ホッとひといきつきたい時や、寒い季節に飲みたいココア。
ですがここは糖分が高いものが多く、虫歯や肥満のリスクが高まる飲み物です。
せっかくいココアを飲むなら、少しでも健康にいいココアを飲みたいもの。。
この記事では管理栄養士監修のもと、体にいいココアを紹介していきます。数多くある中から10選ピックアップしたのでぜひ参考にしてみて下さい。
【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動
目次(本サイトはアフィリエイトを含む記事があります)
管理栄養士おすすめの体にいいココア10選
それでは早速体にいいココアを見ていきましょう。管理栄養士が実際に使用しているココアも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
体にいいココア①:タカハシ/ココアパウダー 純ココア
タカハシのココアパウダー純ココアは、カカオ豆100%**で作られた無添加・無香料・無砂糖のココアパウダーです。
カカオ豆はオランダ産で、粒度は200メッシュ、アルカリ処理されています。
カカオに含まれるポリフェノールやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富なのが嬉しいですね。
商品の特徴は、チャック付き袋で保存しやすいことと、価格が安いことです。
原材料
カカオ豆 原産国 オランダ 原料原産国 西アフリカ
こんな方におすすめ
- 無添加にこだわる方
- おかし作りをする方
- 健康を気にする方
体にいいココア②:バンホーテン/【機能性表示食品】バンホーテン グラウンド バンホーテンの腸活ココア
バンホーテンの【機能性表示食品】腸活ココアは、カカオ豆100%で作られたココアパウダーに、イヌリンという水溶性食物繊維を配合した商品です。
イヌリンは、ビフィズス菌を増やして腸内フローラを改善し、お腹の調子を整える効果があるとされています。
さらに、ポリフェノールが含まれ抗酸化作用や血圧降下作用があると言われています。
チャック付き袋で保存しやすく、200gで810円というお手頃価格です。
原材料
ココアパウダー(ココアバター22%~24%)(オランダ)製造、砂糖、食物繊維(イヌリン)
こんな方におすすめ
- 無添加にこだわる方
- 腸活をしている方
- コスパ重視の方
体にいいココア③:バンホーテン/粉末ココア
バンホーテンの粉末 ピュアココアは、カカオ豆100%で作られた無糖・無香料・無添加のココアパウダーです。
カカオ豆はオランダ産で、アルカリ処理されています。このアルカリ処理はバンホーテンが発明した製法で、まろやかで飲みやすくなります。
お菓子作りやドリンクに使用できます。バンホーテンの粉末 ピュアココアの商品の特徴は、缶タイプで保存しやすいのが特徴です。
原材料
ココアパウダー(ココアバター22%24%含有)オランダ産
こんな方におすすめ
- 無添加にこだわる方
- おかし作りをする方
- 健康を気にしている方
体にいいココア④:Emmy organics/オーガニック 純ココアパウダー(ピュア)【有機JAS認証】
Emmy organicsのオーガニック純ココアパウダー(ピュア)は有機JAS認証を取得しており、カカオ豆100%で作られた無糖・無香料・無添加のココアです。
カカオポリフェノールだけではなく、同じ効能のカテキンやリラックス成分のテオブロミンも豊富です。
チャック付き袋で保存しやすく、100gで630円と高めですがオーガニックの安心感と素朴なココアの味が楽しめます。
原材料
ココアパウダーオランダ
こんな方におすすめ
- オーガニックにこだわる方
- 無添加にこだわる方
- 健康を気にしている方
体にいいココア⑤:健康フーズ/黒糖ココア
健康フーズの黒糖ココアは、カカオ豆100%で作られたココアに、沖縄のさとうきびからでき黒糖と、沖縄県与那国島のサンゴ化石のサンゴカルシウムを加えたココアです。
有機カカオに含まれるポリフェノールなどの栄養素のほか、サンゴカルシウムに含まれるカルシウムやマグネシウムなどの栄養素が豊富です。
サンゴカルシウムに含まれるカルシウムは骨や歯の健康に必要で、マグネシウムは神経や筋肉の働きを助けます。
原材料
加工黒糖(粗糖、さとうきび汁、糖蜜)、ココアパウダー、サンゴカルシウム
こんな方におすすめ
- 甘いココアが好きな方
- ココアはそのまま飲みたい方
- おかし作りもする方
体にいいココア⑥:夜久野物産/丹波黒 黒豆ココア
夜久野物産の丹波黒 黒豆ココアは、カカオ豆100%で作られたココアパウダーに、丹波地方で栽培された黒大豆きな粉をブレンドしたココアです。
黒大豆に含まれるイソフラボンやレシチン、サポニンなどの栄養素が豊富です。
イソフラボンは骨粗しょう症を予防し、更年期障害の低減に効果があるといわれています。
レシチンは脳の働きを活発にし、サポニンは脂肪の吸収を抑えコレステロールを低減し、動脈硬化等の予防に効果があると言われています。
原材料
ココアパウダー(ココアバター20~24%)、黒大豆きな粉
こんな方におすすめ
- 無添加にこだわる方
- ダイエットをしている方
- 健康を気にしている方
体にいいココア⑦:ムソー/オーガニックブラックココア
ムソーのオーガニックブラックココアは、カカオ豆100%で作られた無糖・無香料・無添加のココアパウダーです。
有機JAS認定商品なので収穫後のポストハーベストも一切行なわず残留農薬が気になりません。
