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【栄養士監修】ナッツの食べすぎは危険?病気のリスクや効果的に食べる方法を紹介!

栄養士監修によるナッツの食べすぎによる解説

健康へのメリットが多く、豊富な栄養素があるナッツ。

ポリポリ出した食感で、ついつい多く食べてしまう人も結構いるのではないでしょうか。

そこでナッツを食べすぎると、病気のリスクや、太らないかなど心配する人もいると思います。

このブログでは、ナッツの取りすぎによる病気のリスクや、効果的な食べ方についてご紹介します。

ナッツの事についてどこよりも詳しく説明したので、忘れたときに見返せるようにお気に入りに登録しておくことをおすすめします。

ナッツの食べすぎで起こる病気は?

3つの皿に置かれているナッツ

まずはナッツを食べすぎると起こる病気のリスクについて解説します。

結論から述べると、ナッツ食べ過ぎても、カップラーメンやお菓子等と比べて、病気へのリスクは低いです。

しかし栄養価の高い食べ物ですから、取りすぎによってエネルギー過多になってしまう事はあります。

また砂糖や塩などの調味料がついているもの、添加物が入っているものは、糖尿病や生活習慣病のリスクにもなるので、無添加のナッツ摂取することをおすすめします。

肥満

体重計

ナッツの食べ過ぎによって起こる確率が高いのは肥満です。ナッツは脂質が高いので一緒に炭水化物を大量に摂取すると、肥満になる可能性が高いです。

ただナッツに含まれる脂肪は、不飽和脂肪酸と言って脂肪になりにくい特徴があります。

しかしエネルギーであることには変わりありません。飽和脂肪酸が多く含まれている食品に比べて、太りにくい事は確かですが、過剰な摂取は脂肪へと変わりやすいので、適切な量を取ることが大切です。

おやつに最適!ナッツの驚くべき効果とは?

ミックスナッツ

ナッツが健康にいいということはなんとなく知っていても、具体的にどんな効果があるのか知らない方もいると思います。

ナッツがもたらす嬉しい効果は様々あり、ナッツの種類によっても違いがあります。種類別は後ほど説明しますが、ナッツ全般に言える効果は、

・抗酸化作用による代謝UP

・食物繊維による便秘改善

・不飽和脂肪酸による動脈硬化予防・LDLコレステロールの減少

・低GI食品による血糖値改善

といったものがあります。それぞれ簡単に説明します。

抗酸化作用による代謝UP

代謝が上がっている女性

ナッツには多くの種類のビタミンが含まれていますが、注目したいのはビタミンEです。ビタミンEは抗酸化作用が働き、血行改善に繋がります。

その結果代謝がよくなり、脂肪が燃焼しやすい身体をつくることができます。そのためダイエットをしている方のおやつにもピッタリというわけです。

食物繊維による便秘改善

ナッツは食物繊維が豊富です。

食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分なので、 便秘の予防をはじめとする整腸効果を発揮します。

いつも便の調子が悪いという方は積極的に摂取することをおすすめします。

ただしよく噛まないと、消化不良により下痢や便秘になる可能性もあるので、しっかり噛んでから飲み込むようにしましょう。

不飽和脂肪酸による動脈硬化予防・LDLコレステロールの減少

不飽和脂肪酸は、魚の脂や植物性食品に多く含まれ、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げるほか、LDLコレステロールを減らすなど、さまざまな作用があります。

逆にバターや脂肪分の多い肉に含まれている飽和脂肪酸は、摂りすぎると動脈硬化を進行させることが分かっているので、注意が必要です。

また不飽和脂肪酸は、心疾患のリスクを減らしたり、糖尿病患者の死亡リスクを低下させるなどの研究結果もでています。

健康に及ぼす効果が高いので、ナッツに限らず不飽和脂肪酸が含まれている食品は、積極的に食習慣にとりいれることをおすすめします。

低GIによる血糖値改善&太りにくい

GIは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。GI値が低いと血糖値の上昇が穏やかになります。

血糖値が急上昇すると、体はその血糖値を下げようとするため、インスリンという物質を出します。

このインスリンはブドウ糖が中性脂肪へ合成されるのを促す効果があり、そのインスリンが出るということはつまり、脂肪を作り出すということになります。

ナッツは低GI食品なので、血糖値が穏やかにあがります。そのためインスリンもでにくく、脂肪もつきにくいのです。

ナッツ別に効果を紹介!一番体にいいナッツはどれ?

ナッツといっても様々な種類があり、値段も結構高額なので、できれば一番体にいいナッツを買いたいという方も多いと思います。

ここではナッツ別の効果と適切な摂取量、一番体にいいナッツをご紹介します。

一番体にいいナッツはクルミ!

