野菜を美味しく食べるのに欠かせないドレッシング。健康に気づかって野菜を積極的に摂ろうとするのはとても良いことです。
しかしドレッシングの中には体に悪いものがあるのも事実。なのでせっかく体にいい野菜を食べても、結果として体に悪影響を及ぼすこともあるのです。
なのでドレッシングは適当に選ぶのではなく、ちゃんと体にいいドレッシングを選ぶことがとても大切。
この記事では管理栄養士監修のもと、体にいいドレッシングを紹介していきます。数多くある中から12選ピックアップしたのでぜひ参考にしてみてください。
【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は400本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動
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今人気を集めている塩ぬき屋のドレッシング!
まずはじめに紹介したいのが、今どんどん人気を集めている塩抜き屋のドレッシングです。
体に悪いドレッシングの特徴としては「塩分の多さ」が1つあります。塩ぬき屋のドレッシングは食塩が使われておらず、なおかつ添加物も使用していません。
なので数多くあるドレッシングの中でも、かなり安全性が高く体にいいドレッシングといえるでしょう。
ごま油がメインなので栄養価も高く、ダイエットにもおすすめです。少し高いのがネックですが、健康にこだわる方は一度試してみる価値があるはずです!
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管理栄養士おすすめの体にいいドレッシング12選
それでは早速体にいいドレッシングを見ていきましょう。管理栄養士が実際に使用しているドレッシングも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい!
体にいいドレッシング①奄美自然食本舗 【無添加】ごまドレッシング 極みの胡麻
まず1つ目は奄美自然食本舗 の【無添加】ごまドレッシング 極みの胡麻です。
完全無添加にこだわり、天然由来のものばかりで作られているだけでなく、味噌や黒酢など体にいい調味料も含まれているのがおすすめポイント。
もちろん味もおいしく、ごまドレッシングが好きな方はぜひ一度試してみてほしい商品ですね。
原材料
食用植物油脂、粗糖、胡麻ペースト、しょうゆ(本醸造)、卵黄、胡麻、醸造酢、さとうきび酢、味噌、黒酢、昆布エキス、魚介エキス、酵母エキス、(原材料の一部に胡麻、大豆、小麦、卵を含む)
こんな方におすすめ
- ごまドレッシングが好きな方
- 完全無添加にこだわりたい方
- 金額にはこだわらない方
体にいいドレッシング②果実の恵みドレッシング|ヒカリ
酢は国内産有機米100%の有機純米酢を使用。国内産有機柑橘類の果実の甘味と酸味を閉じ込めたフレンチタイプのドレッシングです。
農薬などを使わない有機(オーガニック)食品で作られているうえ、無添加なので体にとてもやさしいドレッシングとなっています。
それでいて価格もそこまで高くはないので、頻繁にドレッシングを使い、ドレッシングにあまりお金をかけたくないという方にはとてもおすすめなドレッシングですね。
原材料
有機米酢(有機米(国産))、有機レモン、なたね油、砂糖、有機ゆず、有機たまねぎ、食塩、有機ゆこう、昆布、香辛料
こんな方におすすめ
- ドレッシングにそこまでお金はかけたくない方
- さっぱり系のドレッシングが好きな方
体にいいドレッシング③塩ぬき屋 食塩不使用 中華 ドレッシング
管理栄養士御用達の塩ぬき屋から販売されている、「塩ぬき屋 食塩不使用 中華 ドレッシング」。冒頭で紹介した商品と同じです!
