行った時に必要なものをわすれてしまう」
「旅行に行った時に毎回○○を忘れる」
といった経験をしたことはかなり多いのではないでしょうか。
少しだから大丈夫!と思っても、うっかり忘れることもありますよね。
なのでメモを取ることが大切です。あらかじめ必要なものを書き出しておくことで忘れることがなくなります。
メモはスマホに残しておくと、無くしたり、買い物に来たけどそもそもメモを持ってくるの忘れたといったリスクも無くなりますよ。
初歩的ですが、メモは物忘れをしないためにはかなり重要なアイテムです。
⑤後ろを振り返るクセをつける
「外食後に席に鍵を置いてきた」
「電車の中にスマホを忘れてしまった」
といったように、しばらく座ってから移動した後に、物を忘れてきてしまったことがある人は結構多いと思います。
これの対策方法としては、まず「後ろを振り返るクセ」をつけることです。
このクセがつけば、目で確認をすることができるので、忘れることがかなり少なくなります。
立ったら自分が座っていたところを見る。この癖をしっかりつけましょう。
良く寝る
忘れ物が多い、覚えたことをすぐ忘れてしまうという方は、睡眠が足りていないことがあります。
睡眠不足が及ぼす影響としては、
- 記憶力低下
- 免疫力低下
- うつ病
- ストレス増加
- 肌荒れ
- その他健康被害
など様々あります。脳は寝ている時記憶を定着させると言われており、睡眠なくしては記憶はできないのです。
記憶力が向上する食べ物を食べる
かなり遠回りに思うかもしれませんが、記憶力を高める食生活というのも大切です。記憶力高める食べ物としては、
- サバやイワシなどの青魚
- バナナ
- 豚肉
- 大豆
- チョコレート
といったものがあります。これらを食べると、短期的な記憶力が上がるだけでなく、将来的には認知症予防などにも効果が期待できます。
ただしあくまでもサポートの部分なので、メインはここまでに紹介してきたものを行うようにしましょう。
記憶力を高める方法とは?
物忘れや、覚えたことを忘れないようにするには、記憶力を高めることが大切です。
記憶力が上がる食べ物を食べることも大切ですが、他には、
- 食べ物をよく噛む
- 長時間座り続けない
- 覚えたいことを声に出す
- 適度に体を動かす
- 一度忘れたことも頑張って思い出す
といったことがあげられます。特に最後の一度忘れたことも頑張って思い出すことはかなり大切です。
便利な世の中になったこの時代、ちょっと漢字を忘れてしまった時、すぐにスマホで検索してしまうことがありませんか?
これは脳にとってはマイナスです。頑張って自力で思い出すことで、脳が活性化されます。その結果記憶力にもいい影響を与えるのです。
▼参考サイト
今回は「物忘れをしない方法」「記憶力を高める方法」についてご紹介しました。
普段の物忘れだけでなく、勉強や仕事でも役に立てることはあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。