すっかり寒くなってきて、暖房器具を使い始めた方も増えてきたのではないでしょうか。
この季節になると気になるのが、「乾燥」ですよね。乾燥は放っておくといろんなデメリットがあります。
そこで対策として手軽にできるのが、「バスタオル」で湿度調整をすることです。今回はその方法や、乾燥を放っておくとどうなるかなどもご紹介します。
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乾燥が始まる時期はいつ頃?乾燥する原因も紹介
まず乾燥が始まる時期ですが、11月末ごろからです。そこから徐々に湿度が下がる影響で、乾燥していきます。
すこしだけ難しい話になりますが、空気中に水分を含むのは湿度が高い方が多くなります。
暖房をつけると温度だけがあがるので、相対的に湿度が低い状態になり、乾燥を引き起こします。
乾燥を放っておくと起こるデメリット・危険性
乾燥を放っておくと、
・肌の湿疹
・ウイルスが活動的になる
・風邪をひきやすくなる/のどを痛める
・静電気が起きやすくなる
といったように様々なデメリットがあります。インフルエンザなどのウイルスにかかりやすくなってしまうという危険性もあるので、適度な加湿はとても大切です。
まずは手ごろにできる濡れバスタオルで対処しよう!
理想は加湿器を購入して加湿をすることですが、比較的高価ですし、加湿器のブランドによっては結露がひどいといったものもあります。
そこでおすすめなのが、濡れバスタオルで加湿する方法です。お金もそこまでかかりませんし、比較的手ごろにできるのが魅力です。
また電気代がかからなかったり、結露しないといったところもメリットですね。普通のタオルでもいいのですが、バスタオルに比べて効果が低いのが難点ですね。
濡れバスタオルで湿度を上げる方法
濡れバスタオルで湿度を上げる方法はいたって単純で、
- バスタオルを濡らす
- 水滴が落ちない程度に絞る
- ハンガーなどに吊るす
といった手順で終わりです。バスタオルは大きいので吊るすのに、一般サイズのハンガーでは難しいと思います。
なので大きめのハンガーを使ったり、シーツ用のハンガーを使うといった方法がおすすめです。
バスタオルを乾かすように設置をしないと、今度は雑菌が繁殖してしまう可能性があるので、必ずハンガーだけは用意しておきましょう。
▼おすすめのハンガー
置き場所は自分の真上が理想
濡れバスタオルの置き場所ですが、理想としては真上です。
その理由は、基本的に水分は空気よりも重いので下に行きます。そのため遠いところにおいても部屋全体が加湿されません。
加湿器は同時に風も飛ばしていますが、あれば水分を飛ばしているようなイメージになりますね。
しかし部屋の構造上真上に置くのは難しいという方もいると思います。そういう時は帽子掛けやコートラックなどを代用させるのがおすすめです。
▼おすすめアイテム
バスタオルで湿度を上げる効果は?加湿器と比較してどうなのか
実際のところバスタオルを使って、どのくらい効果があるのか気になるところかと思います。
コチラのブログで、タオルの効果を計測していた方いたので、そちらを参考にさせていただきました。
これはバスタオルではなく、普通のタオルでの結果でしたが、青の濃いめの線が濡れタオルを干した状態です。
薄い線がタオルなしなので、それに比べると平均的に高い傾向にあるのが見て取れると思います。
加湿機の方が部屋全体を加湿できますし、加湿の質でいうとタオルの方が劣りますが、快適な40~60%の湿度を維持するには十分でしょう。
また結露が起きにくかったり、床がびちょびちょになるといった心配も少ないので、まずはバスタオルで初めて見るのがおすすめですね。
ただし見た目があまりよろしくないので、気になる方は加湿器を購入するのがよいでしょう。
画像引用元
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バスタオルで部屋の乾燥対策をする方法をお伝えしました。
乾燥は放っておくと様々なリスクがあるので、今回紹介した方法を使って乾燥対策を行いましょう。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。