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【管理栄養士監修】納豆が体にいい理由とは?5つの驚くべき健康効果を紹介

納豆は大豆を発酵させて作る日本の料理ですが、その健康効果から欧米でも人気が高まっています。

今回は管理栄養士監修のもと納豆の驚くべき5つの健康効果についてご紹介します。

納豆がどのように健康にいい影響がでるのか気になる方は、ぜひ読んでみてください。

【監修者】M.N

福井県出身の管理栄養士。
論文や企業から学んだ正しい知識を、誠心誠意をもって情報発信。
過去に書いた記事は300本以上。大手メディアにも掲載多数。
【経歴・実績】
2016年  健康栄養学科の大学を卒業・管理栄養士を取得
2016~年 大手食品会社勤務 主に商品開発に携わる
2021~年 健康に関する情報発信・Webライターとして活動

納豆の驚くべき5つの健康効果

健康にいいとされる納豆。しかし実際なんで体にいいのかわかっていない方も多いかと思います。

ここでは納豆の代表的な健康効果を紹介していきます。

M.N
読むと今すぐ納豆を食べたくなるかもしれません!

納豆は心臓病のリスクを軽減する

納豆は心臓の健康を改善することがでる様々な栄養素を含んでいます。

納豆は動脈硬化による心筋梗塞などの原因とされるコレステロール値を下げることができます。

また心臓病のリスクを下げることが知られているマグネシウムも豊富なのです。

M.N
コレステロールが高いと様々な健康被害がでるので注意ですよ。

納豆は死亡リスクを軽減する

納豆は数多くの研究がされており、様々なデータがあります。

その中の1つにあるのが「エネルギーに対する植物性タンパク質の割合が多いほど、総死亡・循環器疾患死亡リスクが低い」というものです。

大豆は植物性たんぱく質であり、発酵による影響があるという可能性が示されています。

M.N
日本人は世界的にみても長寿国ですが、この納豆も1つの要因かもしれません。

▼参考記事

「納豆を多く食べる人」は死亡リスクが低下:国立がん研究センター

納豆は免疫力を高める

納豆は免疫力を高める効果があります。納豆はビタミンB群が豊富に含まれています。

特に注目なのはビタミンB2。B2は皮膚や粘膜の状態を維持するのに必要な栄養素です。

皮膚や粘膜は体の中に病原体を入れないようする役割を果たし、これが正常に保たれることで、免疫力向上につながるわけですね。

M.N
納豆は体内の善玉菌を増やすので、風邪などの感染症対策にもなりますよ。

納豆は腸内環境を整える

代謝が上がっている女性

納豆は食物繊維が豊富なので、腸内環境を整える効果があります。

そして納豆に含まれる納豆菌は、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌を増やします。

善玉菌は食物繊維をエサとして活動的になるので、納豆は腸内環境を整えるにはかなり効果的なのです。

M.N
お通じ改善などは女性も嬉しいメリットかと思います。

納豆は高エネルギー食品

納豆は高たんぱく質食品です。たんぱく質は髪や肌の調子を整える効果や、筋肉を作るのに必要不可欠な栄養素です。

また納豆は赤血球の生成に必要な鉄分も含まれています。

鉄分は全身に酸素を運搬する働きがあり、全身に酸素が回ることで学習能力や記憶力の向上、運動能力の向上に繋がります。

納豆は体をつくるためのエネルギーが豊富なので、毎日でも取り入れたい食品というわけですね。

M.N
筋肉づくりは男性にとっても嬉しいですよね。男女問わず撮りたい食品です!

納豆を毎日食べるとどうなる?リスクはある?

体にいいとされる納豆ですが毎日食べても大丈夫?と悩む方もいるかと思います。

いずれにせよ長所と短所を知っておくことは健康においても大切なことです。

ここからは納豆を毎日たべることのメリット・デメリットを解説していきます。

納豆を毎日食べることのリスク

納豆にはナットウキナーゼという納豆菌に含まれている酵素があり、血液をサラサラにする作用があります。

それはメリットなのですが、もし血液をサラサラにする薬(ワーファリン)を服用している場合、納豆を食べると出血のリスクが高まる可能性があります。

毎日食べるというよりは、1回でもリスクが高いので注意が必要です。

毎日食べることのリスクとしては、ほとんどありません。むしろ毎日とった方が良いとされています。

注意したいのは食べすぎ・摂りすぎです。醤油を垂らしたり、キムチを混ぜて食べる場合は塩分過多になることがあります。

また発酵食遺品の摂りすぎによって、逆に腸へ負荷がかかり、便秘や下痢にあることもあるので、1日1パック程度に抑えておきましょう。

▼参考記事

くすりの話 納豆食べちゃダメ?(飲食と薬の飲み合わせ)

納豆を効果的に食べる方法は?

納豆は様々な効果が期待できる食品です。ですがさらに効果的な摂り方をすることで、さらなる健康増進につなげることができます。

方法としては、

  • ご飯と一緒に食べる
  • 味噌汁や漬物などの発酵食品と摂る
  • ショウガやにんにくを加える
  • ネギを入れる

ご飯と一緒に食べる

ご飯には炭水化物が多く含まれており、ご飯と一緒に納豆を食べることで納豆の栄養素をより体に吸収しやすくなります。

ただしごはんは太りやすい食べ物でもあるので、本格的に健康を意識するのであれば、オートミールと一緒に食べるのがおすすめですね。

味噌汁や漬物などの発酵食品と摂る

納豆と同じ発酵食品も一緒に摂ることで、腸内環境を整える力がさらに増します。

キムチなどのお漬物や、味噌汁、チーズなど相性がいいものはたくさんあるので、積極的に摂取しましょう。

▼あわせて読みたい

毎日キムチ納豆を食べた人の驚きの末路とは?ダイエットに効果的なレシピやアレンジを紹介【管理栄養士監修】

【管理栄養士監修】キムチって体に悪い?血圧や肌への悪影響・リスクについて紹介

ショウガやにんにく・ネギを加える

納豆と一緒にショウガやにんにくなどの薬味を入れると、消化効率を上げたり、免疫力が向上するといったメリットがあります。

味変にもなるので、毎日同じ食べ方に飽きてる方にもおすすめです。

体にいいものを知りたい方におすすめの記事

最後に健康を意識しているあなたにおすすめの記事をご紹介!この記事に関係するものをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。


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今回は納豆が体にいい理由や効果的に摂取する方法について解説しました。

納豆はとても体にいいので、管理栄養士としても積極的に摂取することをおすすめします。

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。最後までご覧いただきありがとうございました。

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