健康 管理栄養士監修

【管理栄養士監修】体にいいチーズとは?適切な摂取量や健康効果について解説

独特の風味やトロッととろける食感が特徴的なチーズ。

イタリアン料理をはじめとする、様々な料理で使われ、子供から大人まで人気のある食べ物ですよね。

チーズは発酵食品なので体にいい反面、塩分や脂質が高く太りやすい食べ物ということはご存知でしょうか?

この記事では管理栄養士監修のもと、体にいいチーズとはなにか、どんなチーズを選べばいいのかについて解説していきます。

【監修者】M.N

福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年  健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動

「体にいいチーズ」とは何か?

一般的に体にいいチーズとはなんなのでしょうか?チーズといっても、モッツァレラやブルーチーズ、カマンベールなど様々ですよね。

それぞれ製法が違い、栄養価についても違いが出てきます。

ここでは体にいいといえるチーズの特徴について解説していきます。

体にいいチーズの条件

体にいいチーズとは栄養価が高く、かつ脂肪分や塩分が高すぎないものが理想的です。

M.N
体にいいチーズの種類を以下に記載します。

おすすめチーズ

  • カマンベールチーズ
  • チェダーチーズ
  • リコッタチーズ

上記の3つは塩分量や脂肪分が控えめかつ、栄養素も豊富なのでダイエットにも効果的です。

チーズの栄養価と健康への影響

チーズにはたんぱく質やカルシウム、ビタミン類など栄養素が豊富に含まれています。
またチーズに含まれる乳酸菌には腸内環境を整える効果があります。

一方で、塩分や脂肪分が多いため、過剰に摂取すると高血圧や肥満などのリスクがあります。

体にいいチーズの種類と選び方・保存方法

体にいいチーズを3つご紹介しました。

ここではそのチーズ以外にも市販でチーズを購入する時に、押さえておきたいポイントをご紹介します。

選ぶべきチーズの種類と特徴

体にいいチーズの種類としては、モッツァレラチーズやリコッタチーズなどの低脂肪チーズや、カマンベールチーズやゴーダチーズなどの低塩分チーズがおすすめです。

「低脂肪」「低塩分」がどうかがポイントになってきます。

チーズの成分表をよく見よう

チーズの成分表を確認することで、脂肪分や塩分の含有量などがわかります。

またチーズには「低脂肪」や「低塩分」などの表示がある場合もあるので、健康を気にする方は要チェックです。

チーズの保存方法と鮮度の保ち方

チーズは種類によって保存方法が異なります。

一般的に軟質チーズは冷蔵庫の上段に、硬質チーズは冷蔵庫の下段に保管しましょう。
またチーズは鮮度が命なので、開封後は早めに消費することが大切です。

短期間で食べられない場合は、保存袋やラップでしっかりと包み、冷凍保存しましょう。

チーズを食べる上での注意点とバランスの取り方

体にいいチーズを購入した後は、どのように食べるかがポイントです。

ここではチーズを食べるうえでの注意点についてお伝えします。

チーズの適量と過剰摂取のリスク

チーズには、カルシウムやたんぱく質、ビタミンなど、身体に必要な栄養素が豊富に含まれていますが、過剰に摂取すると高血圧や動脈硬化などの病気を引き起こすリスクがあります。

適量は1日あたり30g~60程度とされています。また高脂肪のチーズを選ぶ場合は、肥満のリスクが高まるため、より摂取量に注意しましょう。

チーズと他の食品とのバランスの取り方

チーズを含む食事のバランスを考える際には、野菜や果物、穀物など、他の食品も取り入れることが重要です。
チーズはサラダやスープ、パスタなどに合わせて食べることで、バランスの良い食事を作ることができます。

特定の疾患やアレルギーのある人への注意点

チーズには乳製品が含まれているため、乳製品アレルギーの人は注意が必要です。
またコレステロール値が高い人や、高血圧や糖尿病などの疾患がある人は、過剰に摂取しないように気を付けましょう。

特に塩分や脂肪分の多いチーズは避けた方が良いでしょう。

体にいいチーズを使ったレシピ

ここではチーズをより効果的に食べる方法について解説していきます。

体にいいチーズを使ったヘルシーレシピの紹介

チーズはサラダやパスタ、ピザなどの料理に使われるのが一般的ですよね。

チーズは様々な食材と相性がいいですが、その中でも特におすすめなのは、トマトと合わせることです。

特にカプレーゼは、オリーブオイルをかけて食べることで、カルシウムやビタミン、動脈硬化の予防といった様々な健康効果を得ることができます。

チーズを使ったバランスの良い食事メニューの提案

チーズは、たんぱく質やカルシウムなどの栄養素を含んでいます。

チーズを取り入れたバランスの良い食事メニューとしては、例えばチーズとトマトを挟んだサンドイッチや、リゾットといったものです。

カロリーが高いので、ハンバーガーやピザといった料理は肥満に繋がりやすいので注意しましょう。

体にいいチーズに関するQ&A

最後にチーズに関してよくある質問についてお答えしていきます。

チーズを食べると太るのは本当ですか?

チーズには高い脂肪分が含まれますが、適切な量で摂取することで栄養バランスを保ちつつ健康に良い影響を与えることができます。
ただし、過剰摂取によって肥満や高血圧などの健康リスクを引き起こす可能性があるため、適量に注意することが大切です。

乳製品アレルギーを持っている場合、どのようなチーズを選べば良いですか?

乳製品アレルギーを持っている場合は、ラクトースを含まないチーズや、大豆やアーモンド、ココナッツなどの代替品を使ったチーズを選ぶことがポイントです。
また加工チーズなどは原材料が複数含まれているため、アレルギー反応が出る可能性があるため、注意が必要です。

チーズは、どのような料理に使えば良いですか?

チーズは、パスタや、サラダ、スープなど、様々な料理に使うことができます。
また、シンプルな食事でもトーストやクラッカー、フルーツとの組み合わせなど、アレンジ次第で楽しむことができます。

また発酵食品同士を組み合わせた、キムチ×チーズもおすすめの組み合わせです。


今回は体にいいチーズについてお伝えしました。

おいしいのに体にいいチーズは、積極的に食べたい食品の1つです。
しかしその豊富な栄養素と同時に、カロリーも高めなので摂取量には十分注意しましょう。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

KURAKURAでは、管理栄養士など様々な専門家の監修のもと、暮らしに役立つ情報を発信しています。ぜひまたご覧ください。

栄養士も使っている通販サイト

-健康, 管理栄養士監修

© 2024 KURAKURA Powered by AFFINGER5