2016年にリリースされてから、若者を中心として世界中で爆発的な人気を誇っているTikTok。
エンタメから役立ち情報まで幅広いジャンルでの投稿があり、使用するユーザーの幅も広いです。
そんなTikTokですが、あまりの面白さに「やめられない」「ほぼ一日中見ていた」と、時間を奪われる方が多数。
やめたいのにやめられないという中毒のような症状を訴えているほどもいるほどです。一体なぜそんなにもやめられないのでしょうか?
この記事ではTikTokがやめられない理由、やめられないとどうなるのか、またやめる方法について解説していきます。
この記事を読んでわかること
- TikTokがやめられない理由
- TikTokの見過ぎで脳に与える影響
- TikTokをやめる方法
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TikTok(ティックトック)がやめられない理由
TikTokがやめられないと嘆く人が多いですが、なぜやめられないのでしょうか。
理由としては、
やめられない理由
- あなたにとって面白い動画が次々と流れてくる
- 終わりがない
の2つです。それぞれ簡単に見ていきましょう。
あなたにとって面白い動画が次々と流れてくる
TikTokはあなたがよく見る動画を分析し、あなたにとって面白いと思う動画を出すように設計されています。
人は本能的に面白いものを求めるので、ずっと面白さを提供するTikTokをやめられないというわけです。
終わりがない
TikTokはスクロールしてもスクロールしても終わりがありません。
永続的に動画を見ることができるのでキリをつけることがしにくいコンテンツとなっています。
普通の動画であれば、「これを見て終わり」といった風に終わらせることができます。さらに次の動画を探すのにも時間がかかり、次の行動に移るまでにやや抵抗があるので、比較的やめやすいです。
しかしTikTokはスッとスライドするだけで次の面白い動画を見れるので、ずっと続けてしまうというわけですね。
TikTokは中毒性がある?
TikTokはここまでお伝えしてきたことからも分かるように、中毒性や依存性があるといって良いでしょう。
そしてスマホの数あるコンテンツの中でもトップクラスの中毒性があると考えられます。
1日に1時間程度であればまだしも、3〜4時間、場合によっては1日中TikTokを見ているという方は、依存症になっている可能性もあります。
TikTokをやめられないとどうなる?脳への影響は?
TikTokがやめられないという方には、このまま見続けるとどうなってしまうか気になる方もいると思います。
また見すぎることによって、脳に影響はないかどうか心配な方もいるのではないでしょうか。
ここではTikTokをやめられないとどうなるのか、脳にはどんな影響があるのかをご紹介します。
スマホ脳疲労が起きて様々なパフォーマンス低下が起きる
TikTokを長時間使うことはスマホ依存に近い状態です。
そうなるとスマホ脳疲労といって、前頭前野の情報処理機能全体が低下します。
その結果様々なところでパフォーマンスが落ちたりする可能性が出てきます。具体的な症状を見ていきましょう。
うっかりミス・小さいミスが増える
前頭前野の情報処理機能が落ちることで、物忘れが多くなったり、普段は起きないミスをよくするようになります。
これは浅く考える力が低下していることによると言われており、瞬時にものごとを判断する力が低下していると考えられます。
普段生活していてこのような支障が出ている場合は、脳の低下が起きている可能性があるので注意しましょう。
イライラすることが増える
TikTokは短時間で面白さを提供してくれるコンテンツです。
人は基本的に楽をしたい生き物ですから、TikTokは怠けるのにとても最適です。
しかしながら普段の生活で、TikTokほどすぐに面白さを手に入れることはできません。
そのため何をするにでも「面白さ」がくるまでに耐えることができず、イライラすることが増えるのです。
生活習慣や自律神経が乱れる
TikTokを長時間見ることで、夜遅くまで見てしまっている場合、寝る時間や起きる時間のリズムが崩れやすくなります。
その結果自律神経が乱れ、睡眠の質が悪くなり、結果として様々なところでストレスを感じやすくなります。
日中ボーッとしたり、集中力が続かないという方はすでに自律神経等が乱れている可能性があります。
▼参考記事
TikTokをやめる方法・見る時間を少なくする方法
TikTokを見続けることのリスクについてある程度分かったかと思います。
今すぐにでもやめるべきなアプリですが、どうしてもやめられないという方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが以下の方法です。
TikTokをやめる方法
- 1週間だけアプリを消してみる
- ホーム画面から消去する
- スクリーンタイムを使って制限をかける
- YouTubeのアプリを画面から一番遠いところにおく
- タイムロッキングコンテナを使う
こちらも1つずつ見ていきましょう。
1週間だけアプリを消してみる
まず1つめが1週間だけアプリを消すという方法です。流石に消すのはちょっと・・・と抵抗がある方も、1週間だけなら結構気軽にできます。
1週間消去してみると、意外とそこまで見なくても大丈夫となることが多いです。この時どうしても必要と感じるのであれば、再ダウンロードして構いません。
この方法でやめれない方は他の方法を試してみましょう。
ホーム画面から消去する
2つ目はホーム画面から消去するという方法です。iPhoneであれば、アプリ自体は消さずにホーム画面から消すということができます。
そのため、ホーム画面を左にスライドして検索をかけると起動することができます。
しかしその手間が増える分、TikTokを開く回数が自然と減っていくというわけです。。アプリは消すと今まで「いいね」をしたものが消えてしまいますが、この方法であればデータは残すことができます。
人は損をすることを避ける生き物なので、データが消えることに抵抗を感じますが、データを残しつつ目がつかないようにすることで、比較的消去のハードルが下がるというわけですね。
スクリーンタイムを使って制限をかける
スマホには各アプリをどれぐらい使用したかがわかるスクリーンタイム機能がついています。
スクリーンタイムではアプリの使用時間を制限する機能もついているので、それを使うことでTikTokを見る時間をコントロールすることができます。
難点はパスワードを入力すればアプリを使えてしまうことですが、都度パスワードを入力する必要があるので、幾分かはアプリを起動する手間が増えるためやめるキッカケになります。
▼あわせて読みたい
YouTubeのアプリを画面から一番遠いところに置く
TikTokをやめるにはTikTokアプリを起動しにくくすることがポイントになります。人は面倒な事はしたくないと思うので、一番遠いところにあれば億劫な気持ちがでるので、自然とTikTokの起動回数を減らすことができます。
アプリ消去もホーム画面から消去する必要もないので、一番ハードルの低い方法となります。
流石に消去できないという方は、まずはこの方法から試してみましょう。
タイムロッキングコンテナを使う
ここまでの方法でもまったく意味がないという場合は、スマホ自体を制限する必要が出てくるでしょう。
この時におすすめなのがタイムロッキングコンテナです。スマホをボックスの中に入れて、制限時間の間はスマホを強制的に触れなくさせることができます。
スマホ依存症のレベルであれば、数十分スマホを触れないことはかなりストレスになるかと思います。
なので最初は5分程度の時間で、徐々に時間を伸ばしていくようにしましょう。作業するべき時間が決まっているのであれば、その時間はスマホを触らないと決断することで、しっかりとやるべきことに集中することができますよ。
▼おすすめのタイムロッキングコンテナ