医師も推奨する塩ぬき屋は、そのお店の名前通り、食塩を抜いている食品・調味料の取り扱いが豊富です。
塩分がない分「物足りない」と感じる方もいますが、健康を考えるのであれば、塩分もしっかりと押さえたいところ。
添加物も増粘剤以外は入っていないので、安心して食べることができるでしょう。
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原材料
米黒酢、ごま油、砂糖、ホタテエキス、いりごま、酵母エキス、ギャバ、増粘剤(コンニャクイモ抽出物)、香辛料
こんな方におすすめ
- 血圧を気にしている方
- ごま油系の香りが好きな方
体にいいドレッシング④あらびかドレッシング ベーシックタイプ
ひこにゃんで有名な滋賀県彦根市の人気洋食店のオリジナル自家製・無添加ドレッシング。野菜にかけてもすぐに沈まない濃度。淡路島産の玉葱をたっぷり使用しています。
ぐるなび直営の産地直送店舗、大阪グランフロントSHUN*SHOKU LOUNGE BY GURUNAVI でも全国の数ある商品の中からセレクトされている商品。そのおいしさゆえに全国にファンができるほど。
賞味期限は未開封2ヶ月、開封後2週間と早めですが、その分おいしさは保証できます!
原材料
植物油・醸造酢・玉葱・塩・砂糖・卵・醤油(大豆を含む)・オレンジ果汁・ブドウ糖果糖液糖
こんな方におすすめ
- クリーミーなドレッシングが好きな方
- 酸味が強いドレッシングが苦手な方
- 毎日ドレッシングを使う方
体にいいドレッシング⑤松本醤油商店 はつかり胡麻ドレッシング
川越の老舗「松本醤油商店」の「はつかり醤油」をベースにして製造された胡麻ドレッシング。
TBSテレビ「マツコの知らない世界」で紹介され、一気に知名度が上がったドレッシングです。
着色料・保存料などを使用していない無添加ドレッシングなので、安心して使うことができます。
砂糖ではなく三温糖が使われていることもあってか、まろやか・芳醇な味わいが特徴ですね。
原材料
食用植物油脂、本醸造醤油(小麦・大豆)、醸造酢(米)、胡麻、三温糖、卵黄、
こんな方におすすめ
- まろやかなドレッシングが好きな方
- ごまドレッシングが好きな方
▼公式ページ
体にいいドレッシング⑥フォロ ドレッシング
徳島県にある有限会社やましなという会社が製造販売するドレッシングです。
国産玉ねぎとニンニク、特製スパイスを使って加熱せずに作られる生ドレッシングは、風味豊かで濃厚な味。
まろやかでクリーミーな味わいに、ドはまりしている方が多く、職場用・自宅用と「ドレッシングはコレ1本」という方も。
賞味期限はやや短めなので、なるべく早く消費するようにしましょう。
原材料
食用植物油脂(大豆油、なたね油)、醸造酢、玉葱、砂糖、醤油(大豆、小麦を含む)、食塩、ニンニク、マスタード、胡椒
こんな方におすすめ
- 洋風系ドレッシングが好きな方
- さっぱり系よりもまろやか系のドレッシングが好きな方
体にいいドレッシング⑦光食品 有機青じそ ノンオイルドレッシング
体に悪いドレッシングでよく話題に上がる青じそドレッシング。というのも市販によくある青じそドレッシングは添加物が多く、味の調整がされているものがほとんど。
しかしこの光食品 有機青じそ ノンオイルドレッシングは、無添加で作られており、青じそ本来の風味を味わうことができます。
そのため「いつもの青じそと違う」という方もいますが、「青じそ好きにとってはたまらない」という人も。青じそドレッシング好きはぜひ一度試してほしい1品ですね。
原材料
有機醤油[大豆(遺伝子組み換えでない)、小麦を含む]、有機醸造酢(リンゴ酢、米酢)、有機砂糖、有機レモン、食塩、有機青じそ、有機米醗酵調味料、梅肉、こんぶ、かつお節
こんな方におすすめ
- 青じそドレッシングが好きな方
- さっぱり系のドレッシングが好きな方
体にいいドレッシング⑦キヨトク ウマカラゆず&オニオン ドレッシング
大分県産ゆず果汁、国産玉ねぎ、豆板醤、各種香辛料を絶妙のバランスで配合し旨味成分の国産昆布だしやかつおエキスを加えた、辛味の中にもゆずの風味がアクセントになったソース&ドレッシングです。
