「リビングは涼しいのになぜか自分の部屋だけ暑い」
「扇風機をつけても暑い」
「夜だけ自分の部屋が暑くなる」
といったことが起きている場合、その部屋になんらかの原因があります。
今回は「自分の部屋だけが暑くなる理由」について説明していきます。改善方法もいくつか紹介するので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
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自分の部屋だけが暑い理由
リビングや廊下は涼しいのに、自分の部屋だけが暑いという場合は、以下の理由が考えられます。
部屋が暑い理由
・換気ができていない
・太陽光が直接当たる
・下の階の熱が上にきている
・パソコンやテレビ・ゲーム機などの熱源が多い
・家の構造・断熱材など素材に問題がある
・高熱をもつ電球を使っている
1つ1つチェックしていきましょう
換気ができていない・部屋の風通しが悪い
部屋が閉め切り状態の場合、当然ですが熱がこもり蒸し暑くなります。
リビングだと換気扇などが設置してあるため、自然と空気が循環しますが、自分の部屋となるとそうもいきません。
適度に窓やドアを開けることで改善できるかもしれません。
またそもそも部屋の風通しが悪い場合は、窓やドアの開閉だけは換気が十分にできない可能性もあります。
そういう場合は、扇風機などを使って強制的に空気を循環させましょう。
太陽光が直接当たる
大きな熱源となるのが「太陽」。
日中に日差しが差し込む位置に部屋があれば、その部屋はどうしても暑くなってしまいます。
窓から日差しが差し込む場合は、
・断熱性のあるカーテンを付ける
・断熱フィルム、遮熱フィルム、アルミシートを貼る
・すだれを設置する
といったことである程度改善を見込めます。
下の階の熱が上にきている
熱というものは下から上に上がっていきます。
そのため自分の部屋が2階にある場合は、下で発生した熱を受けやすいです。
下の階がリビングだったり、アパートで下の階の方が大量に熱を発生させている場合、自分の部屋が暑くなる可能性が高くなります。
改善方法としては、少し手間がかかりますが床に断熱材を敷くなどがあります。
パソコンやテレビなどの熱源を持つ家電が多い
部屋に熱源を発生させる家電が多い場合、自分の部屋だけが暑くなる場合があります。
熱を発生させる家電としては、
・テレビ
・パソコン
・ゲーム機
・充電器
・炊飯器
・電子レンジ
・冷蔵庫
などがあります。
特にワンルームで過ごされている方は、炊飯器や電子レンジ・冷蔵庫などを置いている場合、非常に電気を使うため、部屋が高温になりやすいです。
家の構造・断熱材などの素材に問題がある
家やアパートは建物によって、木造、鉄骨、鉄筋など様々違いがあります。
木造住宅・・・通気性が良く熱を逃がしやすい。しかし防音性が劣る。
鉄骨住宅・・・防音性は高いが、熱を伝えやすく通気性が悪い。そのため部屋が暑くなりやすい。
鉄筋住宅・・・防音性や耐震性は非常に高いが、外気の影響を受けやすく夏は部屋が暑くなりやすい。
簡単に説明するとこのような感じになります。
また断熱材が脆くなり、機能していないという場合も部屋が暑くなる原因となります。
高熱をもつ電球を使っている
高熱になる白熱電球は場合によっては100℃近くの温度まで上昇します。
それが長時間となると部屋はどんどんと暖められます。
LEDは温度が高くなりにくい為、もしも白熱電球を使用している場合は、LEDに変更することで改善が見込めます。
自分の部屋だけ暑いを改善する方法
自分の部屋だけが暑い場合の理由を解説してきました。
同時に改善できる部分も紹介しましたが、他にも改善を見込める方法がありますので、そちらをいくつかご紹介します。
部屋の温度を下げる方法
・クーラーを使用する
・い草グッズを使用する
・扇風機の後ろに冷たい物を置く
・ハッカやミントなど清涼感のあるアロマを使用する
・接触冷感アイテムを使用する
クーラーを使用する
やはり手っ取り早いのはクーラーを使用することです。
ですが「クーラーがない」「電気代を節約したい」という方にとっては難しいですよね。
クーラーを使えない場合は他の対策を考えましょう。
い草グッズを使用する
夏に使用されることの多いい草グッズ。
い草は、
・部屋の湿度を下げる
・リラックス効果
・空気洗浄
といったメリットがあります。ラグやマットなどをい草のものにすることで、ある程度部屋の暑さの改善が期待できます。
そのほかのメリットもあるので、湿度が高くなる時期は積極的に利用したいですね。
扇風機の後ろに冷たい物をおく
クーラーが使えない場合は、扇風機の後ろに保冷剤や、冷やしたタオルなどを置くことで、クーラーのような効果を発揮します。
常温になったら取り換えないといけない手間はありますが、比較的低コストで対策できるのでおすすめです。
ハッカ油やミントなど清涼感のあるアロマなどを使用する
ハッカ油やミントは、清涼感を与えたり、虫よけの効果がでたりなどのメリットがあります。
夏には最適な香料ですね。水と混ぜたスプレーなどをカーテンに吹きかけたりして使用できます。
ただし濃すぎると気分が悪くなったり、肌や目への刺激が強すぎたりする可能性があるので、注意して使用しましょう。
接触冷感アイテムを使用する
夏場を中心に販売が強化される「接触冷感アイテム」。
マットや、パンツや肌着などの衣料用品などでよく使われます。
どうしても暑い場合は接触冷感のアイテムを身にまとって、暑さ対策を行いましょう。
※ ※ ※
「なんで自分の部屋だけ暑いの?」と悩む方も多いと思います。
ですがそれには必ず理由があります。構造上なかなか改善しにくい問題もあるかもしれませんが、ちょっとした工夫で快適な生活を送れることもあります。
原因を追究して、正しい対策を行いましょう。このブログが少しでも参考になれば幸いです。