カフェオレと同様に幅広い年代に人気がある「ミルクティー」。
ペットボトルや缶、粉末状のものなど、様々なタイプで販売がされています。
ミルクティーはスッキリと飲みやすく、ついつい毎日飲んでしまう方も多いと思います。
しかしミルクティーを毎日飲むことで、「糖尿病にならない?」「太る?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
今回はミルクティーに関する悩みについて解説していきます。
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ミルクティーとは?ロイヤルミルクティーやカフェオレとの違い
ロイヤルミルクティーは、お湯で茶葉を煮出して、牛乳を加えてそこからさらに煮たものになります。
ミルクティーと比べて、濃厚で深みのある味が特徴的です。
ミルクティーは、紅茶に牛乳を注いだものになるので、ロイヤルミルクティーと比べて簡易的なものになります。
カフェオレは、牛乳とコーヒーを混ぜたものなので、味わいが全然違います。
ミルクティーは毎日飲むと太る?
まずミルクティーを毎日飲むと太るのか結論をいうと、「市販のミルクティー」は太りやすいです。そして健康にも悪いです。
手作りをするのであれば、太りにくくすることもできますし、健康にもそこまで害はありません。むしろ健康的なミルクティーを作ることも可能でしょう。
なぜ太るのかというと、ミルクティーの成分表を見るのがわかりやすいので、それを見ていきましょう。エネルギー38 kcal、たんぱく質0.7 g、脂質0.9 g、炭水化物6.8 g、食塩相当量0.1 g
ミルクティーの成分表(100mlあたり)
エネルギー(kcal) | 38kcal |
タンパク質 | 0.7g |
脂質 | 0.9g |
炭水化物 | 6.8g |
食塩相当量 | 0.1g |
市販されている有名なミルクティーの成分表を参考にしています。またこちらは100mlあたりの成分表となります。
しかし500mlのペットボトルで販売されているものも多いので、正しく量を見るには5倍の数字を見る必要があります。
ミルクティーの成分表(500mlあたり)
エネルギー(kcal) | 190kcal |
タンパク質 | 3.5g |
脂質 | 4.5g |
炭水化物 | 34.0g |
食塩相当量 | 0.5g |
太る原因としては、主に「脂質」と「炭水化物」になります。
この2つの数字が、両方とも高い場合、太りやすいと判断することができます。
ミルクティーは飲み物としては脂質と炭水化物が多め
ミルクティーは太る原因となる「脂質」と「炭水化物」が、他の飲み物と比べて高めになります。
たとえば紅茶単体であれば、脂質も炭水化物も低いので、太る原因にはなりにくく、むしろダイエットに効果的な飲み物といえるでしょう。
ミルクティーの太る原因が「砂糖」と「牛乳」になります。
砂糖と牛乳が太る原因になる
牛乳は「炭水化物」と「脂質」を含む飲み物なので、そもそも太りやすいの飲み物の1つなのです。
自分で作る場合、紅茶の比率を多くして牛乳を少なくすれば、太りにくいミルクティーを作ることができるでしょう。
市販の場合、おいしいミルクティーを作るために「砂糖」が大量に使われているケースが多いです。
そして一番の太る要因になるのが「砂糖」ですね。なので市販のミルクティーを毎日飲むと太りやすいといえます。
じゃあ「無糖」のミルクティーならいいの?と思うかもしれません。
確かに無糖なら太りにくいのは事実ですが、大概の場合甘味料が使われているので、そちらが病気を引き起こす原因になります。詳しくは後ほど解説するので、このまま読み進めてください。
実は牛乳も体に悪い
牛乳は体に良いと言うイメージがある方も多いかもしれませんが、実は牛乳は体に悪いことが最近になってわかっています。
諸説ありますが、牛乳には乳頭と言う成分があり、この乳糖を分解するための消化酵素が、アジア系は充分でないことから下痢になりやすいのです。
もちろん体質によって違いはありますが、牛乳を飲んでよく下痢を起こす人は、ミルクティーにも牛乳が入っているのでなるべく避けた方が良いでしょう。
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タピオカミルクティーはかなり太るから注意
一時期話題になったタピオカミルクティーは、かなり太りやすいので注意が必要です。
タピオカは糖質が高く、ミルクティーと合わさることで、高カロリーな飲み物になっています。
炭水化物なのでお腹は膨れますが、カロリーは一杯でも400キロカロリー近くになり、飲み物にしてはかなり高めの数値になっています。
そのためダイエット目的でタピオカミルクティーを飲もうとしている人は要注意です。
ミルクティーを毎日飲むと病気になる?糖尿病や依存症のリスクは?
