「何もやる気が起きない」
「大好きな趣味すらやる気が起きない」
このような状態は病気の可能性もあります。この記事ではやる気が起きない場合の危険性や、対処法についてお伝えします。
この記事を読むことすら面倒と思うかもしれませんが、今の状態の手助けになる内容だと思うので、ぜひ最後までご覧ください。
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趣味やる気が起きない!何もやる気が起きない時に考えられる病気とは?
本当に何のやる気が起きない場合は、
- うつ病
- 適応障害
- 睡眠不足・睡眠障害
- 統合失調症
これらの病気が考えられます。1つずつ簡単に見ていきましょう。
うつ病
まず一番考えられやすいのがうつ病です。
うつ病は誰しもが聞いたことがあるかもしれませんが、原因は様々なものが考えられます。逆にいうとはっきりとした原因もつかめない病気の1つですね。
精神的ストレス・身体的ストレス、他にも悲しい出来事があったり、将来への不安などから発症することがあります。
現状を振り返ってみて、なにか気落ちするようなことがあれば、それが原因だと考えられます。特に前はやる気があったのに今はないという場合は可能性が高まりすね。
適応障害
続いて適応障害です。主に学校や職場でのストレスが要因となります。
誰かに嫌な事を言われたり、上司に怒られたりなどから、気分の落ち込みや意欲低下が起きてきます。
症状自体はうつ病と似てきますが、原因がより明確なのが適応障害の特徴です。
学校や職場でうまくなじめないという方は、適応障害の可能性が高いので、精神科での受診を行いましょう。
睡眠不足・睡眠障害
人は睡眠不足から様々な症状を引き起こします。
- 肌荒れ
- めまい
- 頭痛
目に見える症状はこのようなものですが、睡眠不足が続くと、ストレスを解消できなかったり、脳が酸欠状態になり頭が働かなくなったり、さらには免疫力が下がり風邪を引きやすくなったりします。
もちろんやる気が起きないというのも、睡眠不足が原因ということは十分に考えられます。
一日大体7時間以上寝ていない場合は、睡眠不足の可能性が高いです。また寝る前のスマホやカフェインの摂取等で、睡眠の質が低くなっているのも、やる気が起きない原因の1つになりますよ。
統合失調症
統合失調症とは、考えや気持ちがまとまらなくなる状態が続く精神疾患の1つです。
うつ病と同じようにはっきりとした原因はわかっていませんが、大きなストレスや遺伝的なものが関係すると言われています。
症状としては、「ずっと監視されていると感じる」「周りに誰もいないのに悪口などが聞こえる」「何を話していいのかわからなくなる」といったものです。
他にも、喜怒哀楽の表現が難しくなったり、何かを継続することが難しくなるといったものもあります。
症状にこのようなものがある場合は、統合失調症の可能性が高いので、こちらも精神科での受診をおすすめします。
統合失調症について気になる方はコチラの記事がおすすめです。
何もやる気が起きない時の対処法とは?
何もやる気が起きない時の原因はなんとなくわかったかと思います。
大事なのはどうすればやる気が起こるかですよね。
まず一番最初に行うべきなのは、うつ病や統合失調症などの、精神疾患の可能性が考えられる場合は、すぐさまに受診をおすすめします。
もしくは原因がわかるのであれば、環境要因を変えることも大切です。例えば嫌な職場であれば転職したり、一旦長期的休業をとるなどの対処が必要です。
精神疾患でない場合の対処法
別にうつ病とかでもないけどやる気が起きない、そんな時もあるかと思います。
そういう時におすすめな方法をいくつかご紹介します。できるだけ気力がなくてもできることをピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。
➀散歩・ジョギング
何もやる気が起きない時は、外の空気を吸ってみるといい気分転換になります。
家の周りの散歩でもいいですが、いつもとは違ったところまで出向いて散歩をすると、何か新しい発見ができるかもしれません。
その発見から、「ちょっとやってみようかな」などという発想が湧いてくるかもしれませんよ。
➁仁王立ちする(スーパーマンポーズ)
両手を腰に当てて仁王立ちする、いわゆるスーパーマンポーズをするとやる気がアップします。
「そんなのでやる気がでるなんて嘘っぽい」
と思う方も多いかと思いますが、世界を代表するハーバード大学の研究によって、この効果が実証されています。
まずは騙されたと思って、まるで自分がスーパーマンのようにポージングをとってみてください。
今までにはなかった発想ややる気がでてくるかもしれませんよ。
➂今よりちょっとだけ難しいことをする
人はだれしも同じ繰り返しは飽きるものです。また自分の成長に影響しないような毎日の繰り返しは、やる気がどんどん落ちていきます。
これはRPGでもよく例えられますが、最初の町のモンスターばかり倒していても何も楽しくありません。
どんどん強い敵と戦って、自分が育てているキャラクターを成長させることに面白さを感じるのです。
これは人の生活でも同じことがいえます。今よりちょっとだけ難しい課題を与えるだけで、人はどんどんやる気をだせるようになります。
たとえば、本を1行だけ読んでみるとか、ランニングを1分だけしてみる。といったかなり簡単なものからでも大丈夫です。そのあとに少しずつ今より難易度の高いものを自分に与えていきましょう。
④チーズや納豆などの発酵食品を摂る
人がやる気をだすには、やる気ホルモンである「ドーパミン」が必要不可欠です。
このドーパミンをだすには、原料となる「チロシン」というアミノ酸が必要です。そしてこのチロシンは、「カゼイン」というタンパク質から摂取できます。
すこしややこしいですが、このカゼインはチーズや納豆などの発酵食品に多く含まれています。
そのためこれらの発酵食品をとることで、ドーパミンを促せるようになり、やる気が出るという仕組みです。
さきほどの「今よりちょっとだけむずかしいことをする」というのも、ドーパミンをたくさん分泌する方法の1つですよ。
▼発酵食品についてはコチラの記事がおすすめです。
⑤映画鑑賞をする
やる気を出すには「何か新しいことを発見する」ということも1つの方法です。
それが手軽にできるのが散歩というわけでもありましたが、映画鑑賞もおすすめの方法です。
映画には自分が知り得ない世界観があったり、発見がたくさんあります。真剣に見なくても、最初は流しておくだけというのでも構いません。
おもしろそうだなと思ったらそのまま見てれば大丈夫ですし、つまらなそうだったら辞めても構いません。
最近では、VODコンテンツの充実度も上がってきたので、そこまで費用をかけなくてもたくさんの映画を見ることができますよ。
▼VODについてはコチラの記事がおすすめです。