会社の飲み会でやる気がわいたり、夜に本や動画などを見てモチベーションが高まり、
「明日から頑張ろう」
「明日からやれる気がする」
「絶対に明日は最高の一日にする」
このように決めたのに、いざ当日になると昨日のことを忘れたかのように、ダラダラと過ごしてしまう、朝ずっと寝てしまう、ゲームやスマホをずっとしてしまう。
このような経験をしたことがある人はかなり多いのではないでしょうか。
昨日まではやる気があったのに、なぜ当日になると行動できないのでしょうか?
今回は日々の努力を苦に思わず、やる気が起きないという感情がほとんどなくなったS.Tさん監修のもと、やる気が無くなってしまう原因や解決方法を紹介していきます。
この記事を読んでわかること
- 当日になってやる気がなくなってしまう原因
- 昨日出たやる気をキープする方法
- めんどくさいをなくす方法
【監修者】S.T
年間300冊以上本を読む読書家。
得意ジャンルはビジネス・文学・歴史。
暇なときはKindle Unlimitedで本を読み漁っている。
おすすめ本は「バビロン大富豪の教え」
【経歴・実績】
2016年 京都大学 理学部卒
2016~年 大手化学メーカーに就職・勤務
2021~年 趣味の読書を中心にWebメディアにて情報発信
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
昨日まではやる気があったのに当日やる気が無くなる原因
なぜ昨日はやる気があったのに、いざ朝を迎えるとやる気が無くなっているのでしょうか。それには以下の原因が考えられます。
原因
- モチベーションは一時の感情だから(時間が経っている)
- お酒を飲んでいた
- 朝にネガティブな情報を取り入れている
- やりたいことが多すぎる
- 何をするか決めていない
- 効率性を重視している
モチベーションは一時の感情だから(時間が経っている)
大前提として、モチベーションややる気は一時の感情にすぎません。
そのため時間が経てば経つほど、そのモチベーションは落ちていきます。モチベーションは早ければ数十分で落ち着くので、昨日の夜出たやる気が、朝になって無くなっているのは、ごく普通のことでもあります。
他にも会社で目標を立てた時、その時はやる気に満ち溢れていても、数週間後・数ヶ月後には忘れており、振り返りの時期になって「そういえばこんなことも言っていたな」と思い出す方がほとんどです。
モチベーションが上がることは誰でもありますが、同時に誰しもが下がります。
後ほど説明しますが、行動力がある人はモチベーションを上げずに、習慣化させることがうまいという共通点があります。
お酒を飲んでいた
お酒を飲んでいる時ってなんだか気分が高まって、なんでもできそうな気になりませんか?
実はこれ体の仕組み上当然のことなんです。アルコールを体内に取り入れると、アドレナリンというやる気ホルモンがでます。
なのでお酒を飲んでいる時というのは、会話がはずんだり、熱い話をしたくなるというわけです。
しかしこれはアルコールによる「やる気の前借り」みたいなもの。アドレナリンが分泌された後は、体を落ち着かせる効果のある「インスリン」という物質がでます。
これが眠気ややる気の感情を押さえつけます。なので夜高まっていたやる気も、朝になれば無くなっているというわけです。
朝にネガティブな情報を取り入れている
別にお酒を飲んでいないという方でも、朝起きたらやる気が無くなっているということはよくありますよね。
その場合は朝にスマホなどを使ってネガティブな情報を取り入れているという可能性があります。
朝は脳が空っぽな状態なので、一番最初に 取り入れた情報によって、 1日の活動に影響が出てきます。
朝起きてスマホやニュースを見るほうが多いと思いますが、ネガティブな情報がとても多いので、マイナスな感情を抱きやすくなります。
もちろんやる気にも影響が出てくるので、朝はポジティブな情報を取り入れるようにすることはとても大切です。
やりたいことが多すぎる
やりたいことが多すぎると、どこから手をつけていいのかわからなくなり、考えているうちにめんどくさくなってしまうということがよくあります。
優先度付けにも時間がかかるので、その作業をしているうちに疲れてしまう。そしてやるべきことに力を使えない。といった流れでやる気が無くなっていくわけです。
