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【管理栄養士監修】砂糖が体に悪い理由とは?危険性や病気のリスクを紹介

砂糖が体に悪いということは、何となく聞いたことがあるかと思います。しかしなぜ悪いのか正しい知識を知っている方は少ないのではないでしょうか。

この記事では管理栄養士監修のもと、砂糖が体に悪い理由について解説していきます。また砂糖の代わりになる、おすすめの食品も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

砂糖が体に悪いは本当?嘘?

結論からお伝えすると、砂糖が体に悪いのは本当です。砂糖が体に悪いのは嘘という情報もありますが、嘘ではないので間違えないようにしましょう。

ただし厳密には砂糖の中でも「白砂糖」が特に体に悪いですね。続いて体に悪い理由を解説していきます。

白砂糖が体に悪い理由

白砂糖が体に悪い理由としては、主に、

  • 腸内環境の悪化
  • 血糖値の乱高下による糖尿病の要因となる
  • 肥満に繋がる
  • 糖化がおきる

といったものです。1つずつ簡単にみていきましょう。

腸内環境の悪化

砂糖を摂ることで、体内に悪玉菌が増えます。

この悪玉菌が腸内環境を悪化させてしまうのです。結果として免疫力も下がり、風邪なども引きやすくなってしまいます。

血糖値の乱高下による糖尿病の要因となる

砂糖は血糖値を急上昇させやすい食品の1つです。

血糖値が急上昇すると、体はそれを下げようと動きます。

その血糖値の乱高下は体に大きな負荷を与え、糖尿病のリスクが高まります。

糖分はエネルギー源になるので欠かせない栄養素ですが、血糖値を急上昇させるものは体に負荷がかかるので、体に悪いのです。

肥満

砂糖は肥満の原因に大きく関わってきます。砂糖を摂りすぎると、肝臓の脂質代謝のリズムが崩れます。

うまく脂質を分解しなくなるので、どんどん脂肪が溜まっていき、肥満に繋がるのです。

生活習慣病の大きな原因となるので、砂糖は体に悪いのです。

糖化

最後が糖化です。糖化とは「体のコゲ」とも呼ばれ、食事からとった余分な糖質が体内のタンパク質などと結びつき、細胞を劣化させます。

その結果肌のシワやシミといった老化を招き、さらには動脈硬化やアルツハイマーといった病気にも繋がります。

砂糖の主栄養素は糖質になるため、糖化が起きやすい食品になるので体に悪いわけです。

砂糖の代わりによく使われる人工甘味料も危険?

砂糖が体に悪いことは分かったかと思います。しかし世の中には砂糖を使わずとも甘いものがたくさんあります。

その代表的なものとして挙げられるのが「人工甘味料」です。

ゼロカロリーの炭酸飲料の成分表見ると良く書かれていますが、アセスルファムKや、セルロースといったものがあります。

この人工甘味料は、体内で分解できないので体に蓄積されると言われています。そして、人工甘味料は発ガン性に影響するというデータもあるので、摂りすぎには注意したいところですね。

▼合わせて読みたい

【管理栄養士監修】人工甘味料の危険度ランキングを公開!安全なものはある?

砂糖の代わりにおすすめな甘味料とは

砂糖も人工甘味料も体にはよくないとのことでした。しかしどうしても甘いものが食べたいときもあるかと思います。

それでいてできれば体に悪くないものが良いですよね。ここでは砂糖の代わりになる、体にもあまり害がないおすすめな甘味料をご紹介します。その甘味料とは、

  • はちみつ
  • てんさい糖
  • オリゴ糖

この3つです。こちらも1つずつ簡単に見ていきましょう。

はちみつ

まず一番おすすめなのがはちみつです。特にオーガニックのはちみつがおすすめです。

はちみつは人類最古の甘味とも言われており、その歴史は何千年も前になります。

主なメリットや効果としては、体力回復、腸内改善、美容効果といったものがあります。

他にもはちみつにはビタミン、ミネラル、アミノ酸といった栄養素がバランスよく含まれているので、体の様々なところでプラスに働きます。

ただし乳幼児には与えてはいけないので、注意が必要ですね。

てんさい糖

続いててんさい糖です。あまり聞きなれないかもしれませんが、ビートという砂糖大根が原料の甘味料です。

見た目は大根やカブに似ていますが、分類上はほうれん草と同じヒユ科の植物になります。

スッキリとした後味で、パンやお菓子など幅ひろく料理に使うことができます。

体に悪い影響を与える糖化を防ぐので、てんさい糖は老化防止にもなり、美容面で気になる方におすすめですね。

オリゴ糖

オリゴ糖とは、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きをする甘味料です。

善玉菌が増えることで、腸内環境を整えるのに効果的なのがメリットですね。

また血糖値や中性脂肪を上げにくく、さらには虫歯になりにくいといった特徴があります。

砂糖との主な違いは、甘すぎないこと、カロリーが低いことがあげられますね。砂糖の代わりにおすすめですが、甘みが足りないからといって使い過ぎには注意が必要です。

砂糖が多く含まれている食品とは?

ここまで砂糖が体に悪い理由や、代わりになる甘味料を紹介してきました。最後に砂糖が多く含まれている食品を一覧で紹介するので、自分が普段食べているものではないかをチェックしてみてください。

もし当てはまるものがあったら、一切取らない、もしくは摂取量を抑えることを強くおすすめします。

砂糖が多く含まれている食品・飲み物

  • ケーキ、ドーナツなどの洋菓子
  • ようかんやどら焼きなどの和菓子
  • グミ
  • 高カカオ以外のチョコレート
  • クッキー
  • アイスクリーム
  • コーンフレークやシリアル
  • コーラやサイダーなどの甘い炭酸飲料
  • スポーツドリンク
  • カフェオレ
  • ミルクティー

どうでしょうか。普段から何気に食べてしまっているものがあったのではないでしょうか?

少量でしたら大きな問題はありませんが、「ちょっと食べすぎてるかも・・・」と思う方は摂取量を見直しましょう。

放っておくと糖尿病など怖い病気のリスクが高まりますよ。


今回は砂糖が体に悪い理由について紹介しました。

お菓子類には大概砂糖が使われているので、間食でついつい食べてしまう方は注意してください。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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