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【管理栄養士監修】カップ麺って体に悪いって嘘?理由や体にいいカップ麺を紹介

手ごろに食べられておいしいカップラーメン。なんとなく体に悪いということは聞いたことがあるかもしれませんが、本当に体に悪いのでしょうか?中には、

「カップラーメンが体に悪いのは嘘じゃないの?」

と思う方もいるかもしれません。

そこでこの記事では管理栄養士監修のもと、カップ麺は本当に体に悪いのかどうか、また体に悪い理由や食べすぎるとどうなるかについて解説していきます。

▼管理栄養士おすすめのカップ麺

カップ麺が体に悪いは嘘?本当?

結論からお伝えしますと、カップ麺が好きな方にとっては残念かもしれませんが、カップ麺は体に悪いです。

そのためできるだけ摂取を控えることを管理栄養士としてもおすすめします。しかしやめようにもちゃんとした理由がないとやめにくい方もいるのではないでしょうか。

体に悪い理由やリスクを知ることで、より摂取を控える気持ちが高まります。ここからはその理由やリスクを紹介するので、本気で健康のことを考えたい方はこのまま読み進めてくださいね。

カップ麺はなぜ体に悪い?理由は?

カップ麺が体に悪い理由としては、

  • 小麦粉が使われている
  • 麺を油で揚げているものが多い
  • 食品添加物が多い
  • 塩分量が多い

などがあります。他にもありますが、特に重要な4つをピックアップしたので、1つずつ見ていきましょう。

▼管理栄養士おすすめのカップ麺

カップ麺が体に悪い理由①:小麦粉が使われている

カップ麺のほとんどが小麦粉を使用して作られます。この小麦粉が体に悪い理由の1つになります。

小麦粉は摂取することで血糖値を急上昇させることが分かっています。

血糖値が急上昇することで、体に大きな負荷を与えます。

それだけなく、小麦粉は腸内環境を悪化させることも分かっており、摂取することで下痢や便秘といった症状を引き起こすのです。

さらに怖いのが小麦粉には依存性があり、食べれば食べるほど食べたくなります。定期的にたこ焼きやお好み焼きなどの粉ものや、スナックやケーキなどのお菓子類を食べたくなりませんか?

それは依存症に陥ってる可能性があるので注意が必要です。

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カップ麺が体に悪い理由②:麺を油で揚げているものが多い

カップ麺は長期保存ができるように、麺を油で揚げている物が多いです。

小麦粉に加えて油が加わることで、糖質と脂質が高い食品になります。

そのため肥満の原因となり、肥満が引き起こされることで、動脈硬化などのリスクが高まります。

その結果心筋梗塞や脳卒中などの重い病気に繋がることにもなるので、体に悪いと言えるのです。

カップ麺が体に悪い理由③:食品添加物が多い

カップ麺はおいしく作るためや長期保存ができるように、旨味成分や保存料などの食品添加物が多く含まれている者が多いです。

国に認められた食品添加物が使われていますが、その認可が下りた食品添加物でも、体に害があることが示唆されています。

一部ではガンのリスクが高まるなどの報告も上がっているほどなので、摂取は慎重になる必要があるでしょう。

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カップ麺が体に悪い理由③:塩分量が多い

カップ麺は結構味が濃いものが多いですよね。それは塩分量が関係しています。塩分は大量に摂取することで高血圧を引き起こします。

高血圧になることで動脈硬化が引き起こされ、その結果脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こすのです。

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カップ麺を毎日食べるとどうなる?食べすぎはどうなる?

おいしくてついつい食べ過ぎてしまうカップ麺ですが、毎日たべたり、食べすぎると、

  • 肥満になる
  • 高血圧になる
  • 肌が荒れる

といったリスクがあります。1つずつ簡単に見ていきましょう。

肥満になる

肥満を気にしている男性

体に悪い理由のところでもお伝えしましたが、カップ麺は毎日食べたり食べすぎたりすることで、肥満になるリスクが高まります。

肥満になることは見た目以上に体内の血流等が悪くなっており、様々な病気を引き起こすリスクが高まっています。

そのため単純に見た目が悪くなると言ったリスクだけでないことを知っておきましょう。

高血圧になる

カップ麺は基本的には塩分量が高いものが多いです。

多くの塩分量を摂取することで、血圧が高まり動脈硬化のリスクが高まります。

動脈硬化が引き起こす病気は先述したとおり、脳梗塞や心筋梗塞といったものです。大病のリスクが高まるので注意が必要です。

高血圧に関してはこういった大病だけでなく、頭痛や肩こりなど軽微なものもあるので、なんとなく肩こりや頭痛を感じる方は注意しましょう。

参考記事:高血圧になるとどうなるのか

▼管理栄養士おすすめのカップ麺

肌が荒れる

カップ麺は脂質量も多い食べ物です。

肌荒れの原因は脂質量と塩分量が関係していると言われ、この量が多くなることでニキビやギトギト肌、乾燥肌といった肌荒れを引き起こします。

また塩分量が多いことで、血流が悪くなり、肌のターンオーバーも停滞するので肌トラブルの原因となるわけです。

▼管理栄養士おすすめのカップ麺

体にいいカップ麺はある?管理栄養士おすすめのカップ麺を紹介!

カップ麺が体に悪いということが十分に分かったかと思いますが、それでもたまには食べたいと思う方もいると思います。

たしかに市販で売られているカップ麺は、体に悪いものが多いですが、すこしでも健康への害を抑えようと作られたものもあります。

ここでは管理栄養士が厳選したおすすめのカップ麺を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.糖質カット ナカキヌードル

こんにゃくと大豆を使用し、低カロリー、低糖質で栄養価の高い麺です。

お湯を注いで60秒と短時間で作れるのも大きな魅力です。

醤油ラーメンや塩ラーメン、かつお風味のだし汁を使ったうどんなど、さまざまな味を楽しめるので飽きない楽しみ方もできます。

2.ミカタゴハン ライトヌードル

こんにゃく麺を使い、カロリーや糖質を押さえたカップラーメンです。

手軽に食べられるように電子レンジで2分加熱するだけなのも嬉しいポイント。

3.明星 ロカボNOODLES 野菜たっぷり 醤油

揚げずに糖質を抑えた麺は、甘みもバランスよく感じられる一品。

野菜をもたっぷり入っているので、ビタミン等の摂取もすこしではありますが可能となっています。

忙しいけど最低限の野菜は摂りたいという方におすすめです。


今回はカップ麺が体に悪い理由は、毎日食べることのリスク、おすすめのカップ麺についてご紹介しました。

できればカップ麺の摂取量は控えるべきですが、たまになら大きな問題はありません。

健康のことを考えるのであれば、摂取量を控えたり、最後に紹介したカップ麺を取り入れてみましょう。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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