健康 管理栄養士監修

11月~12月にやるべきな健康法とは?知らないと損をする豆知識を紹介【管理栄養士監修】

今年も寒さが厳しくなり、体調不良を感じる方が増えてくる時期になりました。

まだ本格的な寒さにはなっていませんが、なるべくはやくに冬でも健康でいられるための準備をしておくことで、体調不良を感じずに過ごすことができます。

今回は、11月~12月のうちにに誰もがやっておきたい簡単な健康法についてご紹介します。

この冬を健康に過ごすための方法を探している方はぜひ最後までご覧ください。

11月~12月にやるべきな健康のための準備とは?

これからどんどん寒くなっていく季節。この時期に健康のためにやるべきことは、

  1. インフルエンザの予防接種を受ける
  2. 正しい食生活
  3. 運動をする
  4. 十分な睡眠をとる
  5. 暖かい寝具を用意する
  6. こたつで寝ない

この6つです。1つずつ簡単に見ていきましょう。

1.インフルエンザの予防接種を受ける

インフルエンザの流行は、通常10月から5月まで続き、2月にピークを迎えます。

インフルエンザウイルスは変化する可能性があり、現在の株を防ぐために新しいワクチンが必要になるため、毎年インフルエンザの予防接種を受けることが重要です。

インフルエンザ予防接種は、インフルエンザを予防する最善の方法であり、高齢者、幼児、慢性疾患を持つ人など、合併症のリスクが高い人には特に重要です。

2.正しい食生活

健康的な食事はどの季節も重要ですが、冬の間は特に重要です。

野菜や果物をたくさん食べることで免疫力を高め、加工食品を避けることで健康的な体を維持することができます。

また水をたくさん飲んで水分補給をすることも大切です。

この時期は鍋がおいしくなる季節ですが、鍋は様々な栄養素を摂取できるので、かなりおすすめな食事方法ですね。

3.運動をする

運動も季節問わず重要ですが、冬は寒さが原因で血行が悪くなるくなりがちです。

定期的に運動することで、血行が良くなり体温を維持することができます。

体温が低いと体の免疫細胞の活動能力が低下するので、風邪を引きやすい体になるので、体温を温める運動はとても大切なのです。

フルに運動する時間がない場合は、短い時間でもウォーキングをすると効果的ですよ。

4.十分な睡眠をとる

睡眠も季節問わず大切にしたいことですが、冬は寒さや乾燥が原因で快適に眠れないということもあって、睡眠の質がわるくなりやすい季節です。

睡眠の質が悪くなることで免疫力が下がり、体調不良になりやすい体になります。

部屋を十分暖かくしたり、湿度調整を行って、睡眠環境を整えることがとても大切です。

手っ取り早い方法は除加湿空気清浄機を一台部屋に置いておくことです。冬の湿度管理はもちろん、夏場のジメっとしたときにも活躍するので、この1台があれば室管理は完璧です。

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5.暖かい寝具を用意する

冬はなんといっても寒さ。寒くて眠れないという方は暖かい寝具を準備するようにしましょう。

ベッドには厚手の毛布や布団を使用し、体温を保てるような工夫をすることが大切です。

足が寒くて靴下を履く方もいるかと思いますが、できるだけやめた方がいいです。体温調整がしにくくなり、血液循環が滞り、かえって冷える可能性があります。

どうしても寒い場合は湯たんぽなど、一定時間だけ温めるものを用意しておくのがおすすめです。

6.こたつで寝ない

冬の主役といっても過言ではないこたつ。ついつい暖かくて寝てしまいがちですが基本的にはNG。

仮眠程度であれば問題ありませんが、体温調整がしにくく、場合によっては脱水症状になる可能性もあります。

こたつで寝るのは気持ちがいいので、クセになってしまう方も多いかと思いますが、絶対にやめるようにしましょう。

もし自分がよくこたつで寝てしまう、家族で寝ている人がいるという場合は以下の記事もご覧ください。

こたつで寝るのを辞めさせたい!誰でも簡単にスッと出られる方法を紹介!

11月~12月の季節に注意しないといけないこと

どんどん寒くなるこの季節。健康に関してこの時期に注意しないといけないのは、

注意ポイント

  • 感染対策
  • ヒートショック
  • 血行不良

この3つです。他にもいくつかありますが、特に重要な3つをピックアップしました。

感染対策

冬場は乾燥や体温低下によって、感染しやすい時期になります。

そのためいつも以上に感染対策を行うことが大切です。

マスクの着用やのどを乾燥させないように、湿度管理やのど飴の常備などを行いましょう。

定期的な手洗いやアルコール消毒を行うことで、より効果的な感染対策を行うことができますよ。

ヒートショック

特に高齢の方が気を付けたいのがヒートショックです。お風呂など入るときに、体が冷え切っている状態で高温のお風呂に入ることで、血圧の乱高下によって、心臓に負担がかかります。

最悪の場合死に至るケースもあるので、ヒートショックには十分注意したいです。

また昨今では「サウナブーム」もあって、ヒートショックになりやすい環境が増えているのも事実です。

冬場は外の気温が夏の数倍低いので、サウナをよく利用する方も注意しましょう。

M.N
脱衣所をあらかじめ温めておく、湯船の温度を高くし過ぎないといったことで対策できますよ。

▼参考記事
ヒートショックによる死亡数

血行不良

冬場は運動する機会が減ったり、そもそも寒さが原因で血行不良になりがちです。

血行不良になることで、

  • 肩こり
  • むくみ
  • 自律神経の乱れ

といった症状を引き起こし、それが原因で睡眠の質が低下します。

そして睡眠の質が下がることで、免疫力が下がったり、ストレス耐性が弱くなったりして、体調不良に繋がります。

そのため定期的な運動や、血行促進を行えるマッサージや入浴などはとても重要なポイントになりますね。

風邪をひかない人の特徴

冬場でもまったく風邪を引かずに元気でいる方がいるかと思います。

1年に一回も風邪をひかないという方もいますが、いったいどんなことをしているのでしょうか?

