お寿司や海鮮丼などでよく使われる「いくら」。
ぷちぷちっとした食感と、口の中に広がる旨味がクセになりますよね。
しかし「もしかして体に悪い?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は管理栄養士監修のもと、いくらが体に悪いかどうかを解説していきます。また一度は食べてみたい絶品のいくらもご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
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いくらは体に悪い?プリン体が高い低いどっち?
結論からお伝えしますと、いくら自体はそこまで体に悪いものではありません。むしろ栄養価が高く食べ方次第では健康にいい影響をもたらします。
魚卵ということもあって、プリン体が高く痛風になるのでは?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、それは嘘です。
正確なデータが取れており、いくらのプリン体含量は、100gあたり3.7mgとなっています。
「日本痛風・核酸代謝学会」の文献によれば、プリン体の1日の摂取量は400mgとされているため、いくらだけプリン体で見るのであれば10kgほどになります。
そのため痛風の原因といわれているプリン体ですが、いくらが原因で痛風になることはないでしょう。
海鮮丼は痛風のリスクが上がる
いくらは栄養価が豊富!
いくらは体に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。こちらは文部科学省の「食品成分データベース 」を参考に、いくら(100gあたりの値を記載しています。
栄養成分 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 32.6g | 65g |
炭水化物 | 0.2g | 320g |
脂質 | 15.6g | 50g |
食物繊維 | 0g | 21g |
ビタミンA | 330μg | 860μg |
ビタミンC | 6mg | 100mg |
ビタミンD | 44μg | 8.5μg |
ビタミンE | 9.1mg | 6.0mg |
カリウム | 210mg | 3000mg |
マグネシウム | 95mg | 340mg |
1つずつの説明はここでは省きますが、これらの栄養素のおかげで、
- 筋合成の効率UP
- 貧血予防
- 夜盲症の予防
などのメリットがあります。食べすぎはよくありませんが、健康的に栄養をとるためにはとてもおすすめな食品ですね。
いくらの適切量は50g~100g
いくらは大体1回の食事で50g~100g程度にしておくのがおすすめです。
いくらは脂質が高めで、厚生労働省によると1日の脂質目標量は男性で約60〜90g、女性で約45〜65gとなっています。
いくらは100gあたり15.6gの脂質を含み、他の食品の脂質量なども考えると、1回の食事では50~100g程度に抑えておくのがおすすめですね。
いくらを食べすぎるとどうなる?脂質が高いから太る?病気のリスクは?
いくらは脂質が高いので、食べすぎると、
- 肥満やメタボリックシンドローム
- 動脈硬化による狭心症や心筋梗塞
- 脳出血や脳梗塞などの脳疾患
などの病気のリスクが高まります。そのため先ほどお伝えした適切量を守ることが大切です。
ただしいくらは「不飽和脂肪酸」といって、魚や植物に含まれているような、「体に良い脂質」が豊富です。
そのためポテトチップスやカップラーメンなどの高脂質なものと比べて、体にはかなりいい方です。
ですが高脂質なことは変わりがないので、それでも摂りすぎには注意が必要でしょう。
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一度は食べてみたい!絶品のいくら
いくらが体に悪いかどうかについて知ったところで、最後に一度は食べてみたい絶品のいくらを紹介して終わりにします。
それがざこばの朝市で取り扱っている目利きいくらです。そのなかでもおすすめなのが、
こちらの白鮭いくら醤油漬けです。北海道産の白鮭からとれる最高級のいくらを、1年以上試行錯誤して作られたタレに24時間熟成させてつくられます。
値段は高いですが、その味わいは普通のいくらとは段違いの美味しさです。1度食べた人はそのおいしさに感動して、特にお正月やお盆など特別な時に注文する方が多いようですね。
またざこばの朝市では、様々な海鮮食材の取り扱いがあります。
近場のスーパーだけでは味わえないような、トップクラスの食材が豊富なので、見てみるだけでも楽しいですよ。かなりおすすめの通販サイトです!
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今回はいくらが体に悪いかどうかについてお伝えしました。
基本的には体にいいですが、食べすぎには要注意ですね。最後に紹介した最高級いくらもぜひチェックしてみてください!
今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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