主食して食べられることが多いうどんですが、食べることが多いものだからこそ少しでも体にいいものを選んで食べたいですね。
添加物やアレルギー成分が多く含んでるものが多いですが、そういったものは体に害を与える成分を多く含む場合があります。
また原材料として使用される小麦粉は糖質も高く、健康面で指摘を受けている方には食べにくいこともあります。
そういった点を補いながら体にいい原材料を選んで食べることは大切なことですので、これから体にいいうどんをピックアップして紹介していきたいと思います。
【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
管理栄養士おすすめの体にいいうどん10選
それでは早速体にいいうどんを見ていきましょう。管理栄養士が実際に使用しているうどんも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
体にいいうどん①:有機家/無添加 全粒粉 うどん
無化成肥料・無農薬、無添加にこだわった全粒粉のうどんです。
全粒粉のうどんは栄養素の高いふすまなどをそのまま制粉した小麦の事で、普通の小麦より食物繊維、ミネラルなどなど栄養価が高いのが特徴です。
また薄力粉と比較して約3倍程度の食物繊維や鉄分を含み、ビタミンB1の含有量も多く栄養価も高くなっています。
不純物を多く含むため、粉の色はやや茶褐色を帯びていますがこちらの製品はそれら不純物による独特の風味と食感があります。
原材料
小麦粉・食塩
こんな方におすすめ
- 無農薬や無添加のものを食べたい方
- 栄養価の高いうどんを食べたい方
- 全粒粉のうどんに興味がある方
体にいいうどん②:う米めん/う米めん 白米 中太麵
福島県産米を100%使用している米粉を使用したうどんです。
米粉とデンプンだけで出来ておりグルテンフリーとなっているため、小麦アレルギーの方でも 安心して召し上がっていただけます。
製麺の生産工程での小麦使用が一切ない為、コンタミの心配がありません。
特許取得製法でつくられる、米粉を使用したうどんとしてはこれまでにないもちもちした食感が特徴です。
原材料
米粉、デンプン
こんな方におすすめ
- グルテンフリーのうどんを食べたい方
- 小麦。乳アレルギーがある方
- 米粉うどんに興味がある方
体にいいうどん③:波里/こまち麺 白
秋田県産あきたこまちを使用した米粉で作られているお米のうどんです。
小麦、卵等7大アレルゲン不使用でグルテンフリーとなっているのでこれらのアレルギーがある方も安心して食べることができますね。
蒸気で蒸しながら練ることでアルファ化(糊化)をしっかりさせ、ノングルテンでありながらしっかりとしたコシ、米の旨さ、甘み、風味を残しています。
地域の農林水産物や食文化の魅力を活かした産品を発掘するコンテスト、フード・アクション・ニッポンアワードでプロダクト部門入賞の実績もある商品なのも特徴です。
原材料
うるち米(国産(秋田県産あきたこまち70%))、コーンスターチ、クエン酸
こんな方におすすめ
- 小麦、卵等アレルギーのある方
- 米粉のうどんを食べてみたい方
- 記グルテンフリーのうどんを食べたい方/li>
体にいいうどん④:むさしのうどん/鈴や
国産全粒粉100%の小麦を使用しているうどんです。
全粒粉には食物繊維が100g中11.2gと1割以上含まれており、カリウムや鉄、マグネシウムなどのミネラルやビタミンB1も豊富で栄養価も高くなっています。
小麦の白い粉を包んでいる皮の部分(外皮・フスマ)も一緒に挽いているため色と香りが違うのが特徴的です。
無添加にこだわり、打ち立てのうどんを食べることができます。
原材料
小麦粉・食塩・水
こんな方におすすめ
- 全粒粉のうどんを食べたい方
- 無添加のうどんを食べたい方
- 健康意識し栄養価が高いものを食べたい方
体にいいうどん⑤:からだシフト/糖質コントロール うどん
うどん本来の美味しさ・食感をそのままに糖質をカットした低糖質のうどんです。
一般的なうどんの糖質が約59.1gとされていますが、こちらの商品は約34.7gとおよそ30%糖質が抑えられているが特徴です。
