QOL 悩み

リラックスできないって病気?自律神経失調症を自力で治す方法はある?

「自分の部屋にいるのにリラックスできない」

「リラックスしたいのにできない」

このようにリラックスできなくて悩んでいる方は結構います。

もしかして病気じゃないのかと不安に思う方もいるのではないでしょうか。

この記事ではリラックスできないことで考えられる病気、リラックスできない原因について解説していきます。

この記事を読んでわかること

  • リラックスできないことで考えられる病気
  • リラックスできない原因
  • リラックスするための方法

リラックスできないことで考えられる病気は?

リラックスできる環境にいながらもリラックスできないという場合に考えられる病気は、

考えられる病気

  1. 自律神経失調症
  2. パニック障害
  3. 不安神経症

の3つです。1つずつ見ていきましょう。

自律神経失調症

自律神経失調症は、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて出る様々な症状のことです。

全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなどがあります。

ほかにも頭痛、動悸や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなどの症状が出ることもあり、多岐にわたって症状がでるのが特徴です。

リラックスしたいのにできないという場合は、この自律神経失調症が特に考えられますね。

▼参考記事

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)

パニック障害

パニック障害は、激しい恐怖のエピソードを繰り返し、現実から切り離されたような感覚に陥る身体的な症状を伴うことを特徴とする不安障害です。

この発作は、胸の痛み、息切れ、動悸、呼吸困難などの身体的な症状を引き起こします。

軽度なものであればリラックスできない・落ち着かないといった症状もかんがえられるでしょう。

不安神経症

不安神経症(不安障害・強迫性障害)とは、不安や恐怖に押しつぶされてしまい、過度の発汗、心拍数の増加といった症状がでる病気です。

過度のストレスや疲れなどが原因とされており、不安と恐怖が出つづけてきてしまうのです。

そのためリラックスできる環境においても、考え事をたくさんしてしまいリラックスできないということがあります。

▼参考記事

不安神経症

リラックスできない原因・自律神経失調症の原因は?

リラックスできない・自律神経失調症の可能性があるという場合の原因は、

リラックスできない原因

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 不安
  • 自律神経の乱れ

といったものが考えられます。コチラも1つずつ見ていきましょう。

ストレス

身体的ストレス・精神的ストレスがかかっていると、十分にリラックスすることができません。

肉体的労働時間が長すぎたり、会社や受験勉強などでのストレスがかかりすぎていないかチェックしましょう。

睡眠不足

睡眠不足もリラックスできない大きな要因です。

睡眠不足になると、ストレスをより受けやすくなったり、うつのリスクが高まったりなど、様々なとこに良くない影響が出ます。

理想的な睡眠時間は7~8時間。極端に睡眠時間が短い方は注意が必要です。

不安

不安もリラックスできない大きな原因です。

「嫌われていないか」

「自分はこのままでいいのか」

「明日大事な発表を控えている」

といった緊張や不安から、ずっと考え事をしてしまい、リラックスできないという場合があります。

自律神経の乱れ

リラックスできないことの根本的な部分として、「自律神経の乱れ」が考えられます。

ここまでに紹介したストレスや睡眠不足、不安も自律神経の乱れに繋がる可能性があります。

自律神経が乱れ、副交感神経が安定しないと、体には落ち着ける状態にならないので、いつまでたってもソワソワしたり、リラックスできないという状況になるわけです。

▼自律神経が乱れる原因についてはコチラ

自律神経とは?乱れる原因や整える方法を徹底解説!

自律神経失調症の治し方は?自力で治る?

自律神経失調症は、生活習慣の改善、薬物療法、理学療法などの治療法があります。

リラックスするための方法としても有効的なので、リラックスできないと悩む方はチェックしておきましょう。

生活習慣の改善

自律神経失調症を管理するための最初のステップは、生活習慣を変えることです。

自律神経失調症の症状の引き金となりうるものを避け、塩分や水分の摂取を増やし、定期的に運動することが挙げられます。

また自律神経失調症と診断された方は、ストレスを最小限に抑え、十分な休養をとるように心がける必要があります。

薬物療法

場合によっては、症状の管理に役立つ薬物療法が推奨されることがあります。

例えば血圧を下げるβブロッカー、ふらつきを抑える血管収縮剤、心拍数を下げる薬などがあります。

またうつ病や不安神経症を治療するための、薬剤が処方される場合もあり、適切に摂取することで自律神経失調症の症状を軽減・改善できるでしょう。

理学療法

姿勢の改善、筋肉の強化といった理学療法は自律神経失調症の症状を軽減します。

うまく体を動かせないことでストレスに感じて、自律神経失調症になっている場合、理学療法を使って運動機能を改善することで治る可能性があります。

また理学療法は日常生活動作の改善が図られることで、最終的にはQOL(生活の質)向上に繋がっていきますよ。

▼参考記事

理学療法とは


今回はリラックスできないことは病気なのかどうか、またリラックスできないことの原因や対処方法についてお伝えしました。

豊かな生活を送るには、リラックスをすることはとても大切です。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。

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