殻付きのくるみ

結論からいうと一番体にいいナッツはクルミと言えるでしょう。

クルミは他のナッツ類と比較しても、不飽和脂肪酸をたっぷりと含んでいるのが特徴です。

他にもα-リノレン酸による血液サラサラ効果やアンチエイジング効果、トリプトファンによるストレス軽減効果。

食物繊維も豊富なのでで便秘予防やダイエット効果も高いのです。

適切なくるみの一日摂取量

一日に摂取する量は7粒~10粒くらいがおすすめです。

とても食べやすいので、ついつい多く食べてしまうかもしれませんが、食べすぎには注意しましょう。

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無塩タイプで無駄な添加物が入っていないクルミです。

原産はアメリカですが、国内工場で加工しており、品質にも定評があります。

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アーモンドの効果

アーモンド

販売されているところも多く、比較的手に入れやすいアーモンド。チョコレートと一緒に加工されている商品もよく見かけますね。

ビタミンEが豊富なので抗酸化作用に優れています。他にもオレイン酸による悪玉菌抑制効果。骨粗しょう症予防効果や、食物繊維・ミネラルによる便秘予防効果などがあります。

最近注目されているのは、アーモンドをベースとしたドリンクですね。「アーモンド効果」というドリンクも非常に栄養価が高いのでとてもおすすめです。

適切なアーモンドの一日摂取量

アーモンドの適切な一日の摂取量は、15~25粒程度がおすすめです。

クルミに比べて多く摂取できるので、量を食べたいという方はアーモンドがおすすめです。

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アーモンドの商品リンク豪州産のアーモンドを素煎りしてあり、食塩・植物油不使用です。

国内で加工・パッケージしているので、比較的安心して購入できます。

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ピスタチオの効果

おつまみとしても人気があるピスタチオ。

オレイン酸やリノール酸による生活習慣病予防効果が期待できます。

他にもカリウムや食物繊維が豊富で、むくみや便秘予防にも効果があるので、女性には特におすすめです。

市販だとおつまみ用として取り扱われ、有塩のものが多いです。できるだけ無塩のものを選ぶようにしましょう。

適切なピスタチオの一日摂取量

アーモンドの適切な一日の摂取量は、25~35粒程度がおすすめです。

サイズが小さい分、他のナッツと比べて多めに摂取することができます。

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【ナッツ&ビーンズ:食塩不使用ピスタチオ】

 

ピスタチオの商品リンク無塩&ノンオイルのピスタチオとなっています。

少し値段は張りますが、リピートする方も多く人気を得ています。

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カシューナッツの効果

カシューナッツ

カシューナッツはナッツ類のなかでは脂質が少なめなのが特徴です。

体で合成できないマグネシウムやリン・亜鉛、鉄といったミネラルが豊富なのも魅力ですね。

心臓病や高血圧を予防する効果もありますし、鉄分が不足していると感じる方にはかなりおすすめなナッツとなっています。

適切なカシューナッツの一日摂取量

カシューナッツの適切な一日の摂取量は、10粒~18粒程度がおすすめです。

無塩でもほんのりと甘みがあり、ついつい食べ過ぎてしまうナッツの1つですが、食べすぎには注意しましょう。

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【Daily Nuts & Fruits:カシューナッツ】

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世界ナンバー1のカシューナッツ生産会社OLAMから直輸入されているカシューナッツです。

無塩・無添加なので、安心して食べることができます。アルミ袋で密閉できるので、保存もしやすいのが魅力です。

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マカダミアナッツの効果

マカダミアナッツ

他のナッツよりも生産量が少なく、比較的高価なマカダミアナッツ。食感ややさしい風味で人気があります。

マカダミアナッツは脂質が高く、カロリーもナッツの中ではトップクラスで高めなので、ダイエットにはあまり向いていません。

しかしその脂質も、ほとんどが不飽和脂肪酸なので、体に悪いということではないので安心できます。

効果としては肌のツヤやハリの維持が期待できますね。

適切なマカダミアナッツの一日摂取量

マカダミアナッツの一日の摂取量は、7~14粒がおすすめです。

コスパはあまりいいとは言えないので、気分転換にちょっといいナッツを買うくらいの方がおすすめですね。

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【みの屋:無塩ロースト マカダミアナッツ】

マカダミアナッツの商品リンク

まめ類の専門屋みの屋から販売されているマカダミアナッツです。

原料の選別から加工、包装、出荷まで、すべて社内で一貫作業しているので、信頼できるメーカーの1つですね。

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ピーナッツの効果

ピーナッツの商品リンク

ナッツの中では比較的安価に手に入れることができるピーナッツ。お菓子やおつまみとしても人気がありますよね。

ピーナッツは他のナッツと比べて、脂質が少なくタンパク質が高いです。

他にもビタミンE、カリウム、食物繊維などの栄養素が豊富です。

抗酸化作用や血行を良くしてくれる効果が期待できます。コスパのよいナッツなので、あまりナッツにお金をかけられないという方にもおすすめです。

また皮つきタイプがありますが、皮にはポリフェノールが含まれているので、皮つきタイプがおすすめですね。

適切なピーナッツの一日摂取量

ピーナッツの一日の摂取量は、20~30粒がおすすめです。

粒が小さく一袋に入っている量も多いので、ついつい食べ過ぎてしまいますが、注意しましょう。

また市販で売られているものは、バターや塩で味付けされているものも多いので、そちらも注意しましょう。

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【ハブタ商店:素焼き皮付きピーナッツ】

ピーナッツ

皮付きのピーナッツで栄養価が豊富です。

無塩なので、素材本来の味わいも楽しめますよ。

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※ ※ ※

健康を促進するナッツ。おやつとしては高価と感じるかもしれませんが、美容や健康を考えると、ナッツはとてもおすすめです。

いつもチョコレートやポテトチップスばかり食べている人は、ナッツに変更することで、体の変化を少しずつ感じるはずです。

このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

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