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【管理栄養士監修】堅あげポテトは体に悪い?うますぎるの裏側にある危険性や病気のリスクについて

カリッカリな食感で子供から大人まで大人気のポテトチップス「堅あげポテト」。

そのおいしさあまり定期的に食べている人も多いのではないでしょうか。

しかしそんな堅あげポテトは体に悪いのではないか?と不安に思う方もいるかと思います。そこでこの記事では管理栄養士監修のもと、堅あげポテトが体に悪いかどうかについて解説していきます。

M.N
堅あげポテトが好きでたまらない人ほど最後までご覧ください。

堅あげポテトが体に悪いは嘘?本当?

結論からお伝えしますと、堅あげポテトが好きな方にとっては残念かもしれませんが、堅あげポテトは体に悪いといえるでしょう。

そのためできるだけ摂取を控えることを管理栄養士としてもおすすめします。

ではなぜ体に悪いのでしょうか?次に堅あげポテトが体に悪い理由について解説していきます。

堅あげポテトはなぜ体に悪い?理由は?

堅あげポテトが体に悪い理由としては、

  • 炭水化物を高温で揚げている
  • 食品添加物が多い
  • 質の悪い油が使われている可能性

などがあります。他にもありますが、特に重要な3つをピックアップしたので、1つずつ見ていきましょう。

堅あげポテトが体に悪い理由①:炭水化物を高温で揚げている

堅あげポテトに限った話ではありませんが、ポテトチップス全般はじゃがいもを揚げた商品。

じゃがいもは主成分が炭水化物であり、炭水化物を高温で揚げると「アクリルアミド」という成分が生成されます。

このアクリルアミドは発ガン性があることが確認されているので、食べすぎによって体に人街な被害を与える可能性があるのです。

なので「堅あげポテトが体に悪い」というよりも、ポテトチップスが体に悪いという認識を持つようにしましょう。

堅あげポテトが体に悪い理由②:食品添加物が使われている

堅あげポテトの原材料を見てみましょう。

堅あげポテトの原材料(うすしお)


じゃがいも(国産又はアメリカ)、植物油、食塩、コーンスターチ、こんぶエキスパウダー / 調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)

堅あげポテトの原材料(ブラックペッパー)


じゃがいも(国産又はアメリカ)、植物油、黒こしょう、デキストリン、食塩、砂糖、ぶどう糖、コーンスターチ、酵母エキスパウダー(豚肉を含む)、オニオンパウダー、粉末しょうゆ(小麦・大豆を含む)、発酵酵母エキスパウダー、調味動物油脂、シナモン / 調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)
M.N
人気の2味をピックアップしました!

うすしおはまだ添加物が少ないのですが、ブラックペッパーは酸味料や香料・酸化防止剤など複数の添加物が使用されています。

食品添加物は国から認可が下りている者ですが、その危険性はまだ未知な部分が多いです。

中には味覚を狂わせてしまうものや、発ガン性などの疑いもあるので、添加物については慎重に取り扱う必要があります。

お菓子全般に言えることですが、添加物が複数使われている食品に関しては、体にいいとは言えず、どちらかというと悪いのではないかという判断ができる状況かと思います。

M.N
リスクはないとの意見もありますが、積極的に摂取するべきなものではないので注意しましょう。

堅あげポテトが体に悪い理由③:肥満のリスクが高まる

肥満を気にしている男性

なにより確実に体にダメージを与えるのが、脂質と炭水化物量です。成分表を見てみましょう。

M.N
ブラックペッパーの65gを参照にしています。
エネルギー 331kcal
タンパク質 4.0g
脂質 16.9g
炭水化物 40.7g
食塩相当量 0.6g

脂質量は約17gとなっており、これは成人だと一日の適切量の3分の1程度になります。

お菓子一袋でこの脂質量はかなり高めなので、他の食事でも適切量を摂っていれば、脂質の摂りすぎによって肥満になることは十分に考えられます。また炭水化物も高めなので、肥満のリスクが高まるお菓子といえます。

肥満になると動脈硬化などによって、体の様々なところに支障をきたすので注意が必要です。

▼ポテトチップスが体に悪い理由はコチラの記事で詳しく解説しています

【管理栄養士監修】ポテトチップスが体に悪い・危険は嘘?知らないとまずい理由を解説!                                                          

堅あげポテトを毎日食べるとどうなる?食べすぎはどうなる?

おいしくてついつい食べ過ぎてしまう堅あげポテトですが、毎日たべたり、食べすぎると、

  • 肥満になる
  • 高血圧になる
  • 肌荒れ・老化を促す

といったリスクがあります。肥満については先ほどお伝えしたので、残りの二つのリスクについてみていきましょう。

高血圧になる

ポテトチップス全般に言えることですが、塩分が高めのお菓子ではあるので、食べすぎによって塩分過多になってしまいます。

塩分過多になると高血圧になり、動脈硬化などにも繋がります。その結果脳卒中や心筋梗塞といった、重症な病気のリスクも高まるので注意が必要です。

肌荒れ・老化を促す

ポテトチップスのような高炭水化物・高脂質の食べ物は、肌荒れの原因になる場合があります。良質な油の場合は肌に好影響を与えるのですが、ポテトチップスに使われる油は質が低いことがほとんどで、ニキビができやすくなったりします。

また血糖値があがりやすいお菓子なので、その結果老化を促すことにも繋がります。

堅あげポテトに関するネットの声

人気の衰えを感じない堅あげポテト。こよなく愛するファンも多く、ネット上でも好評の声が続出しています。

ここでは堅あげポテトに関するネットに意見を見ていきましょう。

うすしおが最強

3ヶ月に1回は食べたい

小さいやつがちょうどいい

堅あげポテトが刺さった

歯茎ケガしたけど懲りていない

ほとんどがおいしいとの声。やはり人気は絶大ですね。しかし硬すぎて刺さるという声も。それでもまた食べたくなるほどの人気のようですね。

監理栄養士がおすすめする堅あげポテトを健康的に食べる方法

堅あげポテトが体に悪い理由をお伝えしてきましたが、どうしても食べたいという方がいるかと思います。

そういった方は以下の事に気を付けてみましょう。

ポイント

  • 一袋一気に食べない
  • 小袋タイプのもの食べる
  • 月に1回程度に抑える

基本的には摂取量を控えることで、比較的健康的に食べることができます。

M.N
実際私も大好きなのでたまに食べてしまいます。小袋タイプはそこまで負荷がかからないのでおすすめですよ♪ 私もちょっとしたご褒美の時は買ってしまいますね。

▼小袋タイプの堅あげポテト


今回は堅あげポテトが体に悪い理由は、毎日食べることのリスク、おすすめの堅あげポテトについてご紹介しました。

できれば堅あげポテトの摂取量は控えるべきですが、たまになら大きな問題はありません。

健康のことを考えるのであれば、摂取量を控えたり、最後に紹介した堅あげポテトを取り入れてみましょう。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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