ミルクティーは太りやすい飲み物と言うことがわかったと思いますが、もうひとつ気になるのは病気の原因になるのかどうかだと思います。
続いてその病気のリスクがあるかどうかについて解説していきます。
砂糖が入っているものは基本的に飲まない方がいい
まずミルクティーの中で1番病気に直結しやすいのが、砂糖です。
砂糖の危険性についてはこちらの動画がわかりやすいです。
簡単にまとめておくと、砂糖には
- 腸内環境の悪化
- 血糖値の乱高下による糖尿病の要因となる
- 肥満
- 糖化
こういった、体に悪影響を及ぼす原因となります。
糖化は肌の老化やガン、動脈硬化を引き起こします。
ミルクティー単体であればまだマシですが、一緒にクッキーやケーキ、チョコレートなど砂糖が大量に使われているものを食べるのは危険です。
無糖のミルクティーに入っている甘味料にも要注意
さきほどチラッと紹介しましたが、「じゃあ無糖ならいいの?」ということです。
また「砂糖を取らないほうがいい」という考えが増えたこともあり、よく見かけるようになったのが「砂糖不使用」と言う言葉です。
見すると砂糖を使っていないので、体に負荷がかからなさそうですが、代わりに使用されているのが甘味料です。
甘味料はものによっては、砂糖よりも体に悪い影響を及ぼすという研究もでています。
特に注意したいのは「アスパルテーム」と「アセスルファムK」です。これらの甘味料は、海外では禁止されているところもあります。
様々な論文が出ており、甘味料は体に悪影響がないというものもあれば、悪影響があると言う両極端な結果があります。
しかしこれは、メーカーが商品を売りたいために、都合の良い研究内容をしている可能性があるのも事実です。
1つ頭に置いておきたいのは、甘味料は分解されず体に蓄積されていくということです。
ただし、砂糖を100gとるよりも人工甘味料1gの方が、安全という専門家が多いので、なにより「砂糖」の大量摂取は避けるべきですね。
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甘味料の危険性についてはコチラの動画がおすすめです▼
結論:ミルクティーを毎日飲むのはやめよう:でも解決策はある
ここまで解説してきた内容からすると、ミルクティーはできれば飲まない方が体には良いでしょう。
牛乳を飲んでも平気という方は、牛乳の割合を減らして飲むことおすすめします。
そして「市販のミルクティー」を飲んでいる方は特に要注意ですね。
ミルクティーは飲んでも週に1回
ですがミルクティーが好きで、どうしても飲みたいという方もいると思います。
毎日飲むのは病気にも繋がりますので、週に1回程度に抑えておくことをおすすめします。
牛乳ではなく豆乳やアーモンドミルクで割るのがおすすめ
これは実際のところ「ミルクティー」ではなくなりますが、豆乳やアーモンドミルクで紅茶を割るのも1つの方法です。
豆乳は牛乳に比べて低糖質・低脂質なので太りにくいです。味わいがミルクティーとは異なりますが、おいしく飲める方法として人気があります。
ダイエット中だけどミルクティーを飲みたいという方は、ぜひお試しください。
無糖・無甘味料のミルクティーは市販である?
できれば無糖・無甘味料のミルクティーが望ましいですが、市販では確認したところ見つかりませんでした。
そのため紅茶を購入して、牛乳は市販のものを購入して、自分で混ぜるというやり方がおすすめです。
そしておすすめなのがコチラのミルクティーベースです。このベースに牛乳をいれればミルクティーが完成します。
砂糖入りと無糖がありますが、おすすめは無糖です。甘味料も入っていなので比較的安心して飲むことができるのが魅力ですね。
コチラの商品に豆乳・アーモンドミルクといった商品を混ぜて飲むのもおすすめですよ。
※ ※ ※
ミルクティーはなるべく飲まない方がいいですが、もし飲むのであれば、豆乳でわったりアーモンドミルクで割る。
もしくは牛乳の比率を少なくして自分で作るといった方法がおすすめです。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。