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いまさら聞けない!クラウドソーシングとは?メリット・デメリット・仕事の内容を解説!

2010年ごろから始まり、最近では徐々に一般化してきたクラウドソーシング。

なんとなく言葉は聞いたことはあるかもしれませんが、「実は詳しく知らない」という方も結構いるかと思います。

今回はそんな方に向けて、Webに詳しい専門家の監修のもと、クラウドソーシングについて解説してきます。これからクラウドソーシングをしようとしてるけど、登録していいか不安、デメリットや仕事内容を知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドソーシングとは?

クラウドソーシングとは、簡単にいうとネット上の求人票みたいなものです。

定義としては、

不特定の人(クラウド=群衆)に業務を外部委託(アウトソーシング)するという意味の造語であり、発注者がインターネット上のウェブサイトで受注者を公募し、仕事を発注することができる働き方の仕組みで欧米等を中心に普及が進んでいる。引用元:総務省

となります。もともとは企業からの発注が多かったですが、近年は個人での発注も増えてきて、様々な仕事があります。欧米を中心に普及とありますが、日本でも徐々に浸透し始めてきており、利用者はかなり増えてきているのが現状ですね。

クラウドソーシングはアルバイト・副業にかなりおすすめ

クラウドソーシングは主にWeb系の仕事が多くあり、単価としても、飲食店や接客業の時給よりも高くなりやすいです。

仕事内容にもよりますが、良案件のものであれば時給2,000~3,000円程度は安定的に稼ぐこともできます。

また特定のスキルがあれば、1~2時間程度の作業で1万円以上稼げる仕事もあるので、要注目なサービスですね。

中には本業で得たスキルを、副業としてクラウドソーシングで使う人もいますよ。

クラウドソーシングの仕事内容とは?

クラウドソーシングにおける仕事内容は多岐にわたります。ここではよく発注・受注される仕事をいくつか紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

ライティング・ブログ執筆・SEO

自社メディアや個人ブログの運用において、クラウドソーシングを利用する方は結構多いです。

SEO(検索エンジン最適化)といって、検索画面に上位表示させるような仕事もあります。

文字単価や1記事〇〇円といったような募集があります。比較的知識がなくても受注することができるので、初心者にもおすすめな仕事内容ですね。

Web制作・デザイン

ホームページの制作や、広告などのバナー作成など、デザインの仕事も豊富にあります。

2020年ごろから感染症の影響もあって、ECサイト(ネットショップ)化が進みました。

その影響もあって、Webページのデザインの需要も高まり、クラウドソーシングではその仕事が豊富にあります。

高単価なものも多いので、デザインの技術があれば積極的に利用したい仕事の1つですね。

プログラミング・システム開発・アプリ開発

専門的な知識が必要なプログラミングやシステム開発も、クラウドソーシングで発注・受注することができます。

プログラマーやエンジニアが足りていない企業もあり、需要は高めなので高単価を狙える仕事内容の1つですね。

動画編集

YouTubeやTikTok等の動画サービスの普及が高まった今の時代、動画編集の技術の需要が高まっています。

また企業だけでなく、個人YouTuberの方が募集していることも多く、比較的高単価も狙いやすい仕事内容です。

ただし動画編集には高スペックなPCを要することが多いので、あまりスペックの高いPCを持っていないという方にとっては、少し厳しい仕事でもありますね。

動画編集は編集に結構時間がかかるので、企業側としてもリソース削減のために発注するのはおすすめですね。

画像編集

デザインと似てくる部分もありますが、画像編集も比較的需要の多い仕事内容の1つです。

Web広告のバナー制作や、YouTubeのサムネイル制作、ECサイトの商品画像加工などが主な業務になります。

ツールとしてはPhotoshopが使われることが多く、使い慣れるまでには時間がかかりますが、ある程度知識をつければ、効率よく仕事を回すことができます。

画像加工を行える方は多いので、企業側として画像加工するところにリソースが避けない場合は、クラウドソーシングで発注するのもおすすめですね。

アンケート・口コミ投稿

クラウドソーシングの仕事内容の中でも、かなり簡単な部類に分類されるのが、アンケートや口コミです。

企業が応募しているアンケートに回答するだけで報酬がもらえます。

1アンケートにつき20~100円ほどのものが多く、ちょっとしたお小遣いが欲しい程度の場合におすすめですね。

企業側としては、簡単にアンケートを取ることができるので、エビデンス獲得といった部分でもおすすめの仕事内容になります。

クラウドソーシングを受注する側のメリット・デメリット

クラウドソーシングでお金を稼ごうとしている受注者の方にとっての、メリット・デメリットをご紹介します。

メリット

まずはメリットから見ていきましょう。主なメリットとしては、

  • 豊富な仕事から自分のやりたいことを選べる
  • 好きな時間・好きな場所で好きなだけ働くことができる
  • 正社員雇用もある

この3つです。1つずつ簡単に見ていきましょう。

豊富な仕事から自分のやりたいことを選べる

クラウドソーシングにはかなり多くの仕事が募集されています。

特別なスキルがないとダメと思う方もいるかもしれませんが、中には特別なスキルがなくても受注できるものもあるので、豊富な仕事から好きなことを選べるのは1つのメリットですね。

