「小さい頃にご飯を残してはいけない」と習った人も多いと思います。
しかしそういった教育を受けていない人もいるので、ご飯を1粒も残さない人を見ると違和感を覚える人もいます。
この記事では、ご飯を残さず食べる人を見るとイライラする原因や、ご飯を残してはいけない理由について解説していきます。
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ご飯を一粒も残さないで食べるのをみるとイライラする原因は?
ご飯を1つも残さないという人を見ると、「貧しいのかな」「意地汚いな」と思う人がいます。
イライラする原因は、以下の3つが考えられます。
- そこまで綺麗に食べるのが面倒くさい
- 貧乏くさいのが嫌
- ご飯を綺麗に食べるのが正しいという考えが嫌
ご飯は粘着性が高いので、普通に食べていたら最後のほうはどうしても米粒が残ってしまいます。
それを取るために1粒ずつ取ることになるので、その姿が少し意地汚く見えたり、貧乏くさく感じてしまいイライラしてしまうことに繋がります。
また、そもそもごはんを綺麗に食べるという考え自体理解できない。というのもイライラの原因と考えらえるでしょう。
ご飯粒を残す人を見るとイライラする人もいる
逆にご飯粒を残す人を見ると、イライラしてしまうという人がいるのも現実です。
むしろこちらの方が多いのではないかと思います。
日本ではもったいない精神や、ご飯を残さないで食べるという文化が根強いです。
そのためご飯粒を残している人を見ると、「マナーが悪いなぁ」と思ったり、「汚い食べ方だなぁ」と不快に思ってしまいます。
ご飯を一粒も残してはいけないのか
ご飯を1粒も残してはいけないのかという論争については、できればきれいに全部食べるという方が良いでしょう。
しかし無理矢理「きれいに残さず食べろ」と、相手に押し付けてしまうのはあまり良くありません。
自分の子供だったらまだしも、同世代の人に言われると、育った環境の事について批判されているような気持ちになる可能性もあるので、なるべく触れずに心の中で収めておく方が無難です。
ご飯粒を残さないというのは感謝の表れでもある
ご飯粒を残さないというのは、どちらかというと食事マナーに関係してきます。
ご飯粒に限らず、すべての食料に感謝をして食べるというのは大切なことです。
人間は動物の命や自然界の食料をいただいているので、できれば感謝を持って食事をした方が良いでしょう。
弱肉強食だから当たり前という考えではなく、強いからこそ礼節を持って食事をしましょう。
生産者のことを考えてみよう
普段食べているお米やお肉は、生産者の方たちが汗水流したうえで食べることができます。
既に出来上がっている食料を購入するだけでは、生産者の苦労を理解することは難しいかもしれません。
そういう時はなにか自分が作り上げたものが、粗末に扱われたり、捨てられたりされることを想像してみてください。
あまりいい気持ちはしないと思います。
ご飯だけでなく、絵や服、機械など、人が作り上げたものは、なんでも大切に扱うべきなのです。
あえて残す文化もある
世界にはいろんな食事文化があり、中国ではお腹いっぱいという気持ちを込めてあえて食事を残すという文化があります。
日本人からすればあまり良いイメージがわかないかもしれませんが、1つの文化として知っておくことも大切です。
中国の一部では、全部食べてしまうと相手に失礼という考えがあります。
なので食事は相手への礼節、マナーが重要だということがわかります。
日本ではどちらかというと全部きれいに食べてくれる人の方が良いイメージをもたれるので、できればきれいに食べたほうがいいですね。
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ご飯を1粒も残さず食べる人にイライラする原因や、残してはいけない理由について解説しました。
相手に強要するのはよくありませんが、できればご飯粒に限らずなんでも綺麗に食べる方が、日本では好印象に持たれやすいです。
自分一人だけであれば特に気にしなくてもいいかもしれませんが、人前ではできるだけ残さず食べることを意識してみましょう。