人工甘味料の1つであるアセスルファムK。
KURAKURAの管理栄養士が監修した、「人工甘味料危険度ランキング」では第5位に選ばれている人工甘味料です。
この記事では管理栄養士監修のもと、アセスルファムKの危険性や病気のリスク、よく含まれている食品などについて解説していきます。
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アセスルファムKとは?
アセスルファムKとは、正式名称をアセスルファムカリウムといい、砂糖の約200倍の甘さをもつ人工甘味料です。
日本では2000年4月に食品添加物に指定され、2008年には医薬品添加物にも指定されています。
厚生労働省に安全性に関するデータを提出して認可されているので、比較的安心度が高い人工甘味料でもあります。
しかし本当に安全なのか、危険性があるのかについてはまだはっきりとしていません。続いてその危険性についてみていきましょう。
アセスルファムKの危険性や病気のリスクは?
アセスルファムKの危険性とは、
- 発ガン性
- 免疫力低下
- 肝臓障害
といったものがあります。アセスルファムKには、プラスチックと同じ成分の塩化メチレンが含まれているため、これが発ガン性の疑いあると言われています。
そして動物実験では、リンパ球減少による免疫力低下や肝臓障害の増加もみられています。
厚生労働省が認可している人工甘味料とはいえ、まだまだ長期的な健康といった点でみるとわからないことが多いです。
作られている国によっても違いがある
アセスルファムKは基本的に輸入品となりますが、以前はドイツからの輸入がほとんどでしたが、コストの面から中国から輸入が半数を占めました。
製造工程については謎が多いので、不純物の混入や残留のチェックについても不明な部分は多いです。
アセスルファムKの原産国を記載するルールはないので、原材料を見ても確認はできません。中国では様々な食品トラブルが起きているため、正直なところ安全性が高いとは言い切れないですね。
アセスルファムKの一日摂取許容量
国立医薬品食品衛生研究所が出している、食品添加物ADIによると、アセスルファムKの一日許容摂取量は1.5mgとされています。
食品・飲料の成分量には、人工甘味料の含有量はほとんどの場合記載されていません。
ですが食品・飲料に含まれている人工甘味料は微々たるものと想定できるので、それぞれの食品・飲料の適切量を守れば問題はないでしょう。
h2>アセスルファムKがよく含まれている食品や飲料は?
アセスルファムKがよく含まれている食品・飲料としては、
- ノンアルコール飲料
- ゼロカロリー飲料
- フリスクなどのタブレット
- グミ
- プロテイン等の栄養食品
- ノンシュガーのインスタントカフェオレ等
- 糖質オフのお菓子類
といったものです。飲料系には結構含まれていることが多いです。原材料に「甘味料(アセスルファムK、スクラロース)」といった表記があるので、記載されていないかどうかチェックしてみてください。
アセスルファムKを含む人工甘味料については未だ謎が多い
アセスルファムKを含む人工甘味料ですが、実際のところ未だわからないことも多いのです。
紹介しているアセスルファムKのように比較的新しい人工甘味料に関しては、長期的な健康を考えると、まだデータの正確性は不安定です。
他の人工甘味料の中には、開発された当初は健康被害がないとされていても、30年~50年という長い年月の中で、ネガティブな研究結果が出てくるということがあります。
そのためアセスルファムKもこれからネガティブな研究結果は出てくることが十分に考えられます。
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情報を自分で取捨選択する時代ですから、何が正しいのか、何が間違っているのかを自分で判断する必要があります。
この記事の結論としては、「摂取するのはおすすめしない」となります。少しでも参考になればと思います。
動画で人工甘味料のことについて学ぼう
YouTubeでは管理栄養士の方や医者の方が、人工甘味料について説明している動画がたくさんあります。
人工甘味料全体について知っておくことは、健康にも大きくかかわってくるので、健康を気にしている方はぜひチェックしてみてください。
おすすめ動画①
おすすめ動画②
おすすめ動画③
今回は人工甘味料のアセスルファムKについてお伝えしました。
まだまだ分からないことも多いアセスルファムKですが、管理栄養士としては、アセスルファムKを含む人工甘味料の摂取はあまりおすすめしません。
アセスルファムKは糖質ではないため、栄養として吸収されません。そのため体が糖質を欲するようになるため、結局食べ過ぎにつながることも十分にあります。人工甘味料全体に言えることなので、摂取には十分注意したいですね。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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