好きな時間・好きな場所で好きなだけ働くことができる

クラウドソーシングに募集されている多くの仕事が、パソコンやスマホで行えるものです。

そのためノートパソコンやスマホがあれば、カフェなどに行って作業することもできます。

また納期締め切りはあるものの、作業時間が決められていないので、夜中や仕事終わりなど、自分の都合のいい時間で作業できるのもうれしいところですね。

これが接客業などのアルバイトであれば、時間通りに動かないといけないので、時間に縛られたくない方にはおすすめです。

正社員雇用もある

フリーターとして活躍する方も多いですが、中にはスキルが認められて正社員として雇用される場合もあります。

普通の就職活動よりも、スムーズに正社員として雇用されやすいのが嬉しいところですね。

今は正社員として働きたくないけど、いつかは正社員として雇用されたいと思っている方にもおすすめです。

デメリット

続いてデメリットです。デメリットとしては、

  • 収入が安定しにくい
  • コミュニケーションがとりにくい

この2つです。こちらも簡単に見ていきましょう。

収入が安定しにくい

募集されている仕事には、長期的な契約もありますが、単発な仕事も結構多いです。

長期的な契約であれば、収入を安定させやすいですが、単発タイプだと安定しにくいです。

また長期的な契約といっても、企業側が急に募集をやめるといったケースもあるので、正社員に比べると、その安定性は劣ります。

コミュニケーションが取りにくい

企業の仕事を受注する場合、24時間体制でないことがほとんどなため、自分の作業時間と営業時間が異なることも多いです。その際聞きたいことがあっても連絡が取れないといった問題が発生します。

またほとんどがチャットツールやビデオ通話でやり取りすることになりますが、企業側としては複数人とやり取りをすることが多いので、その場合はレスポンスに遅れてしまい、それに伴って作業時間が遅れるといったケースもあります。

クラウドソーシングで発注する側のメリット・デメリット

続いて企業側や個人事業主として、仕事を発注するがわのメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

主なメリットとしては、

  • 単純作業を任せてほかのところにリソースを避ける
  • プロレベルのクオリティを低単価で発注できる

コチラも1つずつ簡単に見ていきましょう。

単純作業を任せてほかのところにリソースを避ける

仕事中には誰にでもできそうで、それなりに時間がかかってしまう作業もあるかと思います。

しかしながらその作業を切り捨てることができずに、費用対効果が悪いところに時間を割いてしまっている企業もあると思います。

そういった単純作業をクラウドソーシングで賄うことで、他の重要なところに社員のリソースを割くことができます。コアな部分に時間をさけることで、業績向上にもなりますし、業務効率化にも向いているサービスですね。

プロレベルのクオリティを低単価で発注できる

クラウドソーシングを利用している受注者の方には、プロレベルのスキルを持った方も結構多いです。

実際にプロや企業への外注となると、数倍の単価が必要になることもありますが、クラウドソーシングであれば低コストで高クオリティの仕事を依頼することも可能です。

デメリット

クラウドソーシングの発注側のデメリットとしては、

  • ノウハウや情報が流出する可能性がある
  • 連絡が急に取れなくなる場合がある
  • 契約がうまく取れないことがある

この3つです。こちらも1つずつ簡単に見ていきましょう。

ノウハウや情報が流出する可能性がある

仕事を発注する場合、中には社内のノウハウや情報を伝える必要もあるかと思います。

その際そういった情報が流出する可能性は十分にあります。

業務効率化の方法や、業績に関する情報など、流出してはいけないものもたくさんあるかと思うので、必ずNDA(秘密保持契約)を結んでおくことが大切です。

連絡が急に取れなくなる場合がある

クラウドソーシングでは、ほとんどの場合が一般の方との契約になります。

いろんな人がクラウドソーシングを利用しているため、中には社会的なルールを守らない方もいます。学生で利用している方もいるので、個人的な都合で急に連絡がとれなくなることもあります。

途中まで依頼していたことを放棄されるといった場合もあるので、納期が遅れたりすることもあるので注意が必要です。事前に年齢や経歴、実績などを確認することも大切でしょう。