風邪をまったく引かない人には、

ポイント

  • 免疫力が高い
  • 腸内環境が整っている
  • 精神的ストレスをあまり感じていない

といった特徴があります。できれば風邪をひかない体になりたいという方はぜひご覧ください。

免疫力が高い

風邪をひかない人は免疫力が高いです。一方何回も風邪をひいてしまう人は免疫力が弱まっている可能性が高いです。

免疫力が高ければ、体にウイルスが侵入してきてもブロックしますが、弱まっているとウイルスに負けてしまい風邪などを引いてしまいます。

免疫力が低下する原因は様々ありますが、

  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • ストレス
  • 腸内環境悪化

などが多いです。当てはまる方は生活の見直しを行うことで、風邪日に引きにくい体になれますよ。

▼参考記事
免疫力が高い人は風邪を引かない?!その免疫力、実は「腸」で上がる!

腸内環境が整っている

免疫細胞の7割~8割が腸内に集まっています。そのため免疫力が高い人のほとんどが腸内環境が整っていることが多いです。

日ごろからよく下痢や便秘になる、お腹が痛いという方は腸内環境が乱れている可能性が高いです。

腸内環境が乱れていると免疫力が低下するので、風邪も引きやすくなります。

腸内環境を整えるには、

ポイント

  • 発酵食品をとる
  • 暴飲暴食をしない
  • 食物繊維をよくとる
  • 3つの白い悪魔を摂らない

といったことが有効的です。1つずつ簡単にご説明します。

発酵食品をとる

腸内環境に効果的なのが発酵食品です。

発酵食品

  • 納豆
  • キムチ
  • ヨーグルト
  • チーズ
  • 味噌
  • 漬物

これらの食材を積極的に摂ることで、腸内の善玉菌が活発的になり、腸内環境を整うようになります。

健康的な多くの人がこの発酵食品をうまく摂取しています。風邪を引きたくないという方は、この発酵食品を積極的に摂るようにしましょう。

▼あわせて読みたい

【管理栄養士監修】今更聞けない!発酵食品はなぜ体にいいのか|理由や本当に正しい知識を知っておこう

暴飲暴食をしない

腸内環境が荒れている方がよくしがちなのが暴飲暴食です。11月~12月はおいしいものもたくさんが出回る季節でもあり、12月に至っては忘年会シーズンということもあって、飲み会がたくさんある方も多いのではないでしょうか。

年末という理由で暴飲暴食をすれば、確実に体調不良に繋がります。

すこしくらいいつもより贅沢するのは仕方がありませんが、過度な暴飲暴食は避けるようにしましょう。

また毎週末にしてしまっている方ももちろん注意しましょう。

食物繊維をよくとる

腸内環境を整えると聞くとこの「食物繊維」を思い浮かべる方も多いかと思います。

食物繊維は腸内環境を整える善玉菌のエサとなり、腸内環境を活発にさせる働きがあります。

他にもコレステロール値をさげたり、排便をスムーズにしたりなどいいことづくし。

発酵食品と相性がいいので、積極的にとることで腸内環境を整えることができますよ。

▼参考記事
食物繊維の働きと1日の摂取量

3つの白い悪魔を摂らない

白い悪魔とは「白ご飯」「小麦粉」「砂糖」の3つで、これらは血糖値を急上昇させ、体に大きな負荷を与えます。

その結果免疫力が下がり、風邪を引きやすい体になってしまうというわけです。

身近にあるものなのでついつい食べてしまいがちかと思いますが、なるべく摂取を避けるようにすることで、風邪を引きにくい体になりますよ。

▼あわせて読みたい

肥満と老化の原因は米砂糖小麦?絶対に避けたい「3つの白い悪魔たち」|NATS.

精神的ストレスをあまり感じていない

3つめが精神的ストレスをあまり感じていないという方は、風邪を引きにくい傾向にあります。

というのもストレスも免疫力に影響を与えることが分かっています。

「嫌な事があった」「会社や学校に行きたくない」という感情があると、免疫力が下がっていることが多く、風邪を引きやすい状態になるというわけです。

なんだか疲れを感じているという場合は、この精神的なストレスの影響があるかもしれません。

「自分は活発的だ」と思わない方は当てはまる可能性があります。原因が分かっている場合は解決策を考えて実行するようにしましょう。

まとめ

以上この冬を健康に過ごすための簡単なコツをご紹介しました。

インフルエンザの予防接種を受け、正しい食事と運動、そして十分な睡眠をとることを忘れないでください。

また暖かい寝具を用意し、こたつで寝ないようにしましょう。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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