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こたつで寝るのをやめさせる方法とは?こたつで寝ることのデメリットも解説

寒い冬の季節は、こたつが欠かせないという人もいるのではないでしょうか。

ですが、こたつで温まっているうちに寝てしまったなんて経験ありませんか?

また家族の中でこたつで寝てしまう人がいる方も多いのではないでしょうか?

「わかってはいるけど、気持ちよくてなかなか出られない」

「風邪を引きそうだからやめさせたい」

と悩む方に、こたつで寝ない・寝させない方法をご紹介します。

結論:こたつの電源を切るのがいろんな意味で効果的

最初に結論からお伝えすると、こたつで寝るのをやめるさせるには、さっさと電源を切るのが効果的です。

自分が寝てしまう場合は、タイマー機能があればそれが有効的です。

ただし電源を切ったり、タイマーを設定しても再び寝てしまうなんてこともあると思います。

それはこたつで寝る快感を覚えてしまっているので、なかなかやめられるものではありません。

なのでこたつで寝ることのデメリットを知っておくことが大切です。想像以上にこたつで寝ることは危険を伴うので、これを知っておけばより確実にやめることができますよ。

こたつで寝ることのデメリット

こたつで寝るデメリットは、

  • 脱水症状による便秘
  • 低温火傷
  • 腰痛や肩こり
  • 風邪
  • 脳梗塞
  • 肌の乾燥
  • 睡眠の質が低下することによる様々な症状
  • 電気代が上がる

