健康 管理栄養士監修

【管理栄養士監修】すき家は体に悪い？体にいいメニューや食べ方を紹介

日本一の牛丼チェーン店であるすき家。

安いのに美味しいというわけで定期的に入っている方も多いのではないでしょうか。

しかし牛丼は体に悪いというイメージを持っている方もいるかと思います。

そこでこの記事では管理栄養士監修のもと、すき家の牛丼は体に悪いのかどうか、また身体に良いメニューや食べ方は何なのかをご紹介します。

【監修者】M.N

福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年  健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動

すき家は体に悪い？

結論からお伝えするとすき家は体に悪いとは言い切れません。

すき家を運営するゼンショーでは、牛肉やお米などの製造において厳しい独自基準を設けています。

公式ページにも安心安全に関する情報を伏せているので、比較的安心して利用できる牛丼チェーン店の一つになります。

またスタッフや品質管理にもしっかりとルールが設けてあり、短めの賞味期限設定であったり、拭き取り検査や細菌検査などの定期的に行われているのです。

そのため食品自体には大きな問題はないと考えられます。しかし体に悪いという部分としては、「牛丼」という料理に関してです。

▼公式ページ

すき家の安全・安心

白米が体に悪い

牛丼は牛肉と白米を組み合わせて作られる料理。

この家白米が体に悪いとされているのです。日常的に食べている白米ですが、血糖値を急上昇させてしまうので、体に大きな負荷がかかります。

上がった血糖値はインスリンという物質を出して、次は急降下するようになります。

そのため白米を食べると血糖値が乱高下してしまい、これが糖尿病や心筋梗塞といった病気のリスクが高まるとされているのです。

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糖質・脂質・塩分の摂りすぎになる

これは他のメニューにもよりますが、牛丼は低価格ながらもお腹いっぱい食べられるほどボリュームがあります。

消費者にとっては嬉しいことですが、肥満のリスクをの事を考えると糖質や脂質の摂りすぎになる危険性が高いです。

男性の人気メニューの一つであるチーズ牛丼の大盛で見てみましょう。

項目 チーズ牛丼大盛 一日の摂取目安
カロリー 1,114kcal 1400~2200
タンパク質（g） 41.4 50~65
脂質（g） 45.9 40~60
炭水化物（g） 142.2 250~325
食塩相当量（g） 4.3 9.3~11

このように1食で脂質量は一日の目安量に入りますし、炭水化物も半分以上摂取してしまうことになります。

ここにサイドメニューで豚汁やからあげなどを頼んでしまうと、かなりのカロリー量になるので、肥満のリスクが高まるといえるでしょう。肥満になると、

肥満のリスク

  • 動脈硬化
  • 動脈硬化による脳梗塞・心筋梗塞
  • 高血圧
  • 糖尿病

といったリスクが生まれるので、こうならないように食事制限は大切になってきます。いつも食べすぎてしまうという方は注意しましょう。

▼参考資料

すき家メニュー栄養成分一覧表

すき家を健康的に食べるならつゆぬき・ねぎだくがおすすめ

すき家ではつゆだくの注文もできますが、健康のことを考えるのであればつゆ抜きで食べることを強くおすすめします。

牛丼のつゆは牛肉から出た脂が入っており、そもそも塩分が高いです。

そのため通学にすることで脂質の摂りすぎや塩分の摂りすぎになってしまいます。

またすき家ではねぎだくと言って、玉ねぎを多めに入れてもらうことができます。

玉ねぎはケルセチンと言って抗酸化力が高く、血管を丈夫にしなやかにする効果があるので、積極的に摂取していきましょう。

牛丼ならねぎ玉牛丼が一番おすすめ

すき家の牛丼にはいくつかの種類があります。

種類

  • おろしポン酢牛丼
  • ねぎ玉牛丼
  • チーズ牛丼
  • 山かけ牛丼
  • かつぶしオクラ牛丼
  • 高菜明太マヨ牛丼
  • キムチ牛丼
  • その他期間限定牛丼

この中でもねぎ玉牛丼が特におすすめと言えます。ねぎ玉牛丼はタンパク質や良質な脂質が含まれる卵と、血行促進や疲労回復、免疫力を高める効果のあるネギか入っています。

卵をかける際は白身も一緒に摂取するとより健康的に食べることができるでしょう。

チーズ牛丼と高菜明太マヨは要注意

すき家の牛丼で注意したいのは、チーズ牛丼と高菜明太マヨ牛丼です。

この二つは脂質が特に高いので、肥満につながりやすい牛丼と言えるでしょう。

そのぶん甘みが強いのでどうしても食べたいという方もいるかもしれませんが、その場合はご飯の量を少なくするなど調整することが大切です。

サイズは大盛まで、できれば並盛

すき家の牛丼を健康的に食べるのであれば、サイズは大きくても大盛りまでにするのがおすすめです。

できれば並盛りまでに抑えると肥満のリスクはグッと抑えられるでしょう。

炭水化物量を抑えたいのであれば、牛丼の中盛という選択肢もひとつです。

中盛はご飯の量が少なくなっているので、糖質量を抑えることができますよ。

すき家の3点セットを頼んでより健康的になろう

すき家では牛丼に合わせてセットを頼むことができます。

その中でもオススメなのが、卵とお味噌汁とお新香が付いてくる3点セットです。

発酵食品であると味噌汁と漬物は、腸内環境を整え、免疫力も高めることができます。

牛丼並盛つゆぬきねぎだく3点セットが理想

ここまでのことをまとめると牛丼の並盛つゆぬきねぎだく3点セットが、健康的な注文の一つと言えるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

牛丼以外なら牛丼ライトがおすすめ

すき家では健康を意識した商品がいくつかあり、その中でも牛丼ライトは特に健康的といえます。

牛丼ライトはお米の代わりに豆腐が使用されている商品です。

加えてサラダも入っており、タンパク質と脂質を中心とした栄養素になっています。

糖質量は普通の牛丼の1/3から1/4程度に減らすことができるので、ダイエット食としてもかなりおすすめの商品です。

食べ応えがなさそうと感じるかもしれませんが、意外とボリュームがあり、食べ応えもあるので好評の声は結構多いです。

牛丼ライトを食べた人の声

満足度が高いのに糖質が18gしかない

めっちゃヘルシー

お腹いっぱいかつ美味しい

トッピングも可能なので、意外と自由度が高い牛丼ライト。健康のことを考えている方はぜひ一度試してみてください。

今回はすき家の牛丼は体に悪いかどうかについてお伝えしました。

牛丼自体あまり体にいいものではありませんが、注文の仕方次第で健康的な食べ方もできます。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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