食物繊維も豊富に含まれており栄養価も高く、カロリーも控えめなヘルシーなロボカうどんになります。
原材料
小麦粉、小麦たん白、食塩/加工デンプン、増粘剤(アルギン酸エステル)
こんな方におすすめ
- 糖質オフされたロボカうどんを食べたい方
- ヘルシーなうどんを食べたい方
- おししい食感そのままで低糖質なうどんを食べたい方
体にいいうどん⑥:つるとんたん/ロカボうどん
一般的なうどんに比べ糖質約60%オフの27.5gとなっている低糖質のロボカうどんです。
食物繊維も45.8gと高く一日の摂取目標とされる数値の2倍相当にあたり、腸内環境を美味しく整えることもできます。
小麦粉の使用を極力抑えた製法をしており、ビタミンやミネラルを豊富に含む小麦胚芽や小麦のふすま等を原材料に使用することで、糖質を抑えつつ従来のうどんの香りや風味を損なわず美味しく食べることができるようになっているのが特徴です。
原材料
植物性たん白(小麦 大豆を含む) 食塩 脱脂小麦胚芽 植物油/加工でん粉 増粘剤(キサンタンガム アルギン酸エステル) 「めんつゆ(希釈用)」しょうゆ(小麦 大豆を含む) ぶどう糖果糖液糖 みりん 砂糖 食塩 水あめ たん白加水分解物 かつお節エキス かつお節 あじ節 うるめいわし節 さば節 煮干いわし 乾しいたけ かつお調味エキス 酵母エキス こんぶ/調味料 (アミノ酸等) アルコール
こんな方におすすめ
- 糖質制限中の方
- 食物繊維が豊富なうどんを食べたい方
- 低糖質でも食感のしっかりしたうどんを食べたい方
体にいいうどん⑦:春日屋/こんにゃくうどん
糖質・塩分ゼロの完全無添加のうどんになります。
こちらのうどんは9kcal/100g、1袋13.5kcalととてもヘルシーな作りになっており、白ご飯を1食こんにゃくうどんに置き換えると、1日214.5Kcal・1週間1501Kcalカットできダイエット中の方にも最適なうどんです。
またカルシウムが豊富でレタス約一個分の食物繊維も含まれており、健康にも配慮さているのも特徴です。
原材料
国産蒟蒻芋粉・豆乳・海草・焼貝殻
こんな方におすすめ
- ダイエット中でカロリーを抑えたい方
- 糖質ゼロのうどんを食べたい方
- 健康管理をしながらうどんを食べたい方
体にいいうどん⑧:いなば食品/国産 カレーうどんこんにゃく麺
ヘルシーなこんにゃくを使用したカレーうどんで、1袋あたりのカロリーが49kcalとダイエット中の方には嬉しい低カロリーのカレーうどんです。
糖質6.3g、脂質0.3gと低糖質・低脂質となっているのがこんにゃく麺を使用している特徴になっていますね。
またレトルトパウチでレンジ調理が可能で、レンチンしたらパウチにいれたまま直接食べることができるので手軽さもポイントの商品です。
原材料
こんにゃく麺(こんにゃく精粉、乾燥おから、もち粉、オート麦食物繊維)(国内製造)、醤油、マンゴーピューレ、トマトピューレ、香辛料、野菜エキス、かつお節エキス、煮干しだし、ビーフブイヨン、食塩、かつお削り節、にんにくペースト/加工デンプン、増粘剤(加工デンプン、キサンタンガム)、調味料(アミノ酸等)、水酸化カルシウム、着色料(カロテン、カラメル)、(一部に小麦・乳・ゼラチン・大豆・牛肉・鶏肉を含む)
こんな方におすすめ
- こんにゃく麺のうどんに興味がある方
- 手軽にレンジ調理のみで食べられるものを探している方
- 糖質や脂質を制限している方
体にいいうどん⑨:木下製粉/讃岐玄米うどん
微粉砕した玄米をたっぷり30%使用した玄米全粒粉のうどんです。
玄米は疲れやをとる効果や肌荒れ予防ができるとされるビタミンB1、ビタミンB6が配合さており食物繊維も豊富ですが、それらの玄米が持つ栄養分はそのままに消化、吸収をアップさせ長期保存も可能な商品となっております。
玄米だと100回噛んでも吸収率は30%程度ですが、微粉末にすることにより90%以上が消化・吸収されとても体にいいことがわかります。
原材料
小麦粉・玄米全粒粉・でんぷん・食塩
こんな方におすすめ
- 栄養価の高いうどんを食べたい方
- 玄米うどんに興味がある方
- 長期保管可能な乾麺タイプのうどんが欲しい方
体にいいうどん⑩:木下製粉/さぬき全粒粉うどん
胚乳部分と表皮を分別処理した独自開発の小麦全粒粉100%使用されたうどんです。