添加物はいくつか使用されていますが、保存料・着色料は使われておらず、全体的に添加物は少なめです。トランス脂肪酸ゼロオイルを使われているのも高ポイントですね。
原材料
ゆず果汁(ゆず(大分県産))、醸造酢、砂糖、玉葱、米発酵調味料、醤油、食用植物油脂、還元麦芽水あめ、一味唐辛子、豆板醤、赤ピーマン、食塩、昆布だし、かつおエキス、香辛料/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、(一部に小麦・大豆を含む)
こんな方におすすめ
- 酸味系のドレッシングが好きな方
- ピリ辛のドレッシングが好きな方
▼公式ページ
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体にいいドレッシング⑧有機 人参 ドレッシング
化学合成添加物は一切不使用、国産有機素材と国産天然素材を使用した有機JAS認定商品です。
有機野菜を中心に作ったドレッシングなので、野菜に野菜をかけているという不思議な状態に。ニンジンベースの甘みが特徴的で、健康を考えている方にはとてもおすすめの1本です。
化学合成添加物は一切不使用ですが、レトルト殺菌(加圧加熱殺菌)によって、無添加ながらも長めの賞味期限が嬉しいところですね。
原材料
有機人参、有機大根、有機じゃがいも、有機甘酢、有機りんご酢、有機玉葱、有機キャベツ、有機オリーブ油、塩、有機ネギ、有機ごぼう、有機白ごま、有機長芋、有機ゆず酢、有機レモン汁、ごま油、有機にんにく、有機醤油、胡椒、唐辛子(原材料に〔大豆〕〔小麦〕〔りんご〕〔長芋〕の成分が含まれています)
こんな方におすすめ
- とにかく野菜が大好きな方
- オーガニックにこだわりたい方
体にいいドレッシング⑩セゾンファクトリー リッチスタイルドレッシング
1本1,360円と他のドレッシングと比べてもお高めの1本。とろみをつけるための増粘剤は使われていますが、全体的に添加物は少なめ。
口当たりはまろやかなのにサッパリとした風味で、野菜だけでなくカルパッチョなどの料理にも応用可能。
原材料
食用植物油脂、にんじん、りんご酢、砂糖、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、たまねぎ、しろしょうゆ加工品(白だし)、レモン果汁、食塩、酵母エキス、香辛料/増粘剤(キサンタン)
こんな方におすすめ
- 高級感のあるドレッシングを試してみたい方
- にんじん系ドレッシングが好きな方
体にいいドレッシング⑪グラッツェミーレ 野菜で野菜を食べるドレッシング まっことうまい焼き
柑橘系果汁直七を使用した、すっきりとした味わいが特徴の玉ねぎドレッシング。
野菜が味わえるように、余計なものは加えず、シンプルな調味料のみで作られています。
たまねぎをベースとしつつ、すだち果汁が入っているので、旨味がありつつもさっぱりとした味わいが特徴。絶妙な味わいは飽きにくく愛用している方もたくさんいますね。
原材料
玉ねぎ、食用植物油脂、醤油(小麦・大豆を含む)、醸造酢、田熊すだち(直七)果汁、砂糖、味噌(大豆を含む)、ごま
こんな方におすすめ
- さっぱり系ドレッシングを探している方
- 玉ねぎが好きな方
体にいいドレッシング⑫オーサワの和風ドレッシング
有機野菜・果実や有機純米酢・純りんご酢、なたね油・有機オリーブ油を使ってさっぱりとした醤油味に仕上げた和風ドレッシング。
1年以上熟成した本醸造醤油を使用しており、魚介類・動物性のだしや化学調味料、増粘剤などは未使用。
有機JAS認定食品なので安心度も高め。和風ドレッシングも添加物がよく使われやすいですが、コチラは無添加なので安心して使用できますよ。
原材料
有機醸造酢(米酢、りんご酢)、麦芽水飴、食用植物油脂[なたね油、有機オリーブオイル(カナーン有機オリーブオイル)]、有機たまねぎ(国内産)、醤油、食塩、馬鈴薯でん粉、昆布、有機レモン果汁(イタリア・スペイン産他)、有機にんじん(国内産)、香辛料
こんな方におすすめ
- 和風ドレッシングが好きな方
- オーガニックにこだわりたい方
体にいいドレッシングの特徴とは?
