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朝一のコーヒーは危険!?血糖値を下げるは嘘?本当?管理栄養士が教えるコーヒーの正しい飲み方・飲む時間

「朝一のコーヒーって体にいいのか悪いのかどっち?」

「朝一にコーヒー飲んでいるけど大丈夫?」

毎朝コーヒーを飲んでいる方も多いと思いますが、飲むべき適切な時間帯もあります。

この記事では、管理栄養士監修のもと、朝一のコーヒーの危険性について、そして効果的に飲む時間帯をお伝えします。

朝一のコーヒーは飲み方次第で危険になる

朝のコーヒーは目が覚めてなんとなく良いイメージがあるかもしれませんが、飲み方次第では体にダメージを与える可能性があります。

一杯目がコーヒーは危険の可能性あり

特に何も摂取せずに、起きてから一番最初に摂取するものがコーヒーだと危険性が出てきます。

コーヒーは胃にも刺激を与えるので、体が完全に起きていない朝には少しハードです。

また朝はストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されますが、カフェインはコルチゾールの分泌を抑えます。

一見良さそうに見えますが、コルチゾールの分泌量が増えている時に、カフェインを摂取すると、慢性的にだるさや眠気が起きると言われています。

コルチゾールの分泌は朝6時ごろから、9時ごろにピークを迎えるので、それまではカフェインの摂取は避けるのがおすすめです。

コーヒーだけもNG

「朝コーヒーだけしか飲まない」という方も注意が必要です。

先ほどもお伝えしたように刺激が強いので、胃が荒れる原因になります。

また栄養素があまりないので、単純に栄養不足に陥り、疲れやすい体になったり、すぐ体調不良になってしまうといったことが起きてきます。

なので朝コーヒーだけしか飲まないという方は注意が必要です。

パンやプロテインなど簡単なものを食べたり、最低でも1杯目は水にするなどをして対策しましょう。

コーヒーが血糖値を下げるのは嘘!上昇を抑えるのが本当

「コーヒーは血糖値を下げる」ということを聞いたことがあるかもしれませんが、これは間違った情報です。

実際のところカフェインの摂取によって、一時的に血糖値があがります。

コーヒーは食後に飲むことで、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

この上昇を抑える働きと、血糖値が下がるということと間違えてしまう方もいるようですね。

コーヒーを効果的に飲む適切な時間帯とは?

コーヒーは適切な時間帯に飲めば、健康や集中力にいい影響を与えます。

適切な時間帯はいくつかありますが、

  • 朝食後
  • 午前中目が覚めてきたとき
  • 昼食後
  • 仮眠前
  • おやつ・お菓子を食べる時
  • リラックスしたいとき

主にこのような時間帯におすすめです。

朝食後

まずは朝食後です。朝食後にコーヒーを一杯飲むことで、血糖値の上昇を抑えることができます。

しかし朝食の時間帯はコルチゾールが分泌されている時間でもあるので、朝食をとる時間が、寝起き1時間以内の人はおすすめしません。

早くても寝起き2時間後くらいの摂取がおすすめですね。

午前中眠気が覚めてきた時:9時~10時頃

コルチゾールは大体9時ぐらいにピークが来ます。朝食後の時間でもあり、ここに眠気を感じやすい方も多いと思います。

しかしここで、眠気覚ましの為にカフェインを摂取してしまうと、カフェインの力を使って無理やり眠気を覚ますことになります。

これが依存症への引き金となる場合があり、眠いからカフェインをとるという悪循環が起きてしまいます。

朝食後の9時以降の眠気は少し我慢すれば目が覚めるので、その覚めてきたころに飲むと集中力がより高めることができるのです。

どうしても眠い時は、トイレに移動するなどをして気を紛らわせるのがおすすめですね。

昼食後

デートをしている男女

続いて昼食後です。昼食後も朝食後同様に、血糖値の上昇を抑える効果があります。

コルチゾールの分泌量も落ち着いている時間帯なので、朝食後よりも比較的気軽に飲める時間帯ですね。

おやつ・お菓子を食べる時

15時ごろを目安に、おやつ・お菓子を食べる方も多いと思います。

おやつは血糖値上昇するものも多いので、一緒に摂取することで急な血糖値の上昇を防ぐことができますよ。

仮眠前

カフェインの効果が出始めるのは、摂取後20~30分とされています。

大体仮眠を20~30分とすれば、起きた時にカフェインの効果が発揮するので、目覚めがスッキリとしやすいのです。

▼正しい仮眠についてはコチラの記事がおすすめです

仮眠で起きれない理由は?誰でもスッキリ起きれる方法や仮眠の質を高めるアイテムを紹介!

リラックスしたいとき

コーヒーにはリラックス効果があることが、研究によって報告されています。

コーヒーの香りをかいだときに、なんとなく心が落ち着くような経験をしたことがありませんか?

それはコーヒーの香りによるα波が関係しています。α波は脳波の一種で、リラックスしている状態の時に出ます。

コーヒーの香りはα波を引き出すと言われているので、リラックスしたいときにはもってこいの飲み物なんですね。

▼詳しくはコチラの記事をご覧ください

コーヒーの香りがリラックス効果を与える?睡眠の質が良くなるそのワケとは


今回は朝一のコーヒーの危険性や、適切な飲む時間帯をご紹介しました。

正しく飲めばコーヒーは体に良いとされているので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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