契約がうまく取れないことがある

3つ目が契約がうまく取れないこともあるということです。

業務効率化を狙って、クラウドソーシングに仕事を発注する企業は多いです。

そのため自社よりも魅力的な案件があれば、受注者はそちらに流れてしまいます。

クラウドソーシング内の検索画面に表示させることも大切なので、「高単価」「長期契約」といったキーワードを盛り込んで募集するというのも1つですね。

クラウドソーシングに対するネットの声

クラウドソーシングを利用する方も増えてきたため、それと同時にネット上でクラウドソーシングに対する意見を投稿する方が増えてきました。ここではいくつかその声を紹介するので、登録する前の参考にしてみてください。

クラウドソーシングに対する批判的な意見

まずは批判的な意見を見ていきましょう。

やりとりに不安を感じる

安価なものが多い

落選が続く

クラウドソーシングに対するプラスな意見

続いてクラウドソーシングでのプラスな意見をご紹介します。

スキルがついてくると50万の案件も受注できる

初日で1案件とれた

単価が高くなってきたように思える

おすすめのクラウドソーシングサイト一覧

ここまでの内容を読んだ方は、クラウドソーシングについてある程度詳しくなれたかと思います。

ここでは、おすすめのクラウドソーシングサイトをいくつか紹介するので、これから登録しようとしている方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドソーシングサイトは、主に2パターンに分かれていて、たくさんの種類の仕事がある総合型と、特定の仕事に特化した特化型に分かれます。

ここではそれぞれ種類に分けて、おすすめなクラウドソーシングサイトをご紹介します。

総合型のクラウドソーシングサイト

たくさんの種類の仕事が発注されている総合型のクラウドソーシングサイト。

ここでは業界大手の3つをご紹介します。

Craudia(クラウディア)




個人的に1番おすすめなのがクラウディアです。業界最大手ではなく、案件数は少なめですが、最大の魅力が手数料の低さになります。

ここでは詳しく触れませんが、仮に10万円を稼いだ場合、業界最大手に比べて1万円程度の手数料の差が出てきます。

月に数万円程度だとその違いに気付きにくいですが、年間を通してみるとかなりの差になるので、なるべく早めに手数料の低いところから始めるのがおすすめです。

クラウドソーシングで生計を立てている人の中には、最終的にこのクラウディアに落ち着いたという人も結構多いですよ。

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CrowdWorks(クラウドワークス)



続いてクラウドワークスです。業界最大手ともいわれるクラウドワークスで、国内のシェアやワーカー数でNo,1を獲得するほどのサイトです。

案件の数は日本でもトップクラスなので、自分に合った仕事を見つけやすいのが魅力です。

手数料は高めになるのでクラウディアをやってみて、自分のやりたいことが見つからなかった場合に登録するというのがおすすめです。

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Lancers(ランサーズ)

3つ目がランサーズです。こちらもクラウドワークスに並ぶほど、業界大手のクラウドソーシングサイトです。

取り扱う仕事・案件の種類がかなり多く、マニアックな仕事でも見つけやすいのが魅力です。

サポートの部分も24時間体制になっているので、何かあった時も安心できるサイトでもありますね。

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ランサーズ

特化型のクラウドソーシングサイト

続いて特化型のクラウドソーシングサイトです。

「こんな仕事を発注したい、受注したい」と明確に決まっている人は特化型で探した方が効率がいいです。

コチラも人気なサイト3つを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

エンジニア特化型:ポテパンフリーランス



まず1つ目がポテパンフリーランスです。エンジニア特化型のクラウドソーシングサイトで、高単価な案件が豊富にあります。

対応地域は東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪といった首都圏中心となっています。

エンジニアの経験、知識がある方にはおすすめのクラウドソーシングサイトですね。

ライター特化型:サグーワークス

続いてライター・ライティング特化型の「サグーワークス」です。

記事作成やSEO対策に注力しており、ブログを運営している方の発注先としてもおすすめのサイトになります。

クラウドソーシングをやるうえで、自分はライター1本でやっていこうと明確に決まっている人におすすめですね。

また記事執筆のスキルを高めることができるので、これからブログで生計を立てていきたいという方は、ぜひとも登録をおすすめします。

イラスト特化型:SKIMA

3つ目がイラスト系に特化した「SKIMA」です。

Twitterなどのアイコン作成や、バナー作成といったデザインの仕事をしたい方・発注したい方におすすめなサイトです。

単価の幅が広く、うまくやれば月20万円以上の収入も目指すことができます。ここから有名になって人気を得ている方もいるので、デザインで生計を立てたいという方は、ぜひとも登録したいサイトですね。


今回はクラウドソーシングとは何なのかについてご紹介しました。

これからクラウドソーシングで仕事をしようとしている人はぜひ参考にしてみてください。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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