ここまでおすすめのドレッシングについて紹介しました。ですが今回紹介したドレッシング以外にも、体にいいドレッシングはたくさんあります。
私自身すべてのドレッシングを把握しているわけではありません。なのでどこか店頭や通販でおいしそうなドレッシングを見つけた時に、自分で体にいいかどうかを判断できるようになっておくのがおすすめです。
ここでは体にいいドレッシングの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
体にいいドレッシングの特徴としては、
ポイント
- 増粘剤や人工甘味料などの添加物が入っていない=無添加
- 原材料に書かれているものが少ない
- 基本的に少し高め
この3つです。1つずつ簡単に見ていきましょう。
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増粘剤や人工甘味料などの添加物が入っていない=無添加
ドレッシングに限った話ではありませんが、体に悪いものには添加物がたくさん含まれています。よく見かける添加物でいうと、
・果糖ぶどう糖液糖
・たんぱく加水分解物
・調味料(アミノ酸等)
・酸味料
・香料
・増粘剤(キサンタンガム)
・甘味料(スクラロース)
・保存料
・香辛料抽出物
・ビタミンB1(一部に小麦、大豆、鶏肉、豚肉、りんごを含む)
といったもの。(※果糖ぶどう糖液糖、たん白加水分解物は、添加物には指定されていませんが、同様に危険性のある物質と言われています。)
添加物は旨味成分を追加したり、腐らせないような働きをもちます。これらは消費者にとってありがたいことでもあるのですが、添加物によっては、
注意ポイント
- 発ガン性
- 肥満
- 免疫機能の低下
- 肝臓や腎臓の損傷
などのリスクがあがる研究データもあります。なので体にいいドレッシングを選ぶのであれば「無添加(添加物が含まれていない)」が断然おすすめです。
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原材料に書かれているものが少ない
ドレッシングの原材料を見てみると分かるのですが、市販のドレッシングにはよくわからないものがたくさん書かれていることが良くあります。
この場合は、自然由来の香料やスパイスが多く含まれているか、添加物が多く含まれているかのどちらかになります。
前者であれば問題はないのですが、ほとんどの場合添加物が多く含まれています。
自然由来の香料・スパイスがたくさん使われている場合は、商品名になっていたり、キャッチコピーで「スパイス○○種類!」といったことが書かれているので結構わかりやすいです。
基本的に少し高め
体にいいドレッシングは基本的に高めな傾向にあります。価格帯でいうと500円~以上する場合が多いでしょうか。
理由は安いドレッシングは大量生産&質の悪い油や原材料が使われているということがほとんどだからです。
他にも賞味期限を長く伸ばせるように保存料が使われていたりなど、安いドレッシングには落とし穴があります。
一方高いドレッシングは保存料などを使わない分、賞味期限が短くなりやすい傾向にあります。なので短期間で利益をだすとなると、どうしても価格が高くなりやすいのです。
もちろん安いドレッシングの中にも健康を考えられた、体にいいドレッシングはあるので、あくまで傾向として高めのドレッシングが体にいいと思っておくといいですね。
体に悪いドレッシングとは?
逆に体にいいドレッシングはここまでに説明した反対の事がそれにあたります。
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今回は体にいいドレッシングについて解説しました。
世の中にはたくさんのドレッシングがあり、どれを選んでいいかわからないという方も多いかもしれませんが、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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【監修者】M.N
福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年 健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動