「勉強中なのにすごく眠い」
「机の上で仮眠をとるのってどうなの?」
といった経験や疑問をもったことがありませんか?
今回は、机の上で寝る危険性やメリット、作業効率を上げるための正しい仮眠方法をご紹介します。
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机の上で寝る危険性は?
まず知っておきたいのは机の上で寝ることの危険性です。
- 腕に圧がかかり血流が悪くなる
- 眼に圧がかかり視力低下につながる
- 胃への圧迫により消化不良につながる
1つずつ見ていきましょう。
腕や手に圧がかかり血流が悪くなる
片腕に頭を乗せて仮眠をとったり、両腕を交差させて机の上で寝る人が多いと思います。
その場合、腕や手に頭の重みがのしかかり圧がかかります。
起きた後にしびれを経験したことがないでしょうか。長時間圧がかかり続けると、血流が悪くなる原因にもなるので注意しましょう。
眼に圧がかかり視力低下につながる
机の上でうつ伏せで寝る場合、眼をつぶすような形で寝る方がいませんか?
そうなると眼へ大きな負荷がかかり、視力低下につながる可能性があります。
起きた後目がかすんだり、ぼんやりとすることがあると思います。続けていると眼は少しずつダメージを受けていくので注意しましょう。
胃への圧迫により消化不良につながる
背中を丸めて机の上で寝ると、内臓が圧迫され、消化不良などの原因になる場合があります。
特に低すぎる机だと、より背中を丸める必要があるので、注意が必要です。
机の上で寝るメリットは?
机の上で寝ることは危険性もありますが、メリットももちろんあります。
- 深い眠りにつかないので目覚めがいい
- 仮眠後の作業効率が上がる
深い眠りにつきにくいので目覚めがいい
机の上で寝る行為は、横になって寝るよりも深い眠りにつきにくいです。
試験勉強などで、仮眠といってベッドに入ってそのまま朝になってしまう。なんて経験がありませんか?
それが机だと脳は休んでいるが、体は起きているといった状態になるので、目覚めがスッキリとしやすいです。
仮眠後の作業効率があがる
20分ほどの仮眠、いわゆるパワーナップを行うと、作業効率があがることが研究で分かっています。
眠気があると、人間はどうしても集中力が欠けたり、ボーッとしてしまうことがありますよね。
記憶力の向上ややる気の向上も見込めるので、お昼時などは積極的に仮眠をとることをおすすめします。
机の上の正しい仮眠方法
仮眠についてのメリットを知った次は、正しい仮眠方法です。
最低限頭に入れておいてほしいのがコチラ。
- 仮眠は20分を目安
- 光はある程度カットする
- 寝る前にカフェインを摂取する
- 睡眠グッズを使う
仮眠は20分を目安
仮眠で注意しないといけないのは、寝すぎてはいけないことです。
寝すぎると深い眠りに入ってしまい、目覚めがスッキリとせず、眠い状態が長引くことになってしまいます。
逆に短すぎても仮眠の意味がないので、深い眠りに入らないくらいの20分がおすすめです。
光はある程度カットする
自宅で仮眠をとる場合、カーテンなどを閉めてできるかぎり光をシャットダウンすることがおすすめです。
明るすぎると質の高い仮眠ができません。教室やオフィスで光をカットすることは難しいと思うので、うつ伏せがいいですね。
寝る前にカフェインを摂取する
眠気覚ましの効果を期待できる「カフェイン」。
カフェインは摂取後すぐに効果を発揮するのではなく、大体30分後に効果があるとされています。
なので仮眠をする前にコーヒーなどを飲んで、20分仮眠。目が覚めた10分ごろにはしっかりとカフェインの効果がでてくるでしょう。
睡眠グッズを使う
より快適に、かつ質の高い仮眠を行うには、睡眠グッズの購入をおすすめします。
こちらの枕はトンネルのような形状になっており、うつ伏せして寝る時に腕を通しても圧迫しないようになっています。
顔がフィットするようになっており、眼や鼻なども潰さずに寝ることができます。
椅子と背中の間において姿勢を正す使い方もあるので、仮眠時以外でも使えるのが魅力的なポイントです。
質の高い仮眠を行うことで、作業効率を高まり、よりよい仕事や勉強ができるでしょう。
このブログが少しでも参考になれば幸いです。