砂糖不使用なのでカロリーが気になる方や、ダイエット中の方にもおすすめです。
チャック付き袋で保存しやすく、価格はオーガニックのものにしては120gで637円というお手頃価格です。
原材料
オーガニックココアパウダー
こんな方におすすめ
- オーガニックにこだわる方
- 無添加にこだわる方
- 飲みやすいココアを求める方
体にいいココア⑧:レインフォレストハーブ/ NATURAL COCOA POWDER
レインフォレストハーブの NATURAL COCOA POWDERは、有機JAS認定されたオーガニックのココアです。
ペルーの有機認定された農園で栽培されたカカオ豆のみを使用しており、アルカリ処理をしていません。
ココアパウダーの香りや風味を高く、酸味が強いと感じる人もいるようですが、それが本来のカカオ豆の味が味わえるのが特徴です。
原材料
有機ココアパウダー(非アルカリ処理・ココアバター10~12%含有)
こんな方におすすめ
- オーガニックにこだわる方
- 本来のカカオ豆の味わいが好きな方
- 無添加にこだわる方
体にいいココア⑨:創健社/有機栽培ココア使用 ミルクココア
創健社の有機栽培ミルクココアは、有機栽培されたカカオ豆100%を原料にした有機ココアパウダーを使用しています。
このココアには砂糖が含まれますが、うまみを残したさとうきび粗糖を使用しています。
ココアの風味とコクを引き出すために、貝カルシウムを添加していますが、貝カルシウムはホタテ貝殻から抽出した天然のカルシウムで、吸収率が高く骨や歯の健康に良いと言われています。
原材料
砂糖(タイ、南アフリカ共和国、フィジー、オーストラリア)、有機ココアパウダー[ココアバター20~22%(産地:ドミニカ、加工地:オランダ)]、脱脂粉乳(北海道)、食塩(メキシコ、オーストラリア)、貝カルシウム(国内産)
こんな方におすすめ
- 甘すぎないココアが好きな方
- 農薬が気になる方
- 有機栽培にこだわる方
体にいいココア⑩:VANVLiET/オーガニックナチュラルココアパウダー
VANVLiETのオーガニックナチュラルココアパウダーは、オランダ産で、ドミニカ共和国の小規模農家からフェアトレードで仕入れた有機カカオ豆100%の原料で作られています。
有機カカオ豆には、ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化物質や、テオブロミンやフェンルエチルアミンなどの神経系に作用する成分が含まれています。
カカオ本来の風味や栄養素を損なうので非アルカリ処理で100%ナチュラルなココアパウダーです。
原材料
ココアパウダー
こんな方におすすめ
- オーガニックにこだわる方
- 無添加にこだわる方
- 本来のココアが好きな方
体にいいココアの特徴とは?
ここまでおすすめのココアについて紹介しました。ですが今回紹介したココア以外にも、体にいいココアはたくさんあります。
私自身すべてのココアを把握しているわけではありません。なのでどこか店頭や通販でおいしそうなココアを見つけた時に、自分で体にいいかどうかを判断できるようになっておくのがおすすめです。
ここでは体にいいココアの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
体にいい特徴
- 砂糖不使用のもの
- 無添加のもの
- オーガニックのもの
砂糖不使用のもの
体にいいココアを選ぶのに、砂糖不使用のココアがおすすめです。
ココアは甘いイメージが強いですが、砂糖不使用のココアは、カロリーや糖質が低く、ダイエット中の方におすすめです。
砂糖が入っていない分、おかし作りなどにも使えるのでバリエーションも増えます。
さらに、砂糖不使用のココアには、カカオ豆本来のビターな味や香りが楽しめるのも特徴です。
また、カカオに含まれるポリフェノールやテオブロミンなどの成分が損なわれずに摂取できる効果もあります。
無添加のもの
体にいいココアを選ぶときは香料や着色料などの添加物が入っていない無添加のココアがおすすめです。
無添加のココアは、カカオ豆の品質や加工方法にこだわって作られており、カカオ豆の風味や栄養素をそのまま味わえます。
無添加のココアは、砂糖やミルクなどを自分で調整して飲むことができ、砂糖やミルクを控えめにすると、カロリーや糖質を抑えることができます。
また、牛乳ではなく豆乳やアーモンドミルクなどを使うと、植物性のタンパク質やカルシウムを摂取することができます。
オーガニックのもの
体にいいココアを選ぶのに、オーガニックのココアがおすすめです。
農薬や化学肥料を使わずに栽培されたカカオ豆を原料としたもので、オーガニックのココアは、環境にやさしいだけでなく、安全で安心して飲めます。
オーガニックのココアは、カカオ本来の風味や香りを楽しめ、原産地や品種、加工方法などによって、風味や香りが異なります。
例えば、カリブ海産のカカオはフルーティーで酸味が強く、南米産のカカオはナッティーでバランスが良く、西アフリカ産のカカオはビターで苦味が強いと言われています。
今回は体にいいココアについて解説しました。
世の中にはたくさんのココアがあり、どれを選んでいいかわからないという方も多いかもしれませんが、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
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