何をするか決めていない
寝る前にモチベーションが上がったのに、何をするか決めていないと、 朝になって何をすればいいのか分からない。
「とりあえずゲームをしながら考えてみよう」
「 動画を見ながら考えてみよう」
とやっているうちに時間が経ち、「今日はもうやらなくていいや」 と何も行動せずに1日が終わってしまいます。
やることを決めていないと、行動に移すことはできないので、結果としてやる気がなくなるという原因の一つになります。
効率性を重視している
効率性はとても大切ですが、 あまりにも効率性を重視すると逆効果になってしまいます。
「例えば副業で10万円稼ぐ」という目標ができた場合、シンプルに副業の時間を増やすと決めて行動できれば問題ありません。
しかしもっと効率的に稼ぐために、
「効率の良い副業を探すことから始めよう」
「副業の種類について勉強をするために本を読んでみよう」
「効率よく仕事をするために、働く環境を整えよう」
などと色々効率を考えているうちに、結局どうすればいいのか分からなくなり、行動に移せない、 やる気が起きなくなるという原因になります。
昨日出たやる気をキープして行動する方法
できればやる気をキープさせて、 行動に移していけるような人になりたいですよね。
そのためには以下のことに気をつけてみましょう。
やる気を維持させる
- やる気がわいた時の情報を残しておく
- やる気がわいたときに目標をきめておく
- 次の日の準備をしておく
- 一番ハードルの低いモノからやる
- やらないことを決めておく
- 習慣化する
やる気がわいた時の情報を残しておく
まずはやる気がわいた時の情報を残しておきましょう。
例えば本を読んでやる気が出た場合、その本でやる気がでた部分を紙に書いて、いつも目につくところに貼っておいたり、 動画であればその動画を録画しておき、毎朝それを見るといったことも効果的です。
やる気が沸いた時のトリガーが常にあれば、 やる気をキープするのにとても役立つので、 単純ですがやってみる価値はとても大きいです。
やる気がわいたときに目標をきめておく
やる気が湧いたときに、どうなったら成功かという目標を立てることもとても大切です。
なぜなら人は目標を立てないと、 そこに行くことはできないからです。そして目標は具体的であればあるほどいいです。
例えば副業で稼ぎたいという目標があった場合、いくら稼ぐのかを決めておくことが大切です。
1万円稼ぐのか10万円稼ぐのか、1月後に達成するのか1年後に達成するのかで、するべき行動が違ってくるからです。
目標を立てることができれば、その目標を達成するために必要なことを行えるようになるので、目標設定はやる気がでた時に必ずやるようにしましょう。
次の日の準備をしておく
やる気が湧いた時に目標を決めた後は、行動を起こすための準備をしておきましょう。
それもやる気が湧いた時に行ってしまうことが大切です。
例えば明日から毎朝ランニングをしようと決めた場合を例にとります。
いざ朝になると、朝食の準備や着替えの準備、 ドリンクの準備など意外と面倒に思うことは多いです。
準備をしているうちに時間が過ぎてしまい、やる時間がなかったり面倒くさくなってしまい、結局やらなくなるというリスクが高まるでしょう。
しかし前日のうちに服やドリンク、朝食食べるものを決めておけば、 スムーズにランニングまでありつけるでしょう。
他にも勉強するなら寝る前に教科書とノートを開いて置くというのも効果的です。
このように事前に準備しておくことで、 すぐに行動に移せるようになるので、やる気が起きた時に、 必要なことは用意しておくようにしましょう。
一番ハードルの低いモノからやる
何か行動する時、ハードルが低いものから行うようにしたほうが、 どんどんやる気が湧いてくるのでおすすめです。
心理的に行動するのがめんどくさい、大掛かりなことを最初からやるのは、精神的にも負荷が多いです。 そのためやるまでに時間がかかったりして、 結局やらないということは結構多いです。
例えば毎日2時間勉強するという目標を立てた場合、
- 最初は教科書を開くだけ
- 一番得意な分野から始める
- とりあえず5分だけやってみる
といったようにハードルを低くしてみましょう。仮に5分だけという設定でも、 気がついたら10分、20分、30分とやっていることは結構多いです。
心理的なハードルを低くすることで、 取り組みやすくなります。
行動をしていくうちにやる気がどんどんわいてくるので、大きなこともやり遂げられるようになります。
やらないことを決めておく
やる気がなくなる原因の一つに、 やりたいことが多すぎると言うのがあるとお伝えしました。
これを無くすにはやらないことを決めておくことがとても大切です。
例えばいつもついついゲームをしてしまう、スマホで漫画を読んでしまうといった場合、これらをやることが終わるまではやらないと決めておくことはとても大切です。
他にも筋トレをする場合、色んな部位を1日にやるのではなく、「今日は胸のトレーニングだけ」「ランニングはしない」
といったようにやることとやらないことを決めることで、 やるべきことに集中することができます。
習慣化する
最後が習慣化です。 やる気をキープしてすぐに行動に移せる人は、モチベーションが高く見えるかもしれませんが、 実はそうではありません。
優秀な人ほどモチベーションを上げることはなく、「習慣化」することがとてもうまいです。
習慣化すると「よしやるぞ」と覚悟を決めなくても行動ができるようになるので、当たり前のようにやるべきことを行うことができます。
例えば日常的に習慣化しているものを思い返してみてください、
- 毎朝の歯磨き
- 朝起きた時に布団を直す
- 寝る前のストレッチ
などなど人それぞれ習慣化しているものがあるかと思います。 習慣化に関しては特別やる気などは必要ないのではないでしょうか。
そしてできる人は、 めんどくさい・やるまでに時間がかかると思うことを習慣化してしまいます。
習慣化のポイントはいつもやっていることに、習慣化させたい物をくっつけるということです。
例えば読書を習慣化させたい場合、いつもトイレに行くという習慣に対し、読書をくっつけます。
トイレに入ったら読書をするという流れを作ることで、 読書を習慣化させることができます。
このような方法をイフゼンルールといいます。詳しくは以下の記事がわかりやすいので、 気になる方は是非チェックしてみてください。
圧倒的な集中力・やる気をつけたい人が買うべきな本
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 (コロンビア大学モチベーション心理学シリーズ)
読むとこうなる!
- 習慣化するコツが分かる
- やり抜く力が身につく
- 目標達成までの行動力がつく
鬼束PDCA
読むとこうなる!
- 計画力が上がる
- PDCAの本質が分かり成長速度が加速する
- デキる人になれる
「めんどくさい」がなくなる本
読むとこうなる!
- 毎日ダラダラ過ごさなくなる
- めんどくさいの本質がわかる
- めんどくさいという感情をコントロールできる
本をお得に読めるサービス
「この本読みたいけど1冊1,400円もする」
「買っても既に知ってることだったらもったいない」
本を買う時、こんな風に思う方は結構多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが月額980円で200万冊以上の本が読み放題のKindle unlimitedです。
▼読み放題に入っている本の例
期間限定の本・漫画もたくさんありますが、
- ビジネス書
- 小説
- 文学・評論
- 自己啓発
- ライトノベル
- 資格・検定
- IT
- 趣味
- 暮らし
など、多ジャンルにわたって本が読み放題になります。月額980円なので、ビジネス書なら1冊。漫画・雑誌なら2冊程度読めば元が取れる計算です。
そんな「Kindle unlimited」ですが、初めてご利用の方は30日間無料体験ができます。そして期間内に解約すれば0円で本が読めてしまいます。
今買おうとしている本が無料で読めるチャンスでもあるので、まずは買おうとしている本が対象になっているかチェックしてみましょう!
▼あわせて読みたい
今回は昨日はやる気があったのに、朝起きたらやる気がなくなっている原因について解説しました。
この記事を参考に、やる気をキープして行動に移せるようなっていただけたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
KURAKURAでは管理栄養士など様々な専門家の監修のもと、暮らしに役立つ情報を発信しています。ぜひまたご覧ください。