12%程度の小麦粉を小麦ふすま(食物繊維)で置換することで自然な糖質カットと、1食(100g)当たり9.9gの食物繊維が配合されてるため十分な食物繊維の摂取が可能となっております。
独自製法で従来の全粒粉特有の雑味をカットし、小麦本来の風味が味わえるようになっているのも特徴です。
原材料
小麦粉(国内製造)、食塩 【栄養成分表示(100g当たり)】エネルギー:330kcal、たんぱく質:8.9g、脂質:0.8g、炭水化物:74.1g(糖質:64.2g、食物繊維:9.9g)、食塩相当量:4g
こんな方におすすめ
- 食物繊維を豊富に摂取できるうどんを探している方
- 食べやすい小麦全粒粉を使用したうどんを食べたい方
- 糖質も控えたい方
体にいいうどんの特徴とは?
ここまでおすすめのうどんについて紹介しました。ですが今回紹介したうどん以外にも、体にいいうどんはたくさんあります。
私自身すべてのうどんを把握しているわけではありません。なのでどこか店頭や通販でおいしそうなうどんを見つけた時に、自分で体にいいかどうかを判断できるようになっておくのがおすすめです。
ここでは体にいいうどんの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
体にいい特徴
- 小麦をそのまま使用せず別な原材料に置換していることが多い
- 無添加の商品である
- 価格が通常のうどんよりも高い傾向にある
小麦をそのまま使用せず別な原材料に置換していることが多い
小麦粉は糖質が高いことでよく知られいるのではないでしょうか。
小麦粉の糖質は100g中73.3g、白米150g(茶碗小1杯)中糖質が55.2gであるのでここと比較しても小麦粉の糖質の高さが目につきます。
また近年では小麦アレルギーを持つ方も増加傾向にありアレルギーを持つ方には食べるのが難しいのがうどんです。
そういった小麦粉のデメリットを別な原材料に置換することで補っている商品が多いのが体にいいうどんの特徴といえます。
健康上の理由から糖質制限が必要な方やアレルギーがある方にとっては、米粉やこんにゃく等を使用したものなどを選ぶことで気軽に食べることができるのは嬉しい特徴でもありますね。
無添加の商品である
体にいいうどんの特徴として次点で挙げられるのは「無添加」であることでしょう。
食品添加物や有害重金属などの不自然な物質は、ヒトの腸内環境に悪影響を及ぼします。
また添加物の作用で、塩分・油分・甘みがマスキングされてしまい、塩・糖・油をとりすぎてしまうこともあり基本添加物は体にいい影響を与えるものではありません。
そういった添加物を少しでもなくし無添加にしているうどんを食べられるのは主食して食することの多いものとしては安心感が得られますね。
少しでも体にいいものを選ぶ際にはぜひ無添加のものを選んでみてほしいです。
価格が通常のうどんよりも高い傾向にある
体にいいうどんは原材料に全粒粉やこんにゃくなど使用しているものが多い傾向にあるため、一般的なうどんよりやや市場価格が高い傾向にあります。
理由のひとつとして、全粒粉の小麦は通常の小麦に比べ流通量が少ないことが挙げられます。
また一般的なの製造方法と違い、企業独自の製造方法で作られることが多いことも価格が高くなる理由の一つになりうると考えられますね。
その分健康に配慮された体にいい成分を多く含むうどんが多いので、ダイエットや糖質制限中の方にはこだわりの製造や原材料で作られたうどんをぜひ召し上がっていただいてみてはいかがでしょうか。
今回は体にいいうどんについて解説しました。
世の中にはたくさんのうどんがあり、どれを選んでいいかわからないという方も多いかもしれませんが、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
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2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
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