このようにたくさんあります。1つずつ簡単に見ていきましょう。

どれも1~2時間程度のお昼寝レベルであれば大きな問題にはなりませんが、6~7時間と普通の睡眠レベルでこたつで寝てしまうと危険度が増します。

低温火傷

冬になるとこたつもそうですが、

  • ストーブ
  • ホッカイロ
  • 電気カーペット
  • 湯たんぽ

といったものが良く使われます。これらの暖かアイテムと同時に増えるのが、「低温火傷」です。

低温火傷は比較的低い温度(約40~50℃)でおきる火傷のことで、接触部分が44度で6時間経つと受傷してしまいます。

言葉だけだと「大丈夫そう」と思うかもしれませんが、高温の一時的な火傷(熱したフライパンに触れるなど)よりも重症なケースが多いです。

低温火傷」で画像検索をするとその怖さが分かると思います。

簡単に言うと皮膚が壊死してしまい、最悪の場合皮膚の切除となる可能性があるのです。

一般的にこたつは強設定だと60度近くの温度が出るので、その温度設定だと4~5時間で低温火傷を発症する可能性があります。

人の体温が36~37度くらいなので、40度以上の温度が当たり続ければ体に負荷を与えるのは必然なことでしょう。

インフルエンザの時の体温の状態が続く」「40℃の炎天下の中外で寝ている

このような状態が体の一部で起きていると思えば、こたつで寝ることの危険性は十分に伝わると思います。

脱水症状による便秘

こたつに長時間入っていると汗をかきます。肌が濡れていないと思っていても、汗をかいている場合があるので注意が必要です。

寝ている間は水分を補給できないので、長時間こたつに入っていると「脱水症状」が起こることがあります。

主に下半身の水分が失われやすいので、小腸や大腸の部分で脱水が起こりやすく、便が乾いたり便秘になったりすることもあります。

腰痛や肩こり

こたつは一般的に小さいので、ゆったりと横になることができません。

またベッドやソファに比べて床が硬いため、体への負担が大きくなります。

その結果、腰痛や肩こりなどの症状が出たり、疲労感が増したりすることがあるのです。

子どもはあまり感じないかもしれませんが、30代以上の方は疲労が蓄積されやすいので注意が必要です。

風邪

「こたつで寝ると風邪をひく」

というのはよく聞く話だと思いますが、温かいのになぜ?だと思う方もいるのではないでしょうか。

原因は、

  • 体温調節がうまくできないから
  • こたつから出た時に一気に体に冷えるから
  • 汗で体温が下がるから
  • 十分に休めないから免疫力が下がっている

などがあげられます。下半身は温かいけど上半身は寒いとなると、人の身体はうまく体温調節ができないのです。

こたつで暑くなって、ベッドに移動する際に一気に体が冷えてしまうことや、そもそも汗で体温が下がって風邪をひきやすくなります。

またこたつでは十分に休めないので、免疫力が低下して結果として風邪を引きやすくなるといったことになるのです。

脳梗塞・心筋梗塞

「こたつで寝るだけで脳梗塞?」

と思う方もいるかもしれませんが、実際にこたつで寝ていて亡くなられた方もいます。

この方のツイートのように、こたつで寝ていると体の水分がなくなっていき、脳梗塞等を引き起こす、「血栓」ができやすくなります。

その結果血の流れが悪くなり、結果として脳梗塞や心筋梗塞といったリスクがでてしまうのです。

最悪の場合も考えられますので、こたつで寝ることは絶対にやめるのをおすすめします。

肌の乾燥

こたつに長時間入ると肌の水分が蒸発し、乾燥につながります。

またこたつから出る近赤外線は、紫外線よりも肌に影響を及ぼすので注意が必要です。

どの方でもできれば肌は綺麗に保ちたいと思います。肌の老化を防ぐためにも長時間こたつで寝ることは避けた方が良いです。

睡眠の質が低下することによる様々な症状

こたつでは睡眠の質をあげることは難しいです。

睡眠は人の健康にとってとても大切な部分になるので、これが低下するとなると様々な症状を引き起こす可能性があります。例えば、

  • 自律神経の乱れ
  • ストレスの増加
  • 食欲不振
  • 目覚めが悪くなる
  • 記憶力の低下

こういったデメリットがあります。睡眠の質を上げるためには、食生活や運動などの生活習慣が大切ですが、こたつで寝るのはできるだけ避けた方が良いでしょう。

電気代が上がる

最後は大きなデメリットではありませんが、電気代がかかるのも事実です。

一日中こたつをつけっぱなしにしていても、驚くほど電気代が上がることはないでしょう。

しかし普段はベッドや布団で寝ているわけですから、電気を無駄にしていることになります。

お金を払っている以上「電気の無駄遣い」は親がやめる正当な理由となります。

言ってもやめてくれない場合は、「電気代を払ってもらう」など、少し強引な理由が効果的かもしれません。

こたつで寝てしまうのをやめさせる方法

こたつで寝ることのデメリットが分かったところで、ここからはこたつで寝るのをやめさせる方法についてご紹介していきます。

こたつで寝るのをやめさせる方法①
タイマーで時間を決める

いちばん手っ取り早いのはタイマーで時間を決めることです。

「こたつは〇時まで」とルールを決めておき、習慣づけさせることが一番大切です。

こたつで寝るのをやめてほしいのに、そういった習慣がないといつまでたっても治りません。

こたつにタイマーがついているものはそちらでも構いませんが、基本的にこたつの近くについていることが多いので、結局のところはもう一度電源をつけてしまうこともあると思います。

そのため上画像のような、大元の電源をタイマーで切れるようなものがあると便利です。

そうすることで半強制的にこたつから出すことができるので、一度出たのであればそのまま次の行動に移してもらいましょう。

▼おすすめのダイヤルタイマー

▼コチラもおすすめです

コンセントの大元に差すタイプのタイマーです。

部屋の景観を損ねない、スタイリッシュなデザインのタイマーです。

こたつで寝るのをやめさせる方法②
こたつの電気を消してしまう

タイマーで消すのも1つですが、シンプルにコンセントを抜いてしまうというのも1つの方法です。

暖かいからこたつで寝てしまうので、寒ければ自然とこたつから出たくなるでしょう。

お子さんにする場合は消して終わりでなく、寝室に移動させるようにしましょう。

時には引きずり出して、強制的に寝させないようにすることも大切です。甘やかしてこたつで寝させてしまうと、それが習慣化してしまい、上記であげたデメリットのようなことが起きてしまいます。

こたつで寝るのをやめさせる方法③
こたつを片付けてしまう

こたつの電源を消しても意味がないという場合は、最終手段としてこたつを片付けるのがおすすめです。

こたつは暖かくて落ち着けますし、テーブルにもなるので冬にはとても便利だと思います。

しかしそれ以上にこたつで寝ることのデメリットが大きいので、何回言ってもこたつで寝るのをやめない場合は、片づけてしまうことをおすすめします。

暖房器具として一番おすすめなのは「エアコン」です。低音火傷のリスクもありませんし、石油ストーブのように一酸化中毒・火事のリスクがかなり低いです。

最近のエアコンはとても優秀なので、部屋を十分に暖めることができ、それでいて湿度管理などもできます。

こたつで寝るのをやめさせる方法④
こたつで寝ることのデメリット・怖さを伝える

最後は、こたつで寝ることのデメリット・怖さを伝えることです。

人は「損失回避の法則」といって、得することよりも損することに抵抗があります。

そのため、こたつで寝ることでいろんな損があるということを知ることで、自然とこたつで寝るをやめるかもしれません。

ご家族の方でこたつで寝るのをやめないという方に、先ほど紹介したデメリットの部分を見せてみるのも効果的だと思いますよ。

「低温火傷 画像」といった検索画面を見せるのも1つですね。

※ ※ ※

今回はこたつで寝るのをやめさせる方法についてご紹介しました。

強制的にこたつから出すのも1つですが、こたつで寝ることのデメリットを伝えることで、自発的に出